自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

黒松内ウォーターアドベンチャー3日目最終日

2022年08月18日 16時11分19秒 | 子ども向け主催事業

夏休み期間中のキャンプの大トリをつとめた、ウォーターアドベンチャーの名にふさわしい(!?)3日間のキャンプが無事に終了しました!

今日も今日とて、おかわり海あそび!
昨日と同じ漁港ですが、昨日よりもだいぶ一昨日の大雨の影響も減り、
そして波も穏やかだったので昨日は行けなかった堤防の向こう側、そしてさらに奥まで飛んで泳いでの冒険。

ギリギリまで水とたわむれていたみんなの今日様子はコチラから👇

今日はみんなゆっくりめの起床。おきたら、それぞれすることを済ませて、朝仕事へ。

コケコのお散歩と畑のトマト&きゅうりの収穫。
トマトもキュウリも大漁!草にうもれているきゅうりを探し出すミッション。ジュゴン?銃?のような形に育ったおもしろキュウリもありました。
外部隊はそのまま海へ行く道具の準備。

 

  

キッチン部隊は、朝のサンドイッチの具材を切ったり、ヨーグルトにフルーツを加えたり。

  

みんな揃って、順々に焼いていきます。

今日はみんなホットサンドに。
「食パンて焼くとこんなにおいしいものになるのか!」と喜んでいた人も。

 

 

ご飯を食べたら、早速着替えて海の格好に。コケコまで準備完了!?

解散までの限られた時間、たっぷりあそぶぞー!
ついたら早速、飛び込みー!
からの、さむいーーー!!
今日は昨日大活躍だった太陽パワーがほぼ無いので、気温が昨日よりも低い!

のですが、慣れさえすれば、水は思ったほど冷たくない感じ。(昨日よりは冷たいですが!!)
飛び込めー!!と飛び込んでいるうちに、穏やかな波に誘われて、昨日いけなかった堤防の向こうへ。
SUP隊も進みます。

 

 

 

   

飛び込んで、大きな割れ目をわたって、離島チックな場所に到達。
高学年チームは、飛び込む場所も自分で深さを気にして飛び込んだり、岩場も気をつけながら、
するすると進んでいきます。
岩の向こう側にでて、風が当たるようになったのを感じて引き返すことに。

  

 

    

帰りも、ヒトデをとったら食事中だったようで胃袋が観察できたり、
ジャンプしていったり、泳いでいったり…

  

スタート地点まで戻ってきたら、最後の飛び込みタイム!

シンプルにとんだり、劇場の続きをしたり、何かのものまねをしながらとんだり…
飛び方はたっくさん!

 

   

最後は低い堤防からの、空中前転に挑戦者が続出
来年の目標が出来た人もいたようです。

  

最後にみんなで、パワー!!

 

そして最後のひと飛びでは、全員がジャンプを決めていました。

 

かえったら、さむいさむいいいいと言いながら片付け&着替え。
なんとか買える準備を整えて、早かった人が掃除をしてくれていたところで、キッチンまりこのお昼ご飯!

今日は冷やしラーメンと、ヨーグルトクリームケーキ~お手製ブルーベリーソースを添えて です。
最後にみんなから印象にのこったことを聞いて、最後のごちそうさまでした!

   

みんなの準備が整うまで、鉄棒であそんだり、コケコとの別れを惜しんだり。

 

キッチンまりこのまりこさんにも、”ごちそうさまでしたーーーー!!”とご挨拶。

前に来てくれたときは小3で坊主BOYSの一員だった二人も、中学2年生に。また一緒に海にいけて嬉しいよ!

他のメンバーも、初めて来てくれた人や、去年ぶりの人、毎年来てくれている人、といろんなメンバーがいますが、
貴重な夏休みの最後の3日間をぶな森で過ごしにきてくれてありがとう!!

また会う日まで、バイバイ!!!!

 

今回のキャンプは、7月に予定されていたものが延期になったり、
初日は大雨洪水警報で避難指示がでたり、というなかで、
様々ご心配もおかけしてしまったかと思いますが、ブログでもお伝えしていた通り
子ども達はずっと元気で、物事を明るい方にとらえてくれていたことにも助けられました。
今回の7人は年齢差もあったもののまとまりもよく、個々の好きなことをしながらも、全体でも楽しんでいたのがとても印象的で、
キャンプ中に流行歌もうまれたりと、わきあいあいなキャンプとなりました。

ぶな森に来たいと言ってくれて、そして保護者の方は送り出してくださって、ありがとうございました!
またいつでもぶな森でまっています、それまでみんな元気で!

 


黒松内ウォーターアドベンチャー2日目

2022年08月17日 16時55分59秒 | 子ども向け主催事業

昨日の大雨から一転、日が出てからは終始快晴の黒松内でした!
ウォーターアドベンチャー、2日目の様子をお届けします👇

黒松内ウォーターアドベンチャー2日目が始まりました。

朝方まで雨が降ったりやんだりでしたが、みんなが起きるころには晴天。
 

起きたら、寝袋をしまったり、布団を畳んだりしたら、

少しコケッツと戯れたりして、

 

調理チームと収穫チームに分かれて朝から活動開始。

    

調理チームはお昼のおにぎりづくり、朝ごはんのパンや野菜を切ったり、ウィンナー焼き、目玉焼き作り、

ヨーグルトづくり、洗い物をしました。

収穫チームは朝ごはんのミニトマトを収穫しに畑へ。

朝の活動が一段落したら、朝ごはんまでお掃除タイム。

荷物を出して、掃除機をかけて、布団を元通りに直します。

一段落したら、朝ごはんタイム。

   

ホットサンドにしてチーズを溶かしたいひとはひと手間加えます。

朝ごはんももりもり食べたら、自分たちの食器、みんなの食器も片付け。

  

協力して、研修所の荷物を全部、学校へ持って帰ります。

手分けして、片付けをしたら、お次は海に行く準備。

海に行くときは持ち物、服装の準備がたくさん。

ひとつひとつ確認しながら準備を進めます。

準備ができたら、出発! 弁慶岬の政泊漁港へ。

まずは安全祈願の弁慶さんに挨拶をして、無事に到着。

 

昨日の雨で、川の水が海に流れ込み、海がいつもより茶色く濁り、木の漂流物がありましたが、

波はそこまで高くなく、干潮だったので、存分に活動できました。

まずは、海の水温チェックや基礎的な浮き方をやって、

    

早速とびこみ!

    

おのおの生き物さがし、SUP、飛び込みなどなど、思う存分しました。

         

飛び込みが好きな子が多く、ずっと飛んでるほど。

生き物もハゼやアメフラシ、ふぐをゲット。

お昼ごはんは自分たちで作った、おにぎり。
 

味噌汁をお供に、バナナ、チーズ、スイカももりもり食べて、エネルギーチャージ。

 

届く範囲でごみひろいも。

 

ご飯を食べたあともまた、

おのおの生き物さがし、SUP、飛び込みを思う存分できました。

飛び込みも普通に飛ぶだけじゃなくて寸劇を考えて飛んでいました。

    

SUPも大人数で乗り、落ちたり助けたりとダイナミックに遊びました。

最後のひとあそび前にポカリチャージをして、熱中症対策。

最後のひとあそびも飛び込みをたくさんしました。

  

帰ってきたら、全体道具を手分けして洗い、自分の道具も洗い、干しました。

夕ご飯まで、少し時間が空き、夜は暗くなったらよるかくをする予定なので、

夕方にシャワータイム。海の塩をしっかり洗い落とします。

自由時間はボードゲーム大会。

 

夜ご飯はキッチンまりこ

  

もりもりご飯を食べて、

今夜も人生ゲームが盛り上がり、

最後に自然学校でしかできないかくれんぼ、夜かく開催!

    

小2~中2まで、
最初はこわがっていた子には、同じチームの子が”大丈夫だよ!”と懸命に声をかけてあげていたり、
初めての子も最後には一人で隠れられるようになったり…
最後は、かくれたい人vsさがしたい人でやってみたり、みんなでわいわいもりあがりました!

これにて2日目は終了。

最終日も天気が良さそうなので、少しだけ海遊びへおでかけ予定です。


黒松内ウォーターアドベンチャー1日目

2022年08月16日 21時51分34秒 | 子ども向け主催事業

黒松内ウォーターアドベンチャー1日目が始まりました。

札幌から7名の子どもたちが集まり、午前中は黒松内まで移動。
道中、雨でしたが、車内も雨に負けないぐらい盛り上がっていた子たちもいました。

お昼前に自然学校へ無事に到着。
 

昨日の夜から降り続いた雨で、川は増水しているので、
お昼ごはんを食べて、まずは体育館自由遊び。
   

その後は水プログラムに向けての下準備、ウェットスーツとライフジャケットをフィッティング。
 

お次は、今夜の泊まる場所、校舎から少し歩いたところにある研修所へお引っ越し。


寝袋、着替え、歯磨きセットを事前に運んでおきます。

泊まるところの準備ができたら、お出かけの準備。川が難しいなら雨が当たりにくい森へ。

カッパを着込んでいざ出発。

しかし、道中車内から見えた朱太川はすごい濁流。水位も調べると、かなり危険ところまで上がってきていました。

学校に帰って来られなくなる可能性も考え、急遽予定を変更して自然学校へ引き返すことに。

その後自然学校がある地区にも避難指示が出て、念のために川の水位が引くまで、高台へ避難。
おやつを食べたり、坂道を流れる水を利用して、川やダムづくりの遊びをして時間を過ごしました。
   

1時間半ほど避難して様子をみていましたが、見回り中の消防の方にも相談し、
学校のすぐ裏にある小川は氾濫までまだ余裕もあるので、
自然学校に戻ることに。

帰ってきてからは、コケッツと戯れてたり、みんなの部屋で自由に過ごし、
    

夜ご飯の時間となりました。

本日の夜ご飯はキッチンまりこ。

    

ご飯をもりもり食べて、食器もしっかり自分たちで洗って、拭きました。きちんと拭けてるか、チェック!

  

食器の油落としようの布をチョキチョキしてもらったり、テーブルをふいてもらったり。
   

夜の時間は雨がしとしと降っていたので、室内で人生ゲームに大盛りあがりしているうちに、
地区の避難指示も無事解除の放送が流れました。みんなでほっと一安心。

 

 

その後も、人生ゲームの傍ら、楽器を鳴らしたり、トランプをしたり、おのおの好きな時間を過ごせました。

 

先に寝る準備や明日の朝についてのスケジュールも共有し。

人生ゲーム、見事ゴールまでたどり着き、お金を数えて順位を決めるところまでいきました。

 

片付けて、歯磨きをして、寝る準備をしたらそれぞれの部屋へ。
男子部屋では少し話し声もきこえていましたが、しばらくして静かになりました。

今日はいろいろと予定の変更を余儀なくされてしまいましたが、
今回のメンバーは初日にして既にみんなわきあいあいで、車内で待ってもらっているときや、高台への避難中も
みんな明るく、楽しむ気持ちが強く、どんな時間でも楽しそうに笑い声がきこえていたのがとても印象的でした。

明日からは、天気は良くなる予報なので、波が高くなければ、お昼前くらいから海へお出かけの予定です!

(ちこ こと 大類)


サマーキャンプ2022夏

2022年07月30日 09時13分11秒 | 子ども向け主催事業

ぶなの森の夏やすみ、第一弾のキャンプとなる2泊3日のサマーキャンプが終了しました!

お天気にも恵まれ、
川・海・自然学校のフィールドで、全開あそび!
夜は体育館のテント村でお泊まりです。

毎日の活動の様子はこちらの長期村ブログにて!

夏休み期間中の活動は毎日こちらにてアップしています→https://blog.goo.ne.jp/bunamori

1日目全開川あそび 

 

ぶな森サマーキャンプ1/3日目~全開川あそび! - 大家族・長期村の日々奮闘記

はじまりました、2022年ぶな森夏キャンプ!!!トップバッターは、2泊3日で川・海・自然学校をまるっと楽しむ、サマーキャンプです!集まってくれた14人のみんなと、3日間の...

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2日目全開海あそび

 

ぶな森サマーキャンプ~2/3日目~全開海あそび! - 大家族・長期村の日々奮闘記

2日目の今日は、曇り予報に反して朝から晴れ間の見えるとっても良いお天気に!絶好の海日和です。予定通り、お昼をはさんで、午前午後とたっぷり海遊びにいってきました。昨...

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3日目まったり野遊び

 

ぶな森サマーキャンプ3/3日目~まったり最終日 - 大家族・長期村の日々奮闘記

あっという間にむかえたサマーキャンプ2022夏、3日目最終日。今日も暑いほど天気の良い日でした!昨日の朝は、6時の起きても良い時間より前に目が覚める子が多く、起きても...

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【終了】ぶなの森の夏やすみ2022~お申込み状況~

2022年07月29日 08時16分41秒 | 子ども向け主催事業

今年もあつい夏がやってくる!!!

ぶなの森の夏やすみ2022,参加者募集中です!

<<全コースお申込みを締め切りました>>

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<<各コースお申込み状況( 7/23 9:00 時点)>> 宿泊キャンプのお申込みは全て終了しました

①サマーキャンプ 7/24-26   応募を締め切りました

②ぶなの森の夏キャンプ

 A日程 7/30-8/5 定員に達しました

 B日程 8/8-14  キャンセル待ち1名

③親子向け 夏のデイキャンプ まだ定員には余裕があります 中止となりました

お問合せ・お申込みは、メール(bunamori@buna-cross.org)、公式LINE(@bunamori)またはお電話にて!

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①サマーキャンプ 
3日間の活動に、黒松内の夏の楽しみをぎゅぎゅっと詰め込んだサマーキャンプ!川・海・自然学校、3つのフィールドで、夏を楽しもう!
2泊3日のショートコースなので、はじめての方にもオススメです。

 日程:7月24日(日)~26日(火)   対象:幼児年長~小学校6年生  
定員:15名程度  
参加費:30000円

集合解散: 7/24 13:00現地集合           7/26 13:00現地解散

②ぶなの森の夏キャンプ 
3年ぶりとなる夏の1週間キャンプが、これまでと形を変えて登場!
ぶな森の夏といえば!!の、川・海、森、ベリー農園、自然学校…
その日の天候にあわせ、一番楽しめるフィールドで活動します。

 A日程:7月30日(土)~8月5日(金)
 B日程:8月 8日(月)~14日(日)
 
 対象:小学校1年生~中学校3年生
(小学校3年生以下でぶな森の泊まりキャンプに
 初参加の方は、一度ご相談ください)

参加費:70000円  
 定員:各コース10名程度
集合解散:7/30 or 8/8 13:00 現地集合   
     8/5 or 8/14 13:00 現地解散

     (札幌方面からの送迎をご希望の方は申込時にお伝えください)

③親子むけ 夏のデイキャンプ

浅めの川でちゃぷちゃぷ川あそび!
生き物をさがしたり、ぷかぷか浮いたり、
夏の水あそびを楽しもう!

 日時:8月20日(土) 9:30-12:00
 参加費:親子1組2000円
 (家族1人増えるごとに+500円)
 定員:20名程度 

 

 

 


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黒松内ぶなの森自然学校
〒048-0127 北海道寿都郡黒松内町南作開76
ホームページ http://www.buna-cross.org/
Facebookページ@活動の様子をご紹介 https://www.facebook.com/bunamori/
公式LINE@イベント情報いち早く配信中!
 メッセージからの問合せ・申込みもできるぶな森LINEの友達追加はこちらから→ https://page.line.me/stq2013c


釣りとカヌー体験キャンプ~2日目~

2022年06月26日 18時32分26秒 | 子ども向け主催事業

川の増水により1日目の予定を変更したため、もりもりだくさんの内容となった2日目。
朝ご飯・お昼ごはんも自分達で準備をし、
SUPをするには風が強かった為、午前中はカヌー体験。お昼ご飯を食べたら、無事できることになった釣り体験、という1日でした。

それでは、2日目の様子をお届けします!

===1日目の川あそびの様子はコチラから!==============

 

釣りとカヌー・SUP体験キャンプ~1日目~ - 自然学校発 黒松内だより

ぶな森でのキャンプで、子どもたちからも度々リクエストをもらうのが釣りのプログラム。なのですが、技術も道具も必要なので、みんなでやるプログラムとしては長らく行って...

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昨晩も寝付くまで楽しそうな声が聞こえていましたが、ぐっすり寝れたかな?
2日目も、朝から晴天の中スタートです!

今日のごはんづくりはみんなにも手伝ってもらいます。

朝ごはんのビビンバに、お昼のおにぎりを手分けして。
昨日からみんなで見守っている、卵がかえったときのひよこ用のごはんづくりも手伝ってもらいました。

      

いろんな形や味のおにぎりお昼ご飯と、朝ご飯が完成したら、モリモリ頂きます!

   

ご飯を食べたら、午前中はカヌー!!
とってもお天気が良く、水に入りたい気分ですが、今日はカヌーと釣りを、限られた時間で両方楽しむため、
着替えなくてすむように濡れない日。

あついのでウェットスーツを着ず、濡れても良い格好でカヌースタート!
昨日川あそびをした添別川の行く先、朱太川の限りなく海に近い河口域でのカヌー体験です。
前の夜にちゅんから聞いた内容を再確認しながら、それぞれのチームでこぎだし、風がつよいですが、力を合わせて漕いでいきます。

      

途中休憩を挟んだら、少し席替えをして、再び川へ!
 

先ほどよりも慣れた様子で漕いでいきます。1,2,1,2と声をかけあったり、早くこいでみたり、くるっとまわってみたり、
いろいろ動いてみます。

      

目印の場所まで行って帰ってきたら、カヌー体験は終了。
カヌーを運ぶ準備をしている間に、いつもカヌーで使わせてもらっているこの場所のごみひろい。
最後はみんなで集合写真!良いお天気!

  

さて、帰ってきて水着から着替えたら、みんなでつくったおにぎりのお昼ご飯!

具だくさんのものや、あえて具無しのも、おもしろい形のもの、大きいの、小さいの…
いろんなおにぎりがあり、何が入っているかはぱくっと食べてみてからのお楽しみ!
”それ私がつくったやつだよー!” ”あ、それ俺が作ったやつだ!”ともりあがりのおにぎりタイムでした。

さて、午後からはいよいよおまちかねの釣りプログラム!

   

さて、カヌーの場所までの行き帰りに続き、女の子カーはコケコッコーの大合唱(?)をしているうちに、
釣りプログラムでお世話になる黒松内町観光協会の事務所に着きました(黒松内温泉ぶなの森と同じ建物です)。

今回指導をしてくれる、観光協会の釣りガイド:ふるふる、さわっち、たっくにご挨拶。
まずはふるふるから、朱太川に住む魚や、普段魚がどんな場所にいるか、魚は何を食べているか…
など、写真や図をつかい、クイズをまじえながらお話してくれました。

黒松内町内からの参加者は、総合学習で学んだこともでてきましたね!

    

さて、頭で魚のことをちょっとイメージしてみたら、
いよいよ釣りのフィールドへ。
川の上流のポイントへ移動して、釣り体験開始!

釣りガイドさんが参加者1,2人につき1人ついてくれるという体制で、交代交代にウェダーをきて釣り体験。
他のチームは、今回用意してくれた鮎を焼くための炭お越しや、他の人も釣りに使うこの場所のゴミ拾いを。

手取り足取り教えてもらい、釣れそうなポイントを移動しながら、みんな真剣な表情で釣っています。
今回は体験ということで時間も限られていましたが、何人かは”釣れた!!”との声が。
美しいヤマメが釣れました!
釣れなかった人も、生きている餌をつかって、魚がくいつきたくなるような動きになるように竿を動かす感覚を、
少しつかめたのではないでしょうか?
そのときのタイミングや、竿の動かし方、自分の位置…などなど、いろんな要素が重なってやっと釣れるという、
この感じが難しくもあり、奥深くもあります。

昨日の川あそびでも魚はとれましたが、また全然違った方法での魚取り。川の楽しみ方はたくさん!

                  

今はまだ鮎の禁漁期間なのですが、今回は朱太川でおいしい魚といえば!の、鮎を観光協会で用意してくれたので、
みんなで少しずつ味見させてもらいました。

薪への火起こしから、炭に火をうつし、七輪で焼いた鮎のお味はいかに!?

”海の魚よりも苦みがあって、これもおいしい” ”私はちょっと苦手” ”いっぱい食べておなかいっぱい!”などなどいろんな声が聞こえてきました。

この朱太川の鮎は、コロナ以前毎年開催されていた全国60程の川から集まった鮎のおいしさや味、香り、見た目…などを競う”清流めぐり利き鮎会”で
2016年にはグランプリ、2019年には準グランプリを受賞しており、全国からも釣り人が釣りにやってくるような鮎なのです。

 

第22回清流めぐり利きアユ会で準グランプリを獲得!!

 令和元年9月13日、高知県で開催された「第22回清流めぐり利きアユ会」で本町から出品した朱太川の天然アユが準グランプリを獲得しました。これは、道内産で初めてグ...

黒松内町からのお知らせ

 

朱太川の鮎は、おいしいだけでなく、環境保全の側面でも様々な取り組みがされているのですが、
そちらについては次回9月予定の、この釣り&カヌーキャンプシリーズの第2回目の際にご紹介したいと思います。

 

     

こちらが、今日釣り体験をしたフィールドで、
昨日活動した川よりもだいぶ上流の場所です。

 

最後、釣ったヤマメは小さいものはリリースし、大きい数匹は内臓をとってもらい、自然学校でいただきました。

 

今日の釣り、どうだったかなー???
お世話になった観光協会のみなさんにご挨拶をして、体験終了!

車内ではひとやすみしたり本を読んだり歌ったりしながら、自然学校へ移動。

 

片付けをすませ、終わりの時間です。
みなさん、ありがとうございました!!!

今回は観光協会さんとのコラボで実現した釣り・カヌーのプログラム。
予定変更もありましたが、
釣り、カヌー、網を使った生き物探し、フローティング、石あつめ、とびこみ…と川をいろんな方法で楽しみ、
下流よりの中流、最河口域、上流、と3カ所の違う川の場所、そして朱太川本流、その支流の添別川、と最後は1つになる違う川で活動し…
いろんな側面から川を感じられていたら、
そして、みなさんが住む周りにある川もどんな川なのか、違う季節はどんな様子なのか…など、
川を見るのが更に楽しくなっていると、嬉しいです。

また川で、ぶな森で、まってます!!

(ちこ こと 大類)

 

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<コケッツたまご最新情報>

みんなが見守ってくれている間には、でてくる気配がなかった卵ですが…
このブログをかくあいだにも、最初にヒビが見え、中からピヨピヨと声がきこえてきました!!
まだまだ油断はできないのですが、卵の様子もまたこちらのブログでお伝えさせていただきます🐣




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今日の釣りプログラムでお世話になった観光協会では、
”手ぶらで渓流釣り体験”など黒松内を楽しめる様々な体験メニューをコーディネートしています!
観光協会について、詳しくはコチラから👇

 

黒松内町観光協会ブナ北限の里ツーリズム

北海道 道央 南部、札幌<>函館間の中間に位置する 黒松内町で、自然体験、農業体験などを主体に、体験交流型ツーリズムの商品開発、受入れコーディネートをしています。

kuromatsunai

 

釣りとカヌー・SUP体験キャンプ~1日目~

2022年06月25日 20時38分41秒 | 子ども向け主催事業

ぶな森でのキャンプで、子どもたちからも度々リクエストをもらうのが釣りのプログラム。
なのですが、技術も道具も必要なので、みんなでやるプログラムとしては長らく行ってこなかったプログラムでもあります。

なのですが、今回は黒松内町で釣りの体験プログラムを提供されている
黒松内町観光協会さんによるご協力のもと、ぶな森でのカヌー・SUP体験とあわせて、
2日間で朱太川を楽しむキャンプを開催できることになりました!

…が、開催2日前からの大雨により、活動場所の朱太川とその支流は増水し、濁流に。
土日の天気は良さそうだが、川の状況がはたして…

とドキドキでしたが、無事に川の水量も落ち着き、予定していたプログラムから少し内容を変更して、
無事開催できました!

釣りの活動で予定した場所はまだ濁りも水量も少しあったため、釣りは延期に。
お昼の時点では、明日も難しいかも…という状況だったのですが、午後には明日できるとの連絡が!

今日は朝から気温も高く、よく活動で使わせてもらっている、朱太川の支流は濁りもほぼ無く落ち着いていたので、
1日目はぶな森今シーズン初の川あそびへ!

それでは、1日目の様子をお届けします!

午前中に集合したら、しばしコケッツにごはんをあげたり、薪割りをしたり、お花をあみあみしたり…

  

 

みんな揃って少し身体を動かしたので、
キッチンにてはじまりの会。

みんなからの提案で、自己紹介&他己紹介からスタート。

  

今回のスケジュールを紹介したり、活動場所を地図で確認したり。

まずは河出活動する準備!
ウェットスーツとライフジャケットをあわせて

お昼ご飯はお弁当。
もりもり食べましょう!

 

さて、食べ終わって、着替えて、準備をしたら…

川へGO!!
今日活動するのは、黒松内と長万部の境目から、寿都の日本海へ注ぎ込む朱太川、の支流の添別川(そいべつがわ)。

まずは川で気をつけることなどを説明して、
足首まで水に入ってみよう。

いつもなら足だけでも入ると、冷たい水に”きゃーつめたい!!!”の声があがるのですが、
今日はみんな”つめたくて気持ち良い~~”と。

 

普段なら、身体が冷えてしまうので最後の最後までとっておくフローティングも、はじめから楽しめる!

 

  

 

網をいれたら、早速魚もたくさんとれました。

 

 

水にすっかり慣れたら、
流れて、とって、観察して…思い思いに過ごします

 

 

ダムの工事もはじまりました

 

 

一旦休憩。
おやつタイムにぴったりの自然派ベンチを発見した人達も。

水分・エネルギーチャージしたら、ふたたび川へ!

      

水がたまって沼のようになっている箇所と川とを繋ぐ工事。

 

二度目の休憩のあとは、最後にちょっと下流の方に探検。

まだ今日みていなかった種類の魚や、大量のエビをゲット。

 

なにやら帽子をつかった芸もはじまりました。

 

ずんずん奥に進んでいきます

途中、少し深くなっている箇所を発見!!

ちょっと岸をのぼってみると…
飛び込めそう!!!

ということで、ジャングルダイブがはじまりました。

登っては飛び降り、登っては飛び降り…

 

生き物探し隊は、珍しくなってきたヤツメウナギをゲット!

ひとしきり飛び込み、生き物探しをしたら、
またもとの場所までもどってきて…

最後まで遊ぶぞ-!!

せーので流れたり、
縦の連結フローティングにも挑戦。

 

最後は大人数で連結フローティング!

最後の最後は短期決戦で水掛合戦。たーーーーっぷり遊びました。

 

途中、枝などにひっかかっていたゴミは拾い。

川に別れを告げ、帰ってきたら一気に着替え。
着替えた人は全体装備の片付けを手伝ってくれたり。

夜ご飯まで、自由時間。
お絵かきしたり人生ゲームしたり、ご飯準備の手伝いをしてくれたり。

  

おまちかねの夜ご飯!みんなでいただきます!!

今日のメニューは、
ごはん、鶏皮スープ、バンバンジー、いなだ(ブリの若いもの)のお刺身、小松菜の和え物、もやしのおひたし、サラダ、おつけもの。

ごはんもおかずもおかわりたくさん。もりもり食べていました。

 

食べおわったら体育館に集合。
みんなが揃うまで、演奏したり、キャッチボールしたり、バドミントンしたり…

 

さて、全員揃いました!

明日は、午前中にカヌーと、風の様子次第ではSUP体験、そして午後から釣りの予定、というもりだくさんなスケジュール。
少しでも活動時間を長くするために、カヌーやSUPの乗り方や気をつけることについて、
今日のうちにお話することに。

 

 

睡眠学習で、このあと頭に残る…かな?
明日もまた確認しますが、質問もまじえながらみんな聞いてくれました。

ふとんを敷いたりして、寝る準備をすませたら、
消灯時間まで、みんなの部屋で夜の自由時間。

指編みをしたり、人生ゲームをしたり…としているあいだに、
あっというまに寝る時間。

布団にはいって、おやすみなさい…🌙

 

今日は、こんなに長く川で遊べることってなかなかないよ!?と、スタッフもびっくりするほど川あそびに良いコンディションで、
休憩をはさみながら3時間ほどまるっと川あそびを楽しみました。
普段ですと、まだまだ遊びたいけど身体が冷えてしまうので時間も短めにしているのですが、
このむし暑さが良かったのか、水に入って冷たくなった身体も少しの休憩で直ぐに回復し、
おまけに予定変更で1日目は時間もたっぷりとれたので、気の済むまで(何名かまだまだ遊び足りない人もいたようですが)川で過ごすことができました。

明日はいよいよカヌーと釣り体験!
どんな一日になるか、楽しみです。

(ちこ こと 大類)

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明日の釣りプログラムでお世話になる、
”手ぶらで渓流釣り体験”など黒松内を楽しめる様々な体験メニューをコーディネートしている
観光協会について、詳しくはコチラから👇

 

黒松内町観光協会ブナ北限の里ツーリズム

北海道 道央 南部、札幌<>函館間の中間に位置する 黒松内町で、自然体験、農業体験などを主体に、体験交流型ツーリズムの商品開発、受入れコーディネートをしています。

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6.26 更新! 2日目の様子はコチラから👇

 

釣りとカヌー体験キャンプ~2日目~ - 自然学校発 黒松内だより

川の増水により1日目の予定を変更したため、もりもりだくさんの内容となった2日目。朝ご飯・お昼ごはんも自分達で準備をし、SUPをするには風が強かった為、午前中はカヌー体...

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GWオープンスクール②春のデイキャンプ

2022年05月08日 11時55分51秒 | 子ども向け主催事業

GWイベント第二弾は、みんなでバウムクーヘンをつくる春のデイキャンプ。
(第一弾の様子はコチラから👉)

 

GWオープンスクール①春のグローバルデイキャンプ🌎 - 自然学校発 黒松内だより

ぶな森2022年のGWオープンスクールはデイキャンプ2本立て。GW前半は、2組の親子と3人の留学生と一緒にグローバルデイキャンプ🌎この留学生3人は札幌の大学に通っており、昨年...

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直前までの強風予報が心配されましたが、無事に風も少しおさまり、
途中通り雨には当たりましたが、開催することができました!

今回は、町内・町外からのご参加が半分ずつぐらい。
過去のイベントや町内の事業などで一度は自然学校に来てくれたことのある方がほとんどでした。
2歳から中学生、保護者の方々やぶな森スタッフ、総勢30名程で、それぞれがやりたい活動をしながら和やかに過ごしました。

今日のメインはバウムクーヘンづくり!!
何時間もかかるので、その間には薪割りやヨモギあつめ、パンづくりなどもしながら。
今回は、春休み中のデイキャンプに続いて二度目となるCafe Yupiさんとのコラボイベント!
軽食ランチのパンとスープ、そしてバウムクーヘンの生地を担当していただきました。
道の駅くろまつないのすぐそばにお店をかまえるCafe YupiさんのHPなどの情報はページ最下部に💡

きれいに咲いた桜をバックにはじまりのご挨拶。
スタッフを紹介したり、どんな人達が集まったか聞いてみたり、注意事項を確認したら、スタートです!

バウムクーヘンの作り方を説明したら、
3つの台にわかれていざまきまき開始!!

木の棒にアルミホイルをまき、生地がつかないようにオリーブオイルをぬりぬりしたら、
生地をぐるっと棒にかけていきます。

あたたまらないうちは生地がたれやすい!
呼吸をあわせて、たれないようにうまくくるくるっとまいていく。 

   

うっすらと茶色い焦げ目がついたら、次の層をぬりたし…
あとは太くなるまでひたすら繰り返し。

ブロックを使って自動焼きモードにしたり、
子どもたちだけの力でやってみたり、
家族パワーでひたすらまきまきしてくださったり…
けむたくなったり、途中なかなか焦げ目がつかなかったりしながらも、層を重ねていきます。



   

薪を運んで、薪割りコーナー!

油圧式手動薪割り機の豪腕君や、キンドリングクラッカーでどんどん割っていきます。
大人はもちろん、力をあわせれば2歳の子も薪が割れます!

   

バウムクーヘン焼き場にひたすらおき火を供給してくれる頼もしい火の番達。

よもぎパンづくりにつかう、よもぎ集め隊も出発!
自然学校内を歩き回り、ヨモギをもぎもぎ集めてくれました。

  

室内では、パンづくりチーム。
Cafe Yupiの店主ひろちゃんの指導で、パンを成形していきます。
焼く前の生地は、ヨモギの緑が映えて綺麗な薄緑色。写真でも、見えますでしょうか…?

こちらは、デザート用(!)の蜜がおいしいお花集めチームが自主的に発足。

 

こちらは観賞用のお花摘み。

木登りも大人気。
登ると、きれいに咲いている桜の花が良くみえます。
じゃーんぷっ!と飛び降りる人も。

   

ランチチームが来てくれた食材を、薪ストーブコンロで炒めます。
いためて、牛乳をいれて、あたたまったらできあがり!!

   

軽食メニューができあがったので、持参したおにぎりなども一緒にランチタイムに。
ひろちゃんがメニューを紹介してくれました。
今日のメニューはクラムチャウダーによもぎちぎりパン。
町内の牧場から直通、ひろちゃんがぐつぐつ殺菌してくれた新鮮牛乳に、地域の方からいただいたホタテの稚貝、ひろちゃんやみんなが摘んでくれたよもぎなどなど、
近くの食材がたくさんつかわれています。

みんなで、いただきまーす!

   

 

焚き火では、それぞれもってきたやきたいものを焼いてたべます。

ビッグマシュマロボーイズがあらわれた!!

たまねぎテントでランチ中チーム。

 

通り雨が降ってきた!!
体育館に避難して遊ぶチームも。

 

定番のマシュマロをはじめ、いろんなウインナー食べ比べや、おもち、干し芋、ポテチ…いろんなものを焼いています。

バウムクーヘンも、最終盤!!

 

けむり隠れの術!!

コンロを運ぶ中学生男子sの頼もしい後ろ姿。
ウィンナーを焼く用に、バウムクーヘン用に、火力を保ってくれています。
 

薪割りチームでは、わらじむしを見つけ、観察し、愛でる、わらじーずが結成(?)

バウムクーヘンも、完成までいよいよあともう少し!!!!

昼食をはさみ、焼き続けたバウムクーヘンが…

ついに完成しました!!!
おいしいにおいが漂っています。

さて、肝心の中身はどうでしょうか…!?

いざ、開封の儀…!!

 

ちゃんと年輪がみえます!!!
焦げ目がつくまでねばって焼いたかいがありました!!

  

みんなで、いざ実食!!
おいしい~との声に、ホッと一安心。
多くのみなさんの汗と(煙による)涙の結晶…!

 

バウムクーヘンをみんなでいただいたあとは、

 

おさんぽしたり

さらに割ったり

 

コケッツゾーンも解禁!

ミミズをおやつにあげています。

   

 

途中、雨で時間を短縮か…!?
という場面もありましたが、なんとかもってくれ、
あっという間に予定していた終了時間に。

バウムクーヘンは、事前の練習では大人がかかりっきりで1.5時間程かかったので、
子どもたちは途中からみんな他の活動にいって、後半は大人のみなさまが頼りかな…?
と思っていたのですが、交代交代でやってくれる人はもちろん、最後までしてくれた子達もいました。
3本同時焼きは初の試みだったのですが、みなさんのご協力のおかげで完成することができ、嬉しいです。
今回はくるくるできなかった方、次回があれば(!)その際ぜひお願いいたします!

GWも最終盤だった今日、
久しぶりの方や、イベントははじめてという方などなど、
たくさんの方々とのんびりと時間を過ごさせていただきました。
いよいよぶな森もグリーンシーズン本格スタートです!

今年も季節や自然を一緒に感じる活動をしていきますよ!!

(ちこ)

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Cafe Yupi さんの情報はコチラから👇👇
Facebookページ https://www.facebook.com/profile.php?id=100076546668531
Instagram https://www.instagram.com/hiloco9924/
HP https://yupi960271.wixsite.com/cafeyupi-1

店主ひろこさんのインタビュー記事も!

 

旅人と地域住民の交流が生まれる~CAFE YUPI - 伊達市・室蘭市・洞爺湖周辺の美味しい情報サイト | むしゃなび

道の駅くろまつないの近くに 2021年10月にOPENされた 『CAFE YUPI』さん。 クラウドファンディングをされて、 応援してくださった方々と 共に作られたのだそうです。  ...

伊達市・室蘭市・洞爺湖周辺の美味しい情報サイト | むしゃなび

 

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GWオープンスクール①春のグローバルデイキャンプ🌎

2022年05月08日 11時29分15秒 | 子ども向け主催事業

ぶな森2022年のGWオープンスクールはデイキャンプ2本立て。

GW前半は、2組の親子と3人の留学生と一緒にグローバルデイキャンプ🌎
この留学生3人は札幌の大学に通っており、昨年秋に別団体の事業で黒松内のブナ林や自然学校に訪れたことがきっかけで、
その後冬休み、春休みのキャンプと、ボランティアで来てくれているのです。
今日は、そんなパキスタン・ミャンマー・マレーシア出身の3人と一緒に過ごします。

まずは、焚き火につかえそうな木の枝をグラウンドで拾ってきました。
リヤカーに、ぎりぎり載るか!?という大物もゲット。ポキポキ折って使いましょう。

焚き火の準備が整ったら、留学生達がみんなで遊ぼう、と用意してくれていたゲームを。
今回は、マレーシア出身のIさんが子どもの頃良くあそんだという、”ガラパンジャン”(Galah Panjang)を遊びやすくしたゲームを教えてくれました。
捕まえる側と逃げる側の2チームにわかれ、逃げるチームは何人かの捕まえるチームの手をかいくぐり、一番奥までたどりつきたい!
捕まえる側は線の上を横にしか動けないのですが、一対一だと捕まえる側がやや有利?
そこで、チームで作戦をたて、一気にせめこむと、犠牲をだしながらも奥まで進めました。
大人も一緒に、チームを交代しながら何回も走り、みんなの身体も一気にあつく!

   

身体があたたまってきたところで、
今日の軽食ランチ、よもぎご飯にいれるためのヨモギや、お味噌汁の具をさがしにお散歩に。

もみもみしてヨモギやアサツキのにおいを嗅いで確かめたり、
途中でみつけた若いフキやシャクもゲット。

 

そのまま外で洗ってきざんで、料理につかいます。

 

羽釜で炊いたご飯も完成!!
準備は万端になったのですが、留学生チームのうち2人はご飯は食べないとのこと。
みんなにも話してもらったのですが、この時は2人の信仰するイスラム教の”ラマダン”という断食を通して神に信仰をささげる期間だったので、
日の出から日没までの間、ご飯はもちろん、お水も飲まないで1ヶ月程過ごします。

そんなお話も聞きながら、みんなで「いただきます!」
今日のメニューは羽釜で炊いたご飯にヨモギを混ぜたヨモギご飯に、
シャク、フキ、アサツキとほうれん草のお味噌汁、
そして焚き火で焼くためにそれぞれもってきたウインナーやジンギスカンを食べました。
山菜の入ったご飯やお味噌汁は、子ども達には苦いかな?と量をおさえめにしたのですが、
みんな”もっと入ってても大丈夫だよー!”と、気にせずもりもりおかわりしていました。


ごはんをたべたら、いろいろ鬼ごっこ!
みんな馴染みのある、かわりおに、ふえおに、こおり鬼→バナナ鬼、そしてミャンマーやマレーシアでよくあそんだという、
石像鬼(逃げている人は自分の好きなタイミングで石像=バリアになれるが、解除するには他の人に助けてもらわないといけない)…
グラウンドを走り回りました。

  

コケッツにあげるの!と、かわいいお花もあつめています。

 

あっという間に終わりの時間。
途中瞬間的に風が強くふいたり、走っていないと風が冷たかったり、
といった気候の中、
留学生達も驚いたほど、最初から壁無く接してくれた子どもたちと少人数ながら元気いっぱい過ごしました。
ありがとうございました!!

これからのGWも、きっと楽しいことがたくさんですね!!

(ちこ)


年明け雪あそびキャンプのご報告

2022年01月12日 14時27分39秒 | 子ども向け主催事業

ぶな森2022年の幕開けを飾る、年明け雪あそびキャンプの活動の様子は、
「長期村ブログ」https://blog.goo.ne.jp/bunamori にてお伝えしています!

オール黒松内でおおくりしている2泊3日のキャンプ、
1日ごとの活動のレポートはコチラから↓↓↓

年明け雪あそびキャンプ~1日目~ブナ林へ! - 大家族・長期村の日々 奮闘記

年が明け、2022年をむかえてから早くも1週間以上が過ぎました。今年もぶなの森自然学校をよろしくお願いいたします🎍さて、ぶな森の新年幕開け...

年明け雪あそびキャンプ~1日目~ブナ林へ! - 大家族・長期村の日々奮闘記

 

 

年明け雪あそびキャンプ~2日目~グラウンド&スキー場雪あそび! - 大家族・長期村の日々奮闘記

2日目が始まりました。ぐっすり寝れたようで、日の出の時間までゆっくり。起きたら、顔を洗って、布団や寝袋を片付けたら、雪かき(雪がたくさん降っ...

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年明け雪あそびキャンプ~3日目最終日~もっと!グラウンド雪あそび - 大家族・長期村の日々奮闘記

2022年1本目のキャンプ、お天気が崩れる前に無事終了しました!1日目、2日目の様子はコチラから▼OGPイメージ年明け雪あそびキャンプ~1日...

年明け雪あそびキャンプ~3日目最終日~もっと!グラウンド雪あそび - 大家族・長期村の日々奮闘記

 

秋のカヌーキャンプ~2日目川下り!

2021年10月03日 18時00分44秒 | 子ども向け主催事業

昨晩は断続に雨も降り、心配していた今日のお天気でしたが…晴れました!

みんな起床時間前には起きて、朝の支度を済ませています。
7時になったら朝仕事でコケッツ小屋へGO!ご飯をあげたり、水をかえたり、デザートのりんごやきゅうりをあげたり…

  

朝仕事の後、朝ご飯の時間までしばし自由時間。
体育館やみんなの部屋で過ごします。

 

  

鐘がなったらキッチンまりこで朝ご飯!

今朝のメニューは、鶏の手羽先、炒め納豆、高菜のお漬物、カボチャグラタン、大根の煮物、ごはんに味噌汁、リンゴです。ネバネバもりもり。

 

いつもの食器洗いをし、自由時間でまってるうちに、日帰りで参加してくれる3人も集合し、ついにフルメンバーが揃いました!

キッチンまりこであらためてはじまりの会。
みんなの紹介や、この後くだる朱太川(しゅぶとがわ)も紹介しました。
朱太川は、黒松内から寿都町の日本海に流れる、全長がフルマラソンの距離とほぼ同じの、約43km。
今日はその中の、最河口域、海までの一歩手前の3km程を下ります。

まずは水辺の格好にみんなで変身!

 

もっていくものなども準備し、いざ車で午前中の練習場所へ移動。
まずはカヌーの注意点やこぎかたなどを説明し、あとは実際やってみるのみ!

参加者は3艇にわかれて、いざ出航!

 

朱太川の1番流れのある本流から一本外れた浅めの場所で、基本的な操舵を練習。
前に漕いだり、後ろに漕いだり、まわったり…
時折風はふくものの、終始おだやかで、
みんなも”風が気持ち良いね~”、 ”(パドルを水中にいれながら)川の水の音がきれいだね~”、”自然の中って感じだね”
と、気持ち良かった様子。

 

 

   

操舵に慣れてきたところで、カヌーでは恒例の(!?)
水かけ合戦が勃発!!

 

少しがんばって遡ってみたり、魚がいた!?と目をこらしてみてみたり、茶色い小動物(テン?イタチ?)を発見したり…
カヌーにもだいぶ慣れてきたところで、集合写真をパチリ。

 

途中、鮭のほっちゃれをゲットしてきたグループも。
婚姻色がはっきりと出ている、立派なオスのサクラマスです。
えらの部分など、じっくり観察できました。

午後はもう少し上流地点から出発なので、カヌーを移動、えっさほいさ。
高学年を中心に手伝ってくれました。

身体を動かしたらお腹がぺこり!
お昼ご飯は、持参したお弁当と、泊まり組はパスタをキッチンまりこでいただきます。

 

使った食器は自分達で。

 

午後の出発までの時間、みんなの部屋でUNO大会や読書でまったり。

さて、やってきました朱太川本流!
午前中いた場所よりも、明らかに流れが違います。

同じ川でも、場所によって流れが違う様子が水面を見るとわかりますね。

準備ができたので、出発前の集合写真!行くぞー!

まずは、本流になれるために、少し遡って橋の向こう側まで。
さっきと同じようにこいでいると、流れに負けて流されてしまう…!
ちょっと力をいれて漕いでいきます。

よく川を見ているスタッフには鮎がとびはねてキラキラ光る様子がみえましたが、
みんなで同じモノを見るのは難しいですね。

くるっとまわって、いよいよ川下り開始。
流れにのるって、すごい!

ちょっと前までえっさほいさと頑張っていましたが、
流れにのれると、すいすい~っと楽ちん!

 

太陽の加減や昨日の雨もあって普段より少し見にくい、(それでもきれい…)な、水中を目をこらしながら生き物をさがしたり…
手をいれてひんやり涼んだり…
一生懸命こいでみたり、ちょっと休憩してみたり…

   

途中、中州があったので上陸してちょっと休憩。
ここでも、何かいるかな~と探す班が。

  

小さいカニを手づかみでゲット!!

下るのも気持ちよいし、ふと後ろを振り返ったときの、山並みもとてもきれいでした。

 

いよいよゴール地点!
到着ー!

   

午前中みたホッチャレを回収!
今度は、骨も見つけたようです。
またもやじっくり観察。

 

 

組み合わせをかえて、最後少しカヌーにのったり

  

川辺でおかしをたべたり

  

ゴールまで、みんなでたどり着きましたー!!!

自然学校に戻ったら、着替えて、荷物の整理をして、
コケッツたちとも触れ合って…
解散の時間に。

本当に、お天気で良かった!
お泊まり組は、一緒に川の生き物について少し触れたり、
日帰り組も合流してさらににぎやかになってみんなでカヌーで川を下れたり、
スタッフも楽しい時間を過ごしました。

朱太川は、日本での利き鮎コンテストで過去に北海道の河川で初となるグランプリを受賞したことがあったる鮎が住んでいたり、
日本で最大の、カワシンジュガイという生息地がとても限られる貝の生息地だったり、
秋になれば鮭が遡上してきたり…
夏のキャンプで一緒に川あそびに行った人達は、たくさんの川虫や川の魚たちも見ましたが、そんな生き物たちが済んでいる川です。

そんな川が、自然学校のすぐ近くにあり、こうしてみんなで楽しむことができる…
とても有り難いです。

そんな川が、これからもこのきれいな状態を保つにはどうすれば良いのかな…
など、あらためて考えさせられます。

と、いろいろ思う所もありますが、まずは楽しい!きれい!気持ち良い!と感じるのが1番だと思います。
そんな体験の1つに、今日がなっていたら、もしくは、いつかなれば、嬉しいです。

参加してくれたみんな、送り出してくださった保護者のみなさま、ありがとうございました!


(ちこ こと 大類幸子)


秋のカヌーキャンプ~1日目

2021年10月02日 22時11分33秒 | 子ども向け主催事業

この時季、黒松内町を流れる清流・朱太川では、町内の橋の上や支流、至る所で海から帰ってきた鮭の遡上を見ることができます。

そんな季節に、朱太川をカヌーで下ろう!
というカヌーキャンプです。

お泊まり参加組が集合した今日は、まったりと過ごす日。

ぶなの森自然学校に集まったら、早速コケッツのお世話をしてくれたり、外であそんだり、初めての施設を見て回ったり。

 

みんな揃って、施設の中を一通りみたので、”みんなの部屋”ではじまりの会です。
スタッフの紹介や、2日間のスケジュールを紹介。

 

まずは明るいうちに、みんなで明日下る川と、鮭をみに出発!

この橋の下は、予定では明日カヌーで下をくぐりぬける場所です。
橋の上からでも、鮭の姿を確認できました。
”いた!” ”こっちにもいた!!”と声があがります。
鮭をねらっているのか、首の長い、サギの姿もたくさん見えました。

 

橋の上からも見えたので、次は朱太川の支流に行き、鮭にさらに近づくことに。
バシャバシャ!と音と水しぶきをたてて川を遡る”鮭ターボ”を見ることができ、
場所によっては間近に鮭の姿を見れた人もいたようです。

鮭がこの場所で集められ、車で移動するときにメスのお腹からこぼれおちたのか、地面にいくらの粒がポロポロ落ちているのも見つけました。
わずかな可能性にかけて川に投げ入れ、1粒だけ持ち帰って自然学校の水槽に入れてみることに。

 

農道の途中で、ヒグマの糞を発見。
アスファルトには、爪痕も残っています。
ふったが、ヒグマに詳しい友人にこのときの写真を見てもらったのですが、ヒグマが、少し踏ん張って糞をした、ちょっと珍しい光景だったようです。

糞をみると、トウモロコシがたくさん。
そうです、この道路のすぐ側にはデントコーン畑が…。
道路から川に向かっては、見事な獣道らしきものも残っています。

  

自然学校に戻ったら、先ほどのいくらをいれてみる”実験”。
いれた途端、ウキゴリがすぐに寄ってきて、パクリ!…と思ったらはきだした!
ということが一瞬で起こり、盛り上がっておりました。(このあと確認したところ、イクラの姿が見えなかったので、どれか魚のお腹の中に入ったかもしれません)

夕ご飯まで、しばし自由時間。
体育館やみんなの部屋で過ごします。

  

おまちかねの夕ご飯@キッチンまりこです。
みんなでご飯を食べながら、明日カヌーをする舞台、朱太川にすむ生き物たちの関係性や、朱太川の水が綺麗な理由について、
わかりやすく美しい映像で紹介されているふったが用意してくれた動画をみんなで見ました。
町内の子たちには”アユだ!””ヤマメだ!”と川で見たことのある魚がでてきたり、
”カワシンジュガイだ!!”と歓声をあげる声も。
この川に、明日行きます!

 

昼間にまりこさんがさばいたばかりの鮭の頭部を観察&実際に触ってみる。
 

自分で使った食器は自分で洗います。

 

このあと、温泉でまったりあたたまり、
もどってきたら寝る準備。

最後は少ししずかめに遊び、みんなそれぞれの寝袋へと入ってゆきました。

 

夕食後ぐらいから、予報ではあまりでていなかった雨がポツポツ。一時はザーっと降っています。
数日前の雨のあと、少し水量が落ち着いてきていた川の水が、また増えて濁ったことが予想されるので、
もしかしたら今日橋の上からみたような感じには魚は見ることができないかもしれません。
が、水面に近い、普段とは違う目線での水上での時間、楽しみたいと思います!

(ちこ こと 大類幸子)


くろまつないポタリングキャンプ~2日目~

2021年09月26日 17時46分52秒 | 子ども向け主催事業

今日はいよいよ黒松内のまちをまわるポタリングの日!
朝はだいぶ肌寒くなってきたこの頃ですが、お天気は良さそうです。

朝起きて、コケッツのご飯をあげ、自分達で朝ごはん&昼ごはんづくり開始。

お昼ご飯用には、定番の三角や丸に加え、ハートやクロス…形にこだわった2種類のおにぎり。
朝ご飯は、お好みで具をいれて、お好みの焼き加減で食べるホットサンド。

  

デザートのりんごや、ヨーグルト、たまごスープと一緒に、いただきます!

気になる本日のコースを確認し、出発の準備。
出発後は自然学校に戻らないので、荷物の整理や部屋の掃除も済ませてしまいます。

出発地点までは車でGO!

今回参加してくれている二人はよく川あそびで来ている添別川からスタート。
まずは、川の近くにいってみよう!ということで、河原までおりると、ゴミ発見…!
来年も気持ち良くつかえるように早速ゴミ拾いをしていると、橋のうえからサイクリング中の町の方が話しかけてくれました。
かわらもきれいになったところで…

いよいよスタート!!

車の少ない農道を走ります。

と、こちらに気づいて手を振ってくれた農作業中の方が。
いつも自然学校ではお世話になっている農家さんが、さつまいもの収穫準備をされていました。
”おいももっと良くみてみたい!”とのことで、少し引き返し近づいてみることに。
すると、農家の方が作業の手を止め、近くまで来てくださいました。

 

さつまいもは収穫してから少し時間をおいてから食べること、
黒松内には福祉施設だけでなく、農家という仕事もたくさんあるということ、
黒松内ではじゃがいも、小麦、大豆などがよくとれること、
などなどたくさん教えてくれました。
今丁度畑に見える青い草は、秋蒔き小麦で、春に蒔く春蒔き小麦もあるということについては、小学3年生の二人も”学校のテストで出た!” 
と学校の授業との繋がりを発見。

ご挨拶をして、再び出発!
元気もらいました!早速ポタリングらしくて良いですね!
 

引き続きのどかな畑をみながらの道を進み、
 

第一ポイントの奥の院へ。
春先のカタクリの群生で有名なこの場所ですが、この時期は他に人もおらず、
静けさの中にある緑がとても素敵でした。

1カ所ごとにご挨拶をし、林の中ではカエルやキノコを発見。

    

木々の向こうには、今日の1番の(?)お目当て、アイスクリームをいただく予定のトワヴェールの緑の屋根が見えました。
写真は逆光?でトワヴェールは見えにくいですが、写真真ん中ほどにキレイに見えたのです。

どんぐりを拾って、どんぐりシャワー!(あたるといたいけどヘルメットがあればへっちゃら!)

 

さすが、管理されているのか、春には空き缶などのゴミが多くあったようですが、今回は落ちているゴミはほぼ無く。

再び自転車にまたがり、すすんでいくとかわいい馬を発見。遠目にご挨拶。

いよいよ見知った場所に近づいてきました。
市街地に入り、スキー場に向かう橋の上から、川をのぞき込む方をお見かけしたので、
私達もおりることに。

きいてみると、鮎と鮭が見えるとのこと。
川からのぞきこんでみると…います、います。
よく見ているとカニも見えました。役目を終え、底にただようほっちゃれ鮭も。
しばらく見ていると…カニがほっちゃれを食べ始めました。
鮭の一生の最終盤を目にした瞬間です。こうして生命がめぐっていくんですね。

  

途中、知り合いに会ったり、町の方に”がんばれ!”と声をかけていただきながら、ぐんぐん進み…
市街地をとおりぬけ、お昼前最後の難関の上り坂。
漕いだり押したりしながら登り切り、お昼ご飯に。

ベンチでお弁当をひろげます。
にぎってくれたおにぎりに、ウィンナー、塩昆布きゅうり、味噌汁にチーズ。
もりもり食べたら、お昼休憩。

公園に、小さい秋を見つけました。一部色づきはじめたカエデの紅い葉。

 

野球場の観客席で、ひと遊び。食後のおやつも食べながら。

芝生の心地よい坂があれば…
ゴロゴロころがる。一緒にころがる。ころがりあがろうとする。
すべりおりる…
坂って楽しい!!

 

松ぼっくりになろうとする、ミニぼっくりもミッケ。
 

別れを惜しみつつも、午後の部スタート!!

橋の下には線路。おくのほうにはトンネルも発見。
すぐ隣にある昔のトンネルは、今は草がおいしげっていて見えませんが冬には見える、というちゅん情報。

住宅も少なく、車通りもあるからか、道路脇にはゴミがたくさん…
気になったのでところどころとまってゴミ拾い。

  

ここから先は、フットパスコースにもなっていて、町内に住んでいても普段あまり通らない道へ。
くだりざかが気持ち良かったり、牛が放牧されていたり…
 

 

 

休憩ポイントで、地図の確認。

映えスポットだという場所で、ジャンピング写真に挑戦!
なかなか全員そろって中に浮くのが難しい!

  

車も少なく、ひろがる畑が気持ち良い道を抜けて少し行くと、
目的地の緑の屋根が見えてきます。

 

緑の屋根が目印の、トワヴェールです。(ピザやパンで有名な道の駅は、トワヴェールⅡ”ドゥ”)

初めての場所に興味津々。

好きな味のアイスをかって、お外でまったりいただきます。
同級生の見覚えのある自転車も見つけて、びっくり!
  

おいしいアイスをたべたら、途中今回1番の下り坂を気をつけながらも楽しく下り、
ゴールまであと少し!

  

途中、ゴミが続いて落ちている場所では、
みんなのほうから”さっきのところ拾いたい”と声をかけてくれました。
 

昔黒松内と寿都をむすんでいた鉄道の駅で最後の休憩。
なかのかわ、なのに、なかのか”は”表記に ”はてな?”のポーズだそう。

 

まっすぐ進み…ついたーー!!!
出発地点においていた車まで戻ってきました。
予定だと、ここで自転車をピックアップして、車でお家まで送迎…だったのですが、
まだ走れる!との二人の声で、最後家までも自走することに。

  

順番に家まで送り届け、無事全員家まで到着!!

2日間で集めたゴミ↓はこんな感じでした。
ゴミ拾いの為に走ったわけではなく、休憩ついでにゴミを拾っていただけですが、この量に。
食べ物や飲み物のゴミが多く、車通りの多い道ばたにたくさん落ちていました。
とても全てのゴミは拾えませんし、そこがゴールではありませんが、
こうしてゴミを拾うことで、自分達が考えるきっかけになったり、この姿を通して、周りの方が考えるきっかけになれば良いな…とやはり今日も感じました。

実は、私自身町中で自転車をのるようになってから、道ばたのポイ捨てゴミの多さに驚きました。
このゴミが野生動物にとっての危険になったり、風でとばされ、川におち、海にながれつくことで長い間海に漂ってしまう海洋プラスチックゴミになってしまったり…
と考えると気になりながらも、なかなか普段だととまりながらゴミを拾って…ということができなかったりしていました。

今回は、自転車での移動、そしてのんびりポタリングなので途中休憩も多めにとる、ということで、
どうせたちどまるならみんなでゴミを拾えるのでは?!と、組み合わせてみました。
二人からは、”えーなんでー?”や”めんどくさいー”の声もなく、それが当然のようにゴミを拾ってくれ、
私達も気持ち良く、無理の無い範囲でゴミ拾いを活動に組み込むことができました。

私も最近知ったのですが、World Clean Up Dayという世界中それぞれの場所で一斉にゴミ拾いをするという活動が毎年行われています。
今年は9月18日に行われ、10月10日まではゴミ拾い参加期間ということで、その活動に今回のゴミ拾いの結果も、僅かながらですが報告したいと思います。
イベントホームページ→https://worldcleanupday.jp/ 様子をみていると、昨日はアフリカの国で海岸のゴミ拾いが行われていたようで、世界との繋がりも感じます。

 

そしてなにより、今回緊急事態宣言中の活動ということで
町内の参加者に限定しての実施となりましたが、
普段車で通っている道や、知っているけど来たことの無かった場所に、
自転車でいくことができた、ということで頭の中の地図がますますひろがったのではと思います。

途中、見知った顔にであったり、声をかけてくれた人がいたり、くろまつないの方々のあたたかさにも触れることができました。

小規模ながら、実施できて良かったです。
ありがとうございました!

~~~~
今回の走行距離
1日目の寿都ポタリング 12.5km
本日の黒松内ポタリング 24km弱

~~~~~~~~~
(ちこ こと 大類幸子)

 


くろまつないポタリングキャンプ~1日目~

2021年09月25日 21時21分57秒 | 子ども向け主催事業

黒松内町民限定での開催となったくろまつないポタリングキャンプ。
ポタリング=自転車でのお散歩、ということでのんびりと周辺をおでかけします。

まずは地図でおおまかなルートの確認。
今日は練習ということで、夕方のサンセットサイクリングで海の方まで行きます。

自然学校の道で練習。

元気に、いってきまーす!

途中で、太陽光パネルがあるお家を見つけたり、家の前に犬とねこがたくさんいるのを見たり、
子牛がいたり、畑&酪農仕事中の方に”こんにちはー!”したり…
しながら海へ向けてすすみます。
 

半分こえたあたりで、足がお疲れモード。途中休憩を挟みながら、第一ポイントを目指し…

到着!!

沈みゆく太陽と、風車、日本海が一面に。

  

今回は、休憩の多めのポタリングということで、
休憩のとき近くにあるゴミを拾うクリーンアップも一緒にすることに。
途中止まれなかった道路脇にも、ゴミをちらほら見つけました…
全てのゴミは拾えませんが、少しでも今あるゴミを減らして、
そしてこの行為を見てもらうことでポイ捨ての抑制になれば…

かわいた昆布は、海に帰していました。

 

 

壁登り。

帰り道は、行きの道と少しルートを変え、さっきから大きくみえていた風車が、1番大きく見えるところへ。
風車の真下は、こわさを感じる程大きかったようです。

すすきもゲット!

おなかすいた~~お腹の虫がないている~~
といいながらも、進みます。

 

最後のチェックポイント。
朱太川河口エリアの橋からは、海からあがってきた鮭の姿も見えました。

  

夕日に赤く照らされた山々がとてもきれいです。

最後、いよいよ”おなかすいたーー!!”となりながらも、無事にゴール!!

早速、おみやげにもってかえってきたススキを、なんともぴったしはまった浮きに挿して、
コケッツ小屋に。
少し過ぎましたが、お月見気分。

 

あとはご飯が炊けるのを待つだけ!
…と、コケッツ小屋を閉めにいくと、2羽足りない!
1羽はすぐに見つかったのですが、もう1羽が見つからず、キッチンに残っていた人達にも助けをよんで捜索に。
すっかり暗くなってしまったので見つからず…諦めて捜索は切り上げました。
野生の動物もまわりにいるので、もしかしたらもう…という可能性もあるのですが、
二人とも一生懸命探してくれました…ありがとう…!

寒くなって、お腹もすいてきたので、夜ご飯に!
今日のご飯は、トマト多めカレーに、コケッツゆでたまご、野菜スープに、デザートはナシとブドウのもりもり。
いただきます、もごちそうさま、もきっちり日直さん方式でしてくれました。

シャワーをあびてポカポカ、シャキっ!と。
美容室も開店したそうです。

みんなの部屋でお絵かきやクイズをしながら、あっというまに寝る時間。

明日は、お昼を挟んでのロングコース!
黒松内っ子の二人と、黒松内のいろいろを見ながら、ぐるりとポタリング予定です。

(ちこ こと 大類幸子)