ハーモニー 心をつなぐ歌(原題:하모니) 2009年
監督:カン・デギュ
出演:キム・ユンジン、ナ・ムニ、カン・イェウォン、イ・ダヒ、チャン・ヨンナム
![ハーモニー](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f1/07723e011cfe798d6775277ce33f7dc9.jpg)
観てきた友達の感想もそうだし、いろんなレビューを読んでもそうなんだけど
感激してあんなに泣いた映画は久々だってけっこう絶賛されてるんですよね
確かに私も泣けました、さすがに最後は泣くでしょ、、
でも今一つ、没頭できなまま終わっちゃった感じです
理由はひとつ、刑務所の雰囲気があまりにも明るく自由で、単に楽しい共同生活をしてるみたいで不思議なんですよ
かと思うと、コンサートのために久々に塀からでた彼女たちが濡れ衣の罪を疑われたときに人前で平気で服を脱がされたり、、(男性警官がたくさんいる場所だし、あそこは囲われた空間じゃないよね)、いったい人権があるのかないのか極端で
濡れ衣を着せられた彼女たちに同情する前にこういうことが起きるのかって思っちゃうの
それでもやっぱり終盤の展開は泣けました
泣かせる映画ってうたい文句でわかってるのに泣けるって、それは凄いことだよなぁ
後で調べてみたら韓国では死刑囚が一般の受刑者と一緒に生活して更正プログラムを受けることもあるそうです、そして刑務所の中の生活も厳しく管理されたものではないらしい
ということは、私が感じた違和感は国の違いによるあくまでも感覚の違いだったのね
って、なんか映画の感想なんだかなんだか(笑)
さらに調べたら、日本の場合は戸籍上の出生地を刑務所の住所にしないために塀の外で出産するそうです、そして満一歳になるまで母子二人で刑務所で生活できるけど、かなりの確率で一歳前に施設に引き取られるそうです、乳児院から児童養護施設に移り中学卒業と同時に社会にでます、国の保護は義務教育終了まで
そんな記事を読んでたら、韓国って養子縁組が日本よりも多いのかなぁ
教師夫婦に引き取られたミヌがすくすくと育っていることが嬉しくて
そう思うと、人権があるのかないのか、、なんて呟いてる私の突っ込みなんでどうてもよくて
全力で我が子を守り産み、1歳半まで全力で愛して、息子の将来のために手放したジョンへの愛情が素晴らしいと思えてくる
映画観てる時よりも、観終わってあれこれ考えてからいい映画だよなぁと感じたのでした
(私って優しくないオンナなのかしらん、、苦笑)
それにしてもミヌの子役ちゃん、1歳前後だから演技ではないんだろうけど
あの笑顔はたまらなくかわいかったです、天才的可愛らしさでした☆
韓国・チョンジュ女子刑務所。お腹の子供を夫の暴力から守るために殺人を犯し、服役中のジョンへ(キム・ユンジン)は獄中で息子ミヌを出産。だが生後18ヶ月のみ養育を許されている現行法により、ミヌを育てられるのはあと半年であった。身寄りのないジョンへは、子供を養子に出すことを決意。元クラブ歌手のファジャ(チョン・スヨン)、元プロレスラーのヨンシル(パク・ジュンミョン)、死刑囚のムノク(ナ・ムニ)たち在監者やコン監守(イ・ダヒ)の温かな目に見守られながら、ジョンへは息子へ最大限の愛情を注いでいた。そんなある日、慰問に来た合唱団の歌声に感銘を受けたジョンへは、自分たちも合唱団を結成しようと思い立つ。
監督:カン・デギュ
出演:キム・ユンジン、ナ・ムニ、カン・イェウォン、イ・ダヒ、チャン・ヨンナム
![ハーモニー](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/f1/07723e011cfe798d6775277ce33f7dc9.jpg)
観てきた友達の感想もそうだし、いろんなレビューを読んでもそうなんだけど
感激してあんなに泣いた映画は久々だってけっこう絶賛されてるんですよね
確かに私も泣けました、さすがに最後は泣くでしょ、、
でも今一つ、没頭できなまま終わっちゃった感じです
理由はひとつ、刑務所の雰囲気があまりにも明るく自由で、単に楽しい共同生活をしてるみたいで不思議なんですよ
かと思うと、コンサートのために久々に塀からでた彼女たちが濡れ衣の罪を疑われたときに人前で平気で服を脱がされたり、、(男性警官がたくさんいる場所だし、あそこは囲われた空間じゃないよね)、いったい人権があるのかないのか極端で
濡れ衣を着せられた彼女たちに同情する前にこういうことが起きるのかって思っちゃうの
それでもやっぱり終盤の展開は泣けました
泣かせる映画ってうたい文句でわかってるのに泣けるって、それは凄いことだよなぁ
後で調べてみたら韓国では死刑囚が一般の受刑者と一緒に生活して更正プログラムを受けることもあるそうです、そして刑務所の中の生活も厳しく管理されたものではないらしい
ということは、私が感じた違和感は国の違いによるあくまでも感覚の違いだったのね
って、なんか映画の感想なんだかなんだか(笑)
さらに調べたら、日本の場合は戸籍上の出生地を刑務所の住所にしないために塀の外で出産するそうです、そして満一歳になるまで母子二人で刑務所で生活できるけど、かなりの確率で一歳前に施設に引き取られるそうです、乳児院から児童養護施設に移り中学卒業と同時に社会にでます、国の保護は義務教育終了まで
そんな記事を読んでたら、韓国って養子縁組が日本よりも多いのかなぁ
教師夫婦に引き取られたミヌがすくすくと育っていることが嬉しくて
そう思うと、人権があるのかないのか、、なんて呟いてる私の突っ込みなんでどうてもよくて
全力で我が子を守り産み、1歳半まで全力で愛して、息子の将来のために手放したジョンへの愛情が素晴らしいと思えてくる
映画観てる時よりも、観終わってあれこれ考えてからいい映画だよなぁと感じたのでした
(私って優しくないオンナなのかしらん、、苦笑)
それにしてもミヌの子役ちゃん、1歳前後だから演技ではないんだろうけど
あの笑顔はたまらなくかわいかったです、天才的可愛らしさでした☆
韓国・チョンジュ女子刑務所。お腹の子供を夫の暴力から守るために殺人を犯し、服役中のジョンへ(キム・ユンジン)は獄中で息子ミヌを出産。だが生後18ヶ月のみ養育を許されている現行法により、ミヌを育てられるのはあと半年であった。身寄りのないジョンへは、子供を養子に出すことを決意。元クラブ歌手のファジャ(チョン・スヨン)、元プロレスラーのヨンシル(パク・ジュンミョン)、死刑囚のムノク(ナ・ムニ)たち在監者やコン監守(イ・ダヒ)の温かな目に見守られながら、ジョンへは息子へ最大限の愛情を注いでいた。そんなある日、慰問に来た合唱団の歌声に感銘を受けたジョンへは、自分たちも合唱団を結成しようと思い立つ。
わかります~
私も韓国映画で最初に観たのがたぶん「シュリ」で
ハンソッキュが出てたのは知ってたけど、他の人はわからないまま観てました
今見ると凄い人がたくさん出てるなぁって驚きました
最後にファン・ジョンミンがチラって出るんですよね
あんな風にチラッとミョンミンさんが出てくると楽しいんですけどね(笑)
キム・ユンジンさんはアメリカで活躍されてますけど
この映画の前に映画『セブンデイズ』(2007年)にも出演してなかなかのスマッシュヒットしましたよ~☆
ここに書かせていただいて良いものかわからなかったんですが。
やっと気付いたんですが・・・
え~~~!!
キム・ユンジンって、「シュリ」のキム・ユンジン!????
びっくりで~~~す
同一人物だって全然気づきもしなかったんです(わっ!!)
彼女は確かアメリカで俳優として活躍してる方だと何かで読みましたが
この作品は久しぶりなんですか?韓国の作品としては。
わーびっくりしました~!!
シュリはあまりにも(韓国映画見始めの)最初に見たので
ただただ衝撃だったけれどよく覚えてなかったんです。
今、るぴなすさんの書かれた「シュリ」の部分、読ませていただいたら
え~?このヒトも出てたっけ?あの人も??わー豪華!
・・・・・・・・・。
(全然おぼえてない!もったいない!)
顔をあらって(?)出直して・・アニ、もう一度見てきますっ!!
いろんなことをこの映画で考えたんですね~
日本の刑務所での暮らしってもう少し殺伐としてるというか
規則正しく生活し、ひたすら自己と向き合って静かに暮すイメージだったので
すごく人間的というか人情味のある毎日だったのでびっくりしちゃったんですよね
韓国らしいっていうのかなぁ
でも間違いなく罪人としての辛い現実はあるわけで
そのへんの表現の仕方はさすがに上手いなぁって思いました
ナ・ムニさんは本当に韓国のオモニですね
彼女がいるだけで、どんな役であってもその映画が落ち着いた名作に感じられます
キム・ユンジンにナ・ムニですからね
役者が揃ってる映画でしたね~♪
泣いた泣いた~
そして、いろいろ考えさせられました。
受刑者、ってひと口に言っても、その一人ひとりの心のなかには、
誰かを守るために、そうせざるを得なかったり(罪を犯すこと)
理由は一つ一つ、みんなあるんだ、などということはあまりこれまで考えたことがなかった・・。
社会的弱者としての、女性の立場も、本当に考えさせらました。
「鳥肌」もそうでしたがDVの犠牲者となる女性の描かれ方は本当に
痛いです。その中で子供を守ったジョンへ。
この人は何も悪いことはしていない・・正当防衛であるわけですから。
境遇は違うけどクムジャさんを思い出しました。
よく、そんな偶然があるんですけど
先日、何の気なしに『親切なクムジャさん』と
キム・ギドク監督の『ブレス』を2枚一緒にレンタル。
あとで考えてみたら両方とも刑務所の映画だった。
その2つで見た刑務所の殺伐とした様子と、
この「ハーモニー」に出てくる『楽しそうな』刑務所が、ものすごく
違っていたので、最初は、刑務所じゃなくて、
模範囚だけが入れる更生施設??とか思っていました。
受刑者が、家族に電話するシーンでも『あ、こういうこともあるのだ』と。
もう一つは、この人たちは(まだ刑を終えてはいなくても)罪を償ってきている人たちであるけれども、やはり、社会の目は『罪人』を見る色眼鏡をかけたままだというまぎれもない現実。指輪のシーンで。
1歳半まで精一杯全力で愛した我が子を、手放さなきゃならない
シーンは、
泣くというよりも、もう想像さえできなくて、
ただ呆然としてしまって見たような気がします。
しかしその子が4歳になった姿を見られてて、そしてその子がちゃんと、愛されて育っていることが良く分かって、
ジョンへはうれしかっただろう。。 しかし、せつな過ぎた~~
監守と受刑者がこのように、情がわき、心が繋がってしまうと
言うのは、きっと人間なら現実にあるんだろな。。
監守が受刑者のことを『オンニ』とか『ソンセンニム』と呼んで。。
昔見た、トム・ハンクスの「グリーンマイル」(スティーブン・キング原作)を思い出しました。
そこでも、実は全く無実であると分かっている、心から尊敬できる受刑者を死刑台に向かわせなければならない
監守の苦悩が書かれていました。
ナ・ムニさんはやっぱり、すばらしいな~~
大好きな女優さんです。
この映画のもう一人の主役ですね。
刑務所と言う名の『家』で暮らしているみんなにとって、
彼女が心の「オモニ」だったんですよね。
息子と娘が、ムニさん(母)にクンジョル(お辞儀)をして
敬意を表すシーンはぐっと来ました。
受刑者であっても、
そこに至るまでの過程で、いろんな人生があるんだな。
そして人権も、きちんと守られるべきなんだな。
今まであまり考えたことがなかった・・
そんなことを、考えた映画でした。
いいな~放心状態^^
みんなが感動して泣いたー!って言ってるのにそうでもないって
なんかすっごく損した気分なんですよね
だいたいいつも率先して号泣するタイプなのに(笑)
tamapiさんの場合、泣いているうちに終わったのでもう一回観て再確認なのね
ぷぷぷ、、私の場合、問題点が解決したのでもう一回観てじっくり泣きたいと思います(#^.^#)
未だに「パサ」に夢中な私でごじゃいますが
「ハーモニー」にも食いつきました。欲張り♪
この映画お付き合いで観たのだけれど
るぴなすさんの言うとおり「泣ける」と謳っている映画ってね~。
なんて思って観たら、、ありゃありゃ大変!!
かなり序盤でもう涙。。
手放さなくてはいけないとわかっているのに(観客も)
心からの愛情を子供に与えているオンマと可愛い赤ちゃん。。
どこかコミカルな生活にクスッと笑うと同時にジワッと涙が溢れる感じ
・・これは題材が・・泣かずにいられないじゃん。。という感じで
モーニングショーで観たのでランチの時には放心状態。。
その後も朝から泣いた疲労感で何もする気が起きなかったです。
るぴなすさんのハテナ?も分かります~♪
問題児の集まる全寮制の女子高のようなノリ♪
あの明るさが現実との差をより深めていたように感じました。
女子刑務所はやむにやまれず罪を犯してしまった
不遇な女性が多くて皆それぞれ家族もいて
この親子に癒され、助けながら自分の家族を思う。。
女性特有の感情がうまく出されていたと思いました。
そして、私の大好きなナ・ムニさん[絵文字:i-176]が
この映画のサプライズだったように思えます。
私の場合、泣いてるうちに映画終わったので、
DVD出たらちゃんと観たい。。
泣かせすぎる映画も、、考えようだな。。
と、クールに考えた映画でした(さんざん泣いておいて!!)