珍しく夫が観たいと言うので二人で鑑賞してきました。
全くの事前情報なしで行った夫曰く、、、「感動した」
こんな展開になるとは想像もしてなかったので、後半はかなり引き込まれた、そうです。
激動の満州パートでしたね。
時代背景からもっと重苦しいのかと思っていたら、
料理を通して心を通わせる人たちが仲良くて楽しくて。
満州の時代を描きながらあんなに爽やかなのは珍しくないですかね。
だから余計に結末が悲しかった。
激動の過去を振り返る現代パートをニノが押さえた芝居で好演してました。
中国人の若い頃の楊さんを演じた人、あまりに上手なので中国の方かと思ったら、
なんと日本の俳優さんで驚きました。
ただ、、現代パートの火事のくだりは、
あまりドラマチックにしないほうがもっと感動した気がするんですよね。
でもそれを差し引いても余りある、とてもうまく作られた良い作品だなぁ。
ラストのニノの台詞はいろんな意味を含んでて深いね。
エンドロールの映像が料理が時代を超えて繋がってるんだと教えてくれて、気持ちよく観終わることができました。
ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~ 2017年
監督:滝田洋二郎
出演:二宮和也、西島秀俊、綾野剛、宮崎あおい、西畑大吾、兼松若人
佐々木充(二宮和也)は、「最期の料理人」として顧客の「人生最後に食べたい料理」を創作して収入を得ていた。絶対味覚を持つ天才でありながらも、彼は料理への熱い思いを忘れかけていた。そんな折、彼のもとにかつて天皇陛下の料理番だった山形直太朗(西島秀俊)が作り上げたという、“大日本帝国食菜全席”のレシピを再現する仕事が舞い込む。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます