きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

海賊とよばれた男

2017年02月20日 | 日本


観ようかどうしようか迷ってて、ギリギリ近所の映画館の最終上映日に観てきました。
間に合ったわ 岡田くんっ!観たよ~~(笑)

石油時代を予見して日本の経済復興に大きな力になった
出光興産創始者の話であることは理解するとして、
それが映画作品として成り立つのかっていうね。
そこがギリギリまで観に行こうか迷った理由でもあるんだけど、
結果として面白かった。

国岡鐵造の20代から90才過ぎまでを描くから、まー長い長い。
時代背景も行ったり来たりするので迷う部分もあったし、
波乱万丈な人生を2時間25分にまとめるわけですからね、そりゃ大変ですよ。

「船出せ~~~~」の場面が印象的でした。

岡田君はほとんどメイクで老け顔を作って演じているわけで、
36才の彼が演じるのは効率が悪い気がするけど、
「船出せ~~」の時代を一番ハツラツを演じられる年代の彼であるってことが必要だったのかもって気がした。




私個人的には、こんな人がトップにいる会社で働けたら幸せだと思いつつ、
でも、今こういう会社があったとして、
仕事がハードすぎて社員がついていけないでしょ。
同じ日本なのに、時代背景があまりに違い過ぎてて面白い。

仕事=自国の復興

そういう思いで働いていた当時の人と、
今と、
どっちが幸せなんですかね。

役者陣が贅沢に勢ぞろいしてます。
國村隼さんの、いやらしいけど最後はちょっと気持ちが寄ってくれてそうな感じが好きでしたね。

基本、物語的に男しか必要のないキャストなわけで、
唯一の女優さんの綾瀬はるかさんは確かに絵的に必要でしたわ。
男ばかりじゃ疲れるもん。
でもストーリ的にはほとんど絡まない役で(こっそり身を引く役で)
結局、そういう時代だったってことなのねぇ。




海賊とよばれた男  2016年 
監督:山崎貴
出演:岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、ピエール瀧、鈴木亮平、
國村隼、小林薫、綾瀬はるか

敗戦後の1945年、東京。石油会社・国岡商店を率いる国岡鐡造(岡田准一)は、日本人としての誇りを持ち復興に向け突き進もうと従業員を激励する。戦後の混乱期にもかかわらず誰も解雇せず、独自の経営哲学と行動力で事業を広げていく。やがて欧米の石油メジャーも国岡を警戒し、その強大な包囲網により同社の石油輸入ルートは全て封鎖されてしまう。


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