ハリソン君の素晴らしいブログZ

新旧の刑事ドラマを中心に素晴らしい作品をご紹介する、実に素晴らしいブログです。

『小池里奈/ Rina & lip 』―1

2019-03-25 12:00:02 | 写真集&イメージビデオ









 
2015年にリリースされた、グラビアアイドル・小池里奈さん当時21歳のイメージビデオです。

CATVでたまたまこれを観て、私は里奈さんのファンになりました。以前から可愛いと思ってたし、映画『赤×ピンク』でも実は一番彼女に目を惹かれてたんだけど、ロリコン認定されたくなくて黙ってましたw(ロリータな役だったので)

私の元祖オナペットは石野真子さんでしたから、ルックスの好みは変わってないと思います。要はキツネ顔よりタヌキ顔ですよね。ボディーもまた素晴らしく、細めの上半身とややアンバランスとも言える、しっかりした下半身が実にエロチックです。(と私は思う)

撮影スタッフもそれをよく理解し、オッパイよりもお尻にこだわった演出で、大変ありがたいですw

そして小池里奈さんも、自分の見せ方を完璧に理解し、尚且つ被写体になることを楽しんでおられる感じも伝わって来て、まさに天性のグラビアアイドルと言えましょう。

この『Rina&lip (リナトリップ)』はもともと写真集撮影の裏側を追うメイキングとして撮られたものらしく、イメージビデオとしては物足りないってことでファンには「手抜きだ」「詐欺だ」「乳首だ」と酷評されてるみたいだけど、動く写真集みたいな作り物の映像を延々と見せられるより、こういうオフショット満載の方がアイドルの素顔がよく分かって断然面白いと私は思います。

中でも、ホテルの部屋で彼女がすっぴん(文字通り素顔)のまま自撮りした映像は、昔からのファンはもしかしたら見慣れてるのかも知れないけど、これに勝るファンサービスは他に無いと思いますよ。あんなこと多部未華子さんは絶対やってくれませんからw

その自撮りによる独白の中で、里奈さんは10年もこの仕事をやって来て「次に何をすればいいか分からなくなって来た」みたいな発言もされてるんですよね。それを踏まえた上で「今回はありのままを見せたい」とも言っておられる。

つまり、オフショット中心の構成は里奈さんご自身の希望なのかも知れず、それをボロカスに言うのはファンとしてあまりに浅はかじゃないの?って、にわかファンの私は思うワケです。

そんなことにも気づかないファンたちに脱ぐことばかり期待されたら、そりゃ里奈さんだって行き詰まっちゃいます。その後しばらく芸能界と距離を置いておられたのは、もしかしたらファン(の一部ネット民)たちのせいじゃないですか?

2019年2月に週刊プレイボーイ誌でグラビア復帰されたようで、どうせネット民は意地悪な批判を書き込むだろうけど、そんなバカどもの虚言はいっさい無視して、里奈さんにはまた笑顔で、我が道を歩んで頂きたいです。陰ながら応援してます。
 
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『太陽にほえろ!』#069

2019-03-25 00:00:15 | 刑事ドラマ'70年代









 
☆第69話『初恋への殺意』

(1973.11.9.OA/脚本=鎌田敏夫/監督=児玉 進)

残酷大将=鎌田敏夫さんの恐怖劇場が冒頭から炸裂するエピソードです。

真っ暗な部屋で、男が女をナイフで刺し殺す光景(の写真)がスライド上映され、それを上品な和服姿の女が、泥酔して朦朧となってる少女に無理やり見せている!

しかも、画像では判りにくいですが、少女は両眼を粘着テープで(瞬き出来ないように)固定されている!

「さぁ、見るのよ。あんたのお父さんが、お母さんを刺し殺す姿を!」

女は、総理大臣候補とも言われる有名政治家=森岡(家弓家正)の妻=悦子(稲垣光穂子)で、少女は森岡の浮気相手の娘=京子(沢まき子)。

悦子は書生の福富(松宮五郎)と共謀して京子の母を殺し、それを父親の犯行だと思い込ませる為に、京子を洗脳してるワケです。

現在では(恐らくオウム事件以降)地上波じゃNGなネタかと思われます。それ以前に、ビジュアルがいくら何でも怖すぎますw

悦子の計画通り、京子は「お母さんはお父さんに殺された」と証言し、父親の溺死体が遠く離れた故郷の海で発見され、地元警察は罪悪感による自殺として処理しちゃう。

それを我らが鬼刑事=山さん(露口 茂)が、驚異的な洞察力と執念の捜査で覆し、真相を暴いて行きます。

第49話『そのとき時計は止まった』では、事件の鍵を握る若い家政婦(川口 晶)の孤独な生い立ちに、自分自身の影を見た山さん。そして今回の山さんは、実際に母親を父親に殺された中学時代のクラスメート女子の面影を、京子に見たのでした。

それは山さんの初恋だったワケですが、何もしてあげられないまま、彼女は自殺してしまった。その悔やんでも悔やみきれない想いが、山さんを執念の捜査へと駆り立てたワケです。

一方、真犯人である悦子は、あくまでも夫=森岡をスキャンダルから守る為に浮気相手(京子の母親)を殺したと言うんだけど、本当の動機は別の所にあるんですね。

京子の母親は、実は森岡の初恋の相手だった。野心と打算しか無い政治の世界で、森岡はかつてのピュアな想いに癒しを求めたワケです。

妻の悦子は、それが許せなかった。自分では絶対に与えられないものを持ってる、京子の母親が憎くてたまらなかったんでしょう。

だから、これは「初恋への殺意」なんですよね。

京子を好演した沢まき子さんは、当時18歳。歌手としてスポ根ドラマ『決めろ!フィニッシュ』の主題歌などをリリースされてますが、芸能活動が短かったのか、詳しいプロフィールが見当たりません。

清楚な容貌の裏に潜む残忍さを見事に表現された、悦子役の稲垣光穂子さんは’50年代から息長く活躍された女優さんで、後に自ら劇団を主宰、現在は会社社長を務めておられます。
 
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