ヤスケンすげ~~~~!!
放送禁止用語叫びまくり!
木野花さんすげ~~~~!!
覗き見する母強烈!息子を愛する母、まさに怪演!
フィリピンの女優さん、ナッツ・シトイさんも素晴らしかった。
嫁不足の田舎の国際結婚、夫婦の愛情、母性、家族の問題、性描写と暴力。そして差別。
凄かった、圧倒されまくりでした。観終わった後、数日考えました。
衝撃作だったあの「ヒメアノ~ル」を上回る狂気、吉田監督の最高傑作じゃないんですかね。
吉田監督って見たくないところをぐいぐい見せて突きつけて面白がって来る。
狂ってる(褒めてます)
地獄絵図なのになんかおかしくて悲しくて愛しい。
これでもかってくらい重くて苦しいのに、俳優さんたちの力演で目がそらせない。
金で出会った妻だけれど、岩夫はアイリーンを愛した。
ピュアに命がけに愛した結果なんだと思うよ。
不憫な子だよ、最後はぶっ壊れちゃったよね、自分が犯した罪を背負っていったんだ。
子を偏愛する強烈な母も、新婚旅行で夫との初々しい思い出がよぎる。
あぁこの母もかつては人だった、自分が産み落とした子を愛するあまり鬼畜と化したこの人も。
誰にでも(私にも)きっとあの母のようになる素養はあるんだとも思う。
母の最期が壮絶で胸が痛かった。
すごい褒めてますけど、観る人を選ぶと思うので猛毒注意の作品。ご注意を☆
愛しのアイリーン 2018年 ☆☆☆☆☆
監督:吉田恵輔
出演:安田顕、ナッツ・シトイ、伊勢谷友介、木野花
岩男(安田顕)がアイリーン(ナッツ・シトイ)を連れて久しぶりに故郷の村に帰省すると、死んだことを知らずにいた父親の葬儀が執り行われていた。42歳になるまで恋愛とは無縁だった彼がフィリピンから連れてきた妻は、参列者の動揺をよそに夫について回る。すると彼らの前に、喪服姿でライフルを抱えた岩男の母親(木野花)が現れる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます