自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

森の中のデイキャンプ~ぶなの森の春キャンプ2日目

2021年03月30日 19時27分46秒 | 子ども向け主催事業

(1日目の様子→コチラ 3日目の様子→コチラ

一夜明け、春キャンプの2日目。
今日は日帰りの参加者も一緒に、森の中で過ごすデイキャンプの日です。

朝起きたら、まずは朝のお仕事でコケッツにごはんをあげます。
先週ぶな森に引っ越してきた15羽3種類のコケッツも、だいぶここでのご飯に慣れ、
ごはんのお鍋をもったみんなに近づいてきました。

   

そして、今日のプログラムでつかう、メープルシロップのもと、イタヤカエデの樹液を他の農園に回収に。
もう時期は終わりかけでしょうか?たくさん、では無いながらもたまっていた貴重な樹液をいただいて帰ります。

 

昨日設置した学校裏のシラカバ樹液は、ボトルにほぼ満タンに!


こちらも回収し、フィルターにかけて、少し味見してみました。
メープルウォーターほど糖分も高くないので、思ったほど甘くもなく、好き嫌いがわかれたよう。

 
イタヤカエデの樹液、メープルウォーターも、希望者でちらっと味見。甘い!!シラカバ樹液より甘く、甘いけど水も少し足したようなかんじ、だそうです。
これを後でコトコト煮詰めていきます。

昨日こねたパンの様子もちらっと。大きくなってる!!!頼み込んで(祈って?)いる人も。

  

朝ご飯はパンをもりもり。
今朝のメニューは、食パン、ミネストローネスープ、サラダ、ゆで卵、ソーセージ、昨日リクエストのあったポテトサラダ。

  

ご飯を食べたら、デイキャンプの準備にとりかかります。
スープチームは具材の野菜を切ってくれました。
わりばしを加えているのは何ででしょうか?(ヒント:切っているもの…)

   

外では、たき火を起こせるようにポキポキ枝を準備。

 

日帰りの参加者も集まり、森で過ごすデイキャンプのはじまりはじまり。
今日は、昼食の棒パンをつくったり、アイスをつくったり、など大まかな流れはありますが、
基本的には森の中でのいろいろな活動で興味のあるものをそれぞれがやる、というスタイル。

  

このあとの調理にも、メープルシロップにも、蒸留にも、火は必要なので、まずは火起こしチームが始動。

苦戦していましたが、火がついたので、このメープルウォーターも火にかけて、シロップになるまで煮詰めます。

 

早速朝のたき火deおやつタイム。

    

薪割コーナーではたくさんの薪をわってくれました。

    

幼児さんたちも、薪運びを率先してお手伝い。

そして木登り。
   

木のブランコも人気です。

いろいろと活動している間に、棒パンの生地が登場!いよいよ、みんなで棒にまきまきして、焼いていただきます。

  

     

棒パ

  

お昼のスープは、ふったと具材チームが用意してくれた特性スープ。
昨日から回収している、白樺樹液を水のかわりに使ったスープです。ほんのり甘くておいしい!

 

 

今日は、下は3歳、上は新中学生、そして大人といういろいろな年齢の参加者がまじっての活動です。
幼児さんたちのブランコをおしてあげたり、おやつをたき火で焼いてあげたり、こちらがお願いするでもなく自然と動いている様子が印象的でした。

    

スラックラインではみんなでグラグラ。
 

貴重なメープルシロップがこげてしまわないよう、チェックもかかしません。
だんだん琥珀色に色づきはじめたよう。

お昼を食べたら、デザートのアイスづくり!
ボールに材料をセットし、みんなでころころ転がします。今回はみんなで選んだ、バニラとココアの2種類です。
きんきんに冷やす必要があるので、そのままの雪よりもさらに冷たくなるように、塩を加えます。
本当に冷たくなるのか??温度計で、実際に雪オンリーと雪+塩の温度をはかってみました。
塩を加えたほうは、どんどん氷点下をさがっていきます。素手で触ると危ないほどの冷たさです。
あとはひたすらコロコロころころ。

 

 

  

こちらは午前中からしこんでいた手作り蒸留器によるトドマツの蒸留中。
蒸留にもいろいろやり方がありますが、
今回は圧力なべの中にトドマツの葉と水を入れてぐつぐつ煮込み、発生した蒸気を冷却して成分を抽出する方法で香りを集めました。(熱水蒸留法)
アロマオイル(精油)の抽出の仕方と同じですが、今回のお目当てはそのときに同時にできる、いわゆる副産物のハーブウォーター(芳香蒸留水)。
精油と比べて量が多くできて、成分が薄い分いろいろと使いやすいのです。
そして香りはじゅうぶん、森!主に男子チームがボトルの取り換えなど、よく面倒をみてくれました。

 

突如あらわれたトドマツのジュディ・〇ング(本人談)。

 

雪解けの水で増水している、普段は大人の膝丈も無いほどの小川も、
この迫力。気を付けながら、流した笹船は一瞬で濁流にのみこまれていきました。
 

アイスチームのおかげで、無事アイスが完成!!良い感じに煮詰まったメープルシロップもかけていただきます。
シロップ、良い感じに甘かったそうです!砂糖などは一切くわえていません。自然の味!

最後に片付けをして、今日の日中の活動はおしまい。
おみやげのハーブウォーターで、ぜひ森での活動を思い出していただければと思います。

最後にみんなでコケッツにあいにいき、新コケッツのうち、年齢をかさねている烏骨鶏と茶色いコケッツは自然学校に引っ越してきてから初めて人の手にだかれました。
黒コケッツたちは、まだまだだかれるのには慣れないよう。あまりストレスをかけないよう、じっくり慣れていきましょう。

 

じっくり外で過ごしたので、お泊り組は少し休憩。

といいながら体育館で元気に遊んでいる人たちも。まだまだ元気そうでよかった!

おやつには、あまった棒パンの生地をオーブンでやいて、ジャムもつけちゃって、いただきました。
おいしい!
 

体育館やみんなの部屋で過ごしたあとは、夜ご飯のためのとうさん(フキノトウ)さがしと、
お世話になったカエデの樹からの樹液採取セット回収。

まずは校舎まわりでフキノトウさがし。
おいしそうなものを選んで、集めます。途中、ねずみのトンネルのようなものや、イタドリをみつけて笛づくりなど、いろいろあそびながら進みます。

  

敷地を少しでた川沿いのみちに、良さげなフキノトウがたくさん!!


そしてよさげなイタドリ畑(?)も!
ふえを大量生産したり、イタドリ祭りでワッショイしたり。

   

フキノトウがあつまったので、朝と同じ農園でカエデの樹液セットを回収。
おかげでおいしいメープルシロップをいただきました。ありがとう!!
穴もふさいで、次にお世話になるのは来年の今頃でしょうか。
  

戻ったら、夕飯まで自由時間。
女子チームは引き続き笛づくり。笛がいつのまにか魔女のホウキになったり、音の出る爪になったり。
   

夜ご飯には、フキノトウさんと、ウド(ここで採れたものではありません。もう少ししたら、こちらでもおいしいウドがとれますね!)の天ぷらがとうじょう!
チキン、サラダ、なすと生姜のあげもの、たこ、もやしとふのりの味噌汁、ごはん、フキノトウと畑ウドの天ぷら。
今日も完売!
  

ご飯を食べたら、温泉へ!
まったりあたたまったら、みんなの部屋でカードゲームをしたり、
外で寝たいと希望した二人は外で寝る準備。

今日も、おやすみなさい!

外チームの宿泊場所はこんな感じ。
昨日満月だった月が、とてもきれいに見えます。

 

いよいよ明日は最終日!
明日も引き続き、森で過ごしますよ!

(ちこ こと 大類幸子)

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2020年度ラストキャンプ~ぶなの森の春キャンプ

2021年03月29日 22時48分06秒 | 子ども向け主催事業

(2日目の様子→コチラ 3日目の様子→コチラ
一学年が終わり、進級するまでの春休み。
今年もぶな森の春キャンプがスタートしました!

学校裏の森(林)エリアで過ごす今回のキャンプ。
森→木→薪→たき火→野外調理

   →樹液採取→料理

   →香り   などなど。ちこがみんなとやりたかったことが、森だけに!?もりもりあります。

集まってくれた6人の参加者と、スタッフの紹介、内容確認をしたら、早速準備をして外に!

 

裏のキャンプ場エリアで各々興味の赴くまま活動しました。

まずはたきぎを集めて火起こし。

材料集めからみんなにおまかせ。
マッチ1箱使いきる程苦戦していましたが、最後には安定した火になっていました。

合間合間にブランコや、特に今日人気だった木登りをたしなむみなさま。

火があるので、明日のコケッツ用のごはんの準備も手伝ってもらいました。

こちらは薪割りコーナー。

シラカバの樹液をいただくための容器もセットしました。

ドリルで穴をあけると、すぐにポタポタ樹液が流れ出てきました。
ありがたい命の水を少しいただきます。みんなもちょくちょく溜まり具合を確認していました。

 

コケッツのご飯がこんもり出来たので、人間用のおやつづくりも。
フライドポテト、甘くてほくほく、おいしい!
   

そして気がついたら木に何人か登っているという光景。

こちらはのこぎりで薪づくり。
のこぎりって意外と?細く見える枝も切るのが大変ですよね。

どんどんマツの枝葉を燃やしていきます。煙もマツがほんのり香るなか、何故か修行僧が数人現れました。
これでもかと目をつぶっています。

フライドポテトも食べ終わり、最後に残った油と新聞紙を使って即席松明をお試しで。
春を呼ぶ儀式のための炎だそうです。

小雨もふってきたので、みんなの部屋に移動。
カードゲームや、3D〇×ゲーム(ゴブレットゴブラーズ)、お絵かき、楽器を奏でてみたり…などなど。

と、している間に夜ご飯の時間!
キッチンまりこの今晩のメニューは、
ごはん、おあげと大根の味噌汁、手包み餃子、ジャガイモとウィンナーあげ、春雨、サラダ、お豆腐です。

 

もりもり食べたら、食器もみんなで洗ってもらい、食器洗いチェック!

みんな食べ終わったら、明日みんなで食べるためのパンの生地づくりです!
材料をはかって、まぜて、こねて、こねて、こねて、こねて…

最初は、 えーやらなきゃダメなの??体育館で遊びたい! と言っていたみんなですが、
こねはじめると夢中になり、自分の生地に愛着も湧いてきたのか、最後の作業までみんなでやってくれました。

良い感じにまとまったら、一度寝かせて発酵させます。

その間に、寝る準備をしたら自由時間。

体育館では音楽隊結成!?(実際はそれぞれ思い思いに音を奏でておりました)

 

握力をはかってみたり 、バドミントンしたり。

  

と過ごしているあいだに、パンがふくらんできました!

最後にみんなで再度こね、均一になるように切ってからまるめていきます。

最後はもうおねむになってきた人達もいましたが、
みんなで仕上げてくれました!
明日、自分でつくった生地は自分で食べれるように、トレイにもわけて置いておきます。

 

”料理は、片付けまでが料理なんだよ”と、最後まで洗い物をしてくれた人達も。

最後に少しみんなの部屋で過ごしたら、就寝時間。

パンも、お布団をかけて、おやすみなさい!

明日は日帰り参加の方も日中合流し、丸っと森で過ごします。
どんな1日になるでしょうか。
みんなも、まずは明日のパンの様子が楽しみなようです。
明日もよろしくお願いします!

(ちこ こと 大類幸子)

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【募集中】3/29-31 ぶなの森の春キャンプ

2021年03月14日 17時42分07秒 | 子ども向け主催事業

黒松内ではここ数日春めいた陽気が続いていますが、

みなさまいかがお過ごしでしょうか。
早くも学年の終わり、3月ですね。
 
今回は、春休み中のキャンプのご案内です。
春の近づく森で、過ごしませんか?
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◎森で過ごす ぶなの森の春キャンプ

森でたきぎを拾い、薪をわり、長い枝をきって、たき火の準備。
火をつかって、パンとスープのランチづくり。
アイスもつくり、お好みで樹液をコトコト薪ストーブでにつめたメープルシロップをトッピング。
森を散策したり、シーズン最後?の雪遊びをしたり。
森での時間を楽しみましょう。
 
①お泊りキャンプ
日時:2021年3月29日(月)~31日(水)
参加費:20,000円 定員:10名 
対  象:小学校1年生~中学3年生
※札幌からの送迎をご希望の方は別途ご相談ください
 
②幼児&親子向け日帰りデイキャンプ
日時: 3月30日(火)10:00-15:00
対象:幼児とその保護者
参加費:1組500円
(小学生以上は子どもだけの参加OKです。
その場合、参加費一人2000円、家族から1名追加ごとに+500円)
※休眠預金の助成をうけて実施します
 
チラシをご覧ください。
お問合せ・お申込みはメール(bunamori@buna-cross.org)、LINE@(@bunamoriで友達追加)やお電話にて!
 
 

【2/21更新】イグルーとたき火のぶな森ウィンターキャンプ

2021年02月20日 20時45分30秒 | 子ども向け主催事業

【2/21(日)12:00 お泊まり2日目の様子を追加しました】

急遽決まったキャンプでしたが、黒松内町内外から4人が集合し、
はじまりましたイグルーをつくりながらたき火を楽しむウィンターキャンプ!

集合してから少し時間をとって木のスプーンづくりにお雛様かざり。

 

さて、外にイグルーを作りにいくぞ!
ということで、みんなで自己紹介&準備をしたら外に出発。

スタッフで前日作っていたミニイグルーをみてイメージをつかんだら、
まずはみんなで雪をふみふみ踏みしめて圧雪。イグルーをつくる場所と雪切り場をつくります。

今日イグルーで寝たいというリクエストがあったので、
希望者の身体にあわせてイグルーの大きさを決めて、ふみふみ、ふみふみ。けっこういい腿上げの運動だったよう。

 

固まってきたら、雪をきるのこぎり、スノーソーとスコップで雪のブロックを切り出していきます。

 

  

一段、二段、とだんだん高くなっていくブロックに、みんな おぉぉ~! 

と、おやつの時間が近づいてきたので、たき火の準備も同時進行。
燃えやすそうなたきぎを拾ってきたり、薪を小割にしたり。
火を起こし、お鍋を火にかけて。

 

良い火になってきたので、みんなでおやつタイム!
希望者の持って来た”たき火で焼きたいもの”とぶな森スタッフで用意したものと、みんなで炙ったり焼いたりして食べました。
途中、みんなのアイディアでどんどんレパートリーが増え、とてもおいしいおやつタイムでした。
今日のメニューは…
”スモア”(焼きマシュマロをチョコとビスケットではさんだもの)、マシュマロ・チョコ入りココア、焼きポップコーン→チョコポップ、
炙りじゃがりこ→チョコりこ(じゃがりこのチョコレートがけ)、などなど…
(他にもいろいろと持ってきてくれていたのですが、1つのおかしにかける時間が長くなり、登場機会を逃してしまったものもありました…)

  

おいしく食べたら、再び作業に戻ります。

ブランコや木登りタイムも。

 

さて、イグルーの方は、だんだん高くなるにつれ、天井の隙間が減ってきました。
ここで、一端中の人を救出作戦。無事、入り口が貫通!
   

その後、天井もふさぐことができ、中で使っていた脚立も救出作戦。

  

隙間を雪のコンクリートで補修したら、完成!!!

みんなで入ってもまだ余裕のがる、大人も中に立てるほどの大きなイグルーが完成しました!

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今回は参加者全員がお泊まり参加ということで、
暗くなるまで作業をし、片付けて撤収したらすぐにキッチンまりこで夜ご飯。
とても嬉しい、懐かしの参加者のご家族の方々も夕食から合流し、みんなでもりもり食べました。
おやつをたっぷり食べていたので、夜ご飯食べれるか…???と思っておりましたが、
みんな食べきっていました。中にはおかわり連発の人も。

食器を片付け、準備をしたらみんなで温泉へ!
温泉久しぶり~!という人もいて、みんなでいろいろなお湯を巡りながらあたたまってきました。

戻ったら、みんなの部屋で夜遊びボードゲーム!












クラフトや本読みもはさみながら、最後はみんなで果物そろえゲームでもりあがり、寝る時間。

女子は、”友達とお泊まり久しぶり!”とわくわくちょっとおしゃべりしながらも、
すぐにぐっすりです。
今晩、男子1名は初のイグルー泊に挑戦!
寒かったら戻ってくることにしていますが、さてどうなるか。

今回は、ちここと私大類のイグルーをみんなと作りたい欲で急遽決まったキャンプにも関わらず、
4名の参加者+2名の家族プラン宿泊の方にお集まりいただき、
嬉しい限りです!
実はイグルーつくりたいと思いながらも、大きさのあるものだと大人だけでも結構な時間も力もかかるので、
”今回はできるところまでで良し、たき火とか楽しめたら良いな”
と思っていたのですが、想定以上の大きさのイグルーが完成することができ、たき火も予想以上のレパートリー!

イグルーづくりは工事のような、労働作業のような工程ともとれるような工程が多いので、
みんなとしても遊んでいる、というより作業をした、という感覚が大きいかもしれませんが、
それも楽しむことができていたら良いなと思います。
そして、これでいざというとき(?)に雪の中でも寝れることが実感できたでしょうか?

明日は起きて朝のお仕事をして、朝ご飯を食べたら解散です。
明日も元気に起きてこれるかな??

おやすみなさい!

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イグルー泊の昨晩の寝床(外側)

2日目、昨夜は風が強かったですが、イグルー・外の野外泊男子チームも無事起床&帰還!
イグルーの大きさはこんな感じです。
みんなで入れるように…という私の希望でこのサイズになりましたが、
一人で泊まるにはもう少し小さめが良いですね。それでも寝袋の中はあまり寒くなかったそう。

朝仕事には、薪小屋から、薪ストーブ用の薪を事務所に運んでもらいました。
これであたたかく事務仕事ができます、ありがとう!(スタッフ配置の関係で写真の登場が偏ってしまいましたが、ほかの二人も同じような作業をしてくれていました!)

  

自分達で使った部屋や、廊下を掃除し、

朝ごはんももりもり食べて、今回のキャンプは終了!

次は春休みに2泊のキャンプを予定しています。
森で木を拾ってたき火をし、そこにある雪でイグルーをつくって過ごす…とても楽しいひとときでした。

参加してくれたみんな、送り出してくださった保護者のみなさまにあらためて感謝です。
ありがとうございました!
またぶな森で待ってます!


(ちこ こと 大類幸子)


カヌーツーリングキャンプ【11/1お泊まり分追記】

2020年10月31日 22時43分24秒 | 子ども向け主催事業

【11/1 11時 お泊まり分・2日目の様子をプチ追記】

はじまりました、カヌーツーリングキャンプ!

今年はありがたいことにカヌーの仕事が例年より多いこともあり、
これは、キャンプで子ども達とも乗りたい…!との思いで開催したカヌーの活動。
町内、ニセコ、倶知安、札幌から6名の参加者が集まってくれました。

今日は午前は三日月湖で、午後は朱太川川下りでみっちりカヌーにのり、ただ座るだけでなく、みんなで漕いで、移動をするカヌーキャンプです。
これまでに、夏休みのキャンプで子どもたちとカヌーに乗ったことはありましたが、
ここまでみっちり乗って、子ども達にも漕いでもらうのは今回が初めて。
私達も、みんなとどれぐらい漕げるか、わくわくなキャンプでした。

前泊していた札幌チームに、他の参加者が各地から合流し、キャンプのはじまり!
キャンプの流れや、今回のメンバーを確認したら、着替えなどを済ませて、いざカヌーに出発!

まずは注意事項やカヌーの乗り方、漕ぎ方をみんなで確認。

   

午前中のフィールド、三日月湖は、もともと朱太川の一部だった場所だとジェットが教えてくれました。

 

カヌーを降ろしたら、いよいよみんなでのカヌー開始。
まずは前に進んだり、後ろに漕いだり、右や左に曲がったり、行きたい方向に行けるように、
漕ぎながら感覚を確認。最初は慣れない感覚に、漕ぎにくそうにしていた子たちも、しばらくすると慣れてきました。
      

あれ、パドル…!?

途中、岸にある実や山ぶどうをゲットしたり、細い道を通って反対側にでて奥まで探検にいったり。

  

 

   

水上山ぶどう屋さん開店!?

   

 

最後はみんなからのリクエストで、3艇でレース!
行ったり来たりを数往復し、たっぷり漕いだら午前中は終了。
おなか減った~の声が多いこと!

  

みんなの”今日は麺類が良いな~”という声が聞こえたのか、
キッチンまりこのお昼ご飯のメニューは、ラーメン!
手作りチャーシューがまたおいしい。身体のなかからぽかぽかです。
 

お昼ご飯を食べたら、早速午後の活動へ出発!
午後は朱太川の本流を川下りです。
午前中の三日月湖と違い、流れがある川。
全町45km程ある朱太川の、河口までの最後の一部分を今日は下ります。
海にとても近いので、流れはあるけれど、とてもゆるやかです。

スタート地点では力つきた鮭を発見。
朱太川の紹介を少ししたら、川下り開始!

  

川下りでは、午前中とはまた違う楽しさを感じているよう。
うまく流れにのりながら進み、途中一度上陸しておやつ休憩をとったら、一気にゴールを目指します。

 

上陸ポイントがあったので、記念撮影! みんな、ふったにいったい何を…!?
日の当たり具合によっては前後の山がとても綺麗に見えました。

  

予定していたゴールは河口のカヌーポートでしたが、
風がおだやかだったので、みんなからの希望もあり、急遽海を目指すことに。



前の方に波が見えてきました。

  

  近いぞ…!!!

着いたーーー!!!寿都の日本海に到着!

 

そして上陸!
早速貝殻やいろいろ見つけています。

ギリギリのところまで、やはり水には入りたい。
    

海でのひとときを楽しんだ後、来た道をまた頑張って漕いで戻り、ゴール地点に到着!
お待ちかねの、ゴールでのおやつタイム。遠くの山の黄葉が美しい…

今日は十分漕ぎきった…!さすがにみんなお疲れだと思います。

ぶな森に戻り、片付けと着替えをすませたら、ご飯まで自由時間。

みんなの部屋で遊んだり、外で焚き火と、ハロウィーンマシュマロを焼いたり焼かなかったりして食べました。

  

キッチンまりこ、夜ごはんのメニューにもハロウィンかぼちゃくん登場。
新しい大人の仲間も合流し、みんなでいただきます!!

 

ご飯を食べたら、みんなで温泉へ。
冷えた身体に、温泉が染み入ります…!

自然学校に戻り、寝る準備をしたらみんなの部屋でゲーム大会。
UNO、ペンギン氷割り、今回流行っている立体〇×ゲームのゴブレットゴブラーズ。
疲れてはいるものの、消灯時間ギリギリまで遊び倒して、今日はおやすみなさい。

 

  

みっちりやったカヌー、どうだったかな?
午前も午後もで疲れるかなと心配していましたが、
普段と違う目線から、楽しさだったり、難しさだったり、感じるものがあったなら良いなと思います。


明日は朝食後には解散ですが、朝の時間もみんなで楽しみたいです!

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一晩明けて11/1の朝…
起きる時間の6:30頃にはそれぞれムクリと起き出し。
片付ける準備をしたり、みんなの部屋で遊んだり。

7時からの朝仕事では、カヌーの片付けや朝ご飯運び、コケッツのお世話をみんなありがとう。コケッツ隊はごはんだけでなく、カキ殻を砕いてあげてくれました。

朝仕事の後は、みんなの部屋で終わりの会。
昨日からの1泊2日を振り返り、それぞれ印象に残ったことを聞いてみました。
”河口までの予定が、海まで行けて楽しかった”、”カヌーの操作が大変だった”、”湖で、細い道を通って逆側にいったのが楽しかった”、”スタッフの逆向きに漕いでブレーキをかけたのがおもしろかった”などなど…
川ごとに様子もそれぞれ違ったり、同じ川でも場所によって流れが違ったり、カヌーの乗り方にもいろいろあったり、
まだまだたくさんの楽しみ方があるカヌー、ぜひまたキャンプで、今度は違う季節にもやりたいなと思います。

最後に、キッチンまりこで朝ご飯。
パンももりもり減っていき、お話もいろいろしながらのなごやかな時間でした。

 

お皿チェックの為、役割分担をして、入念に備える人達も。

食べた後は、最後の時間にみんなで体育館でドッジボール!

そしてそれぞれ自然学校を発っていきました。

 

普段、車や橋の上から見ることが多いと思う川ですが、
今回、魚や水鳥とほぼ同じ目線から景色を見たことで、
これから川を見るときもいろんな視点から見れるときっと楽しくなるはず!

川の魅力、もっとみんなで感じたいと思ったキャンプでした。


(ちこ こと 大類幸子)


ぶな森ウォークリングラリー~お泊りプラン

2020年09月20日 12時05分14秒 | 子ども向け主催事業
昨日のウォークリングの後、お泊りプランの5名は自然学校で一晩を過ごしました。

あれだけ動いたので、朝もギリギリまで寝ているかと思いきや、男子部屋はこの状態。
朝から元気です。
 
このあと、にもつの整理、部屋の掃除、朝仕事のコケッツの朝ごはんなど、することを全部したら朝食まで最後の自由時間。
と伝えたところ、「早く終われば自由時間が長くなる!」と、
二倍速ぐらいで動いていました。
  
 
コケッツの朝ごはんのために外にでると、正面に虹!!
コケッツも喜んでいます。

 
カルシウムのための牡蠣殻も砕いてくれました。

 
さわれた!!(この後持ち上げることもできました)

 
ちゃくちゃくとすることを終わらせ、最後のみんなでの自由時間をたっぷり確保!
目指すはもちろん体育館。
スタッフもまじえて、朝ごはん前からもりあがっていました。
 
キッチンまりこでのごはんも最後。もりもり食べます。
今朝のメニューは たらの西京焼き、炒め納豆、ブロッコリーのサラダ、もやしとズッキーニのナムル、トマトのマリネ、ごはんに味噌汁と、スイカです。
 
みんなでそろう最後の時間なので、この時間で楽しかったことや辛かったこと、好きなキッチンまりこメニューのアンケート。
ウォークが一番大変で、サイクリングが一番楽しかった人が多かったようです。

 
 
食べ終わったら、最後のまりこさんチェックに備え、食器を入念に洗って拭いてくれています。みんなすんなり合格!
 
  
 
最後の最後までみんなで遊んでいました。
 
ばいばい!!!!



これにて、日帰り、1泊2日、そして札幌組の2泊3日、すべて終了しました。
それでも、明日も明後日もお休み!!4連休ってすごい!
貴重な4連休に参加してくれたみんな、送り出してくださった保護者の方のおかげで、
私たちも楽しいキャンプができました。
 
子ども達とも話しましたが、10kmだったり、15kmだったりを歩きや自転車で移動したことがあるという経験が、
どこかで何かの形で力になればと思います。
 
またぶな森に遊びにきてね!
 
(ちこ こと 大類幸子)
 

ぶな森ウォークリングラリー2020 

2020年09月19日 22時09分33秒 | 子ども向け主催事業

シルバーウィークの4連休の初日、
直前まで続いた雨空に開催も危ぶまれたウォークリングラリーでしたが、無事に催行のお天気で(途中の少しの時間を除き…)実施することができました。

前の記事にも書いたとおり、今年は今の状況から、総勢60名程集まる、ロングウォークイベント「40km・20kmウォーク」の開催は断念しましたが、
それでも自分の身体を使っての普段よりも長い距離を移動するプログラムはやりたい、との思いで、
今回は逆に少人数でしかできないサイクリングも取り入れてのウォークリングイベント開催でした。

昨日からのお泊まり組、現地集合組、町内組、それぞれが、道の駅くろまつないに集合!
札幌、函館、ニセコ、黒松内から集まってくれた小3~中1の子ども7名、大人4名+サポート1名が
フットパスコース10km、サイクリングコース15km弱の道のりで、目指すは日本海の海!
まずはウォーキングのゴール地点、東山公園スキー場を目指します。

 

天気も気温も丁度良く、足下もコースがほとんどアスファルトでなく土の道なので、足にも気持ち良い!(後ほど、逆にそのおかげで苦しむことにもなるのですが…)

 

フットパスコースの楽しいところその①
道の上でいろいろなものを発見

動物の落とし物だったり、足跡だったり、ふわふわのコケだったり、謎のキノコだったり、5つ葉のクローバーだったり…
いろいろ見つけながら、なんだろう?と考えたり、触ってみたり。

    

 

フットパスコースの楽しいところその②遊び道具の資源が豊富!

道中、3種類の草笛が登場。上手くいかなくても、すぐに材料を見つけて挑戦できる!
違う種類の草で音が鳴るか試せる!

 

   

フットパスコースの楽しいところその③いろいろな景色が見れる
じゃがいも畑や大豆畑、とうきび畑や芝生…いろいろな畑の側を通ったり、橋をわたったり、川沿いを歩いたり。
進むごとに景色が変わっていきました。

 

   

そして、それは楽しいことでもあれば…
降り続く雨で地面がぐしょぐしょ。小さい川が数日前に氾濫していた後の水たまりでぐしょぐしょ。
濡れる靴と靴下に、慣れる(諦める)人もいれば、そうでない人も…みんな頑張ってドロドロになりながら歩きました!

フットパスコースの楽しいところその④ 途中で自然のおやつタイム

途中2カ所で、頑張れば取れる位置にヤマブドウを発見!
みんなで協力して、房をゲット!さて、お味は…?

  

この表情! この時期はまだまだ酸っぱさほぼ100%。霜が降りる頃になれば、だんだん甘みが増してくるので、これに懲りずに違う季節にまた食べてみてね!
(このすっぱいの、以外といけるかも、という人も若干名いましたが…!)

そんなこんなで、道ばたでいろいろ見つけて遊んだり、しりとりをはじめたり、
ルートを確認したり、休憩もとりながら進みます。

 

 

途中唯一のトイレで一休み。

トイレ休憩ポイントを過ぎると、どんどん山道に入っていきます。クイズ大会勃発。

途中、みんなイタドリや枝の杖をついて歩くように。
登り坂も、両手に持つと、だいぶ疲れやすさが違うことを発見!

 

途中には、ずっと先の方にゴール地点の海辺と風車を密憲柄、最後は休憩も少なめに、どんどんゆるやかながらしばらく続く坂を登り切り…

ついたーーーーーーーー!スキー場の天辺からは、黒松内の市街地が見渡せます。

  

おまちかねのまりこさん弁当と熱々のお味噌汁をいただきます!!
  

昼食でだいぶエネルギー回復したのか、残りはずっと下り坂だったからなのか、それともその両方なのか、
昼食以降は速めのペースで、休憩も無しでウォークのゴール地点に到着!!
杖にしていた棒で、足跡(棒跡)をつけながら歩いたり、魔法のほうきのごとくまたがって歩いたり、おしゃべりしたり、うたったり、いろいろしながらウォークの最後を歩ききりました。

みんなが楽しみにしていた、マイ自転車との再開をはたし、トイレ休憩をしたら、サイクリングのルール確認をして、まずは車通りの無いところで一列になっての移動を少し練習。

 

  

そして、いざ後半戦のサイクリングに出発!!

なんと、ウォークの最後の方から怪しげだった雲から、けっこうな雨が。
雨に濡れながら避難場所まで移動し、カッパを装備。
「こういうときってカッパを着ると天気が良くなるんだよねー」なんて話をしながら、少しおさまった雨の中進んでいると…
本当に雨がおさまってきた!!!!
下の写真での、みんなの目線の先(つまりカメラマンちゅんの後方)には綺麗な虹が!

      

すっかり晴れてきました。

 

途中休憩をはさみながら。途中で、川の上をなんどか渡りました。

   

下の写真の少し前に、歩道の上でハンドルをすべらせての転倒がありながらも、大丈夫とのことですぐに出発。
雨上がりは必要以上に注意が必要ですね…大事にはいたらなかったのが救いです。

  

一部、河川敷の道が舗装されサイクリングロード状態に。こういう道は比較的安心して進めます。

自転車は軽車両という区分になりますが、
今回は子どもがメインでのチーム走行だったので、歩道がある箇所では歩道を走っています。
歩道のない場所は車通りの少ないコースを選び、車道の左側を。
    

さて、いよいよ風車がすぐ側に!海はもうすぐです。

着いたーーーーーーー!!

海だーーーーー!

 

逃げろーーーーー!!

 

…「靴ちょっと濡れちゃった!」 波打ち際でのおなじみの光景…
 

浜辺で貝殻をおみやげにひろったり

 

空からの飛行機?にも見えるようにとメッセージを記したり

ゴール記念のおやつを食べながら休憩したり。浜辺での少しの時間を楽しんだら、
おまけライドで来た道を少しもどって自然学校までもう5km自転車で行く男子チームと、
車で移動する女子チームに別れて海を後に。

川の上からの様子。天気はすっかりよくなりました。

最後もペースを落とさず進み、無事に自然学校に到着!!!!


ここで、町内から参加の3人とはお別れです。

 
最後にニワトリのコケッツと遊んでから。 

お泊まりチームは、夕食までの自由時間も遊ぶ気満々。元気!
「温泉から帰ってきたら体育館でバドミントンしようよー」の図。
温泉の後も遊ぶ気まんまんだ!
 
夜ご飯はキッチンまりこで。今日のおかずをみるなり、「なんで!?ごちそうじゃん!?」とよろこびっくりな人も。
今日のメニューは、餃子、ピーマンの肉詰め、ラーメンサラダ、ズッキーニの揚げ浸し、シメサバ、キュウリのおつけものに、ごはんとお味噌汁です。
みんなほぼお残しもなくきれいにたべてくれました。

食器のまりこチェック!のために、入念に食器を洗って拭くみなさま。そのかいもあって、みんなチェックを一発でクリアしていました。

 

温泉までの自由時間で、ゲームをしたり、BGMにギターを奏でてみたり。

 

温泉で、ゆっくりまったりして汗を流したあと…

また汗をかくことも辞さず、みんなで体育館へ。
バドミントン大会や、バスケットボールのシュート、樽ジャンプ、竹馬…といろいろ盛り上がっていました。

     

温泉がちょっと長くなったので、体育館の消灯時間も15分特別延長し、ギリギリまであそび、
その後みんなの部屋でも少し遊んでいましたが、全館消灯の21:30前にはそれぞれ寝袋の中に。

きっと今日はグッスリです。
それもそのはず!
普段歩きなれない、そして精神的にもハードルの高いぐしょぐしょの道を歩き、
自転車で普段あまり漕ぐことのない長距離を、チーム走行で行く、という身体的にも精神的にも大変な道のりだったはず。

みんなでのゴールが目標だったので、自分のペースではなくみんなのペースにあわせるということをお願いしましたが、
それでも不満をあからさまにぶつける人もおらず、「もっと早く!」「ちょっと早すぎ!」というイライラした声も聞こえず、
初めて会う人同士も多かった今回のメンバーでしたが、私たちも一緒にいてとても気持ち良く活動することができました。

お泊り組は明日、朝の時間を少し一緒に過ごしたら、朝食後には解散です。
残りの時間も、楽しみたいと思います!

(ちこ こと 大類幸子)


40/20kmウォーク中止のお知らせ&ぶな森ウォークリングラリー開催!

2020年09月08日 16時12分45秒 | 子ども向け主催事業
黒松内ぶなの森自然学校では毎年、道内の自然学校との共催で、
10月に40km・20kmウォークというロングウォークの活動を行っており、
毎年多くの方にご参加いただいておりましたが、
スタッフも含め60名程の大規模での活動となるため、
今年度の実施は見送らせていただくこととしました。
今年度の開催についてお問合せをいただいていたので、
こちらにてご連絡させていただきました。
 
そこで、これを機に、小規模でしかできない、
かつ、40kmまではいかなくとも、普段より身体を動かし、
長距離を自分の身体で移動することに重点を置いた日帰りのイベントを実施いたします。
 
ウォーキングとサイクリングで、
黒松内の道の駅から寿都の日本海を目指す、
ウォークリングラリーについての詳細は以下のご案内と画像のチラシをあわせてご覧ください。
ご不明な点などございましたらご、お気軽にお問合せください。
ーーーーーーーーーーーー
◎ぶな森 ウォークリングラリー  
歩き(ウォーキング)・自転車(サイクリング)で移動や景色を楽しむ“ウォークリング”ラリーを開催します。
身体を動かして、免疫力を高めよう!
 
2020年9月19日(土) 9:30~ 16:30
参加費: 7000円   
定  員:10名 
対  象:・小学校3年生以上~中学生
        ・自転車で公道を安全に走行できる人
        ・ルール・注意事項を守れる人
        ・みんなとペースを合わせ、ゆっくりでも楽しく自転車に乗れる人
         ※個人のタイムを競うレースではありません
   ※自転車・ヘルメットは持参ください(応相談)

スケジュール(予定)
 9:00 集合、オリエンテーション
  スタート@道の駅くろまつない
・ウォーク(フットパスコース約10km/山道)・サイクリング(約15km)
  ゴール@寿都日本海
  自然学校へ移動
16:30 解散
 
宿泊についてはチラシをご覧ください。
また、札幌からの送迎をご希望の方は、別途ご連絡ください。
 
お問合せ・お申込み、お待ちしています!
 
 

海と川のもりだくさんキャンプ~2日目~

2020年08月23日 13時59分28秒 | 子ども向け主催事業

海と川のもりだくさんキャンプ、2日目の朝をむかえました。

夜になると肌寒くなっては来ましたが、まだまだ空が明るくなるのは早く、
起きる時間前に起きた人たちも。みんなの部屋で静かに過ごしていました。

 

7時になったので、みんなで朝のお仕事。
まずは自分たちの部屋を片付け、掃き掃除に拭き掃除、廊下や体育館も掃除しました。
ありがとう!

  

コケッツのごはんもみんなであげに行きました。
今朝は卵が2つ!

  

キッチンの鐘が鳴ったらごはんです。

今朝のメニューは食パン、野菜サラダ、スクランブルエッグ、ウィンナー、ミートボールグラタン、ズッキーニのナムル、えのきと小松菜のスープ、です。

    

朝からモリモリ食べ、一人でパンの袋1袋分ぐらい食べた人も。

昨日と同じく、ウェットスーツ&ライフジャケットを装着したら、今日は川へGO!!

女子が乗る車では今日も大合唱。 

荷物も手分けして運び、川に到着!

 

今日遊ぶのは、黒松内を流れる朱太川につながる支流の一つ、添別川。生き物もたくさん住んでいるところです。

まずは川での上手な遊び方を確認してから、ライフジャケットをきつくしめ、いざ、道具も使って生き物探し!

 

いたるところで魚の目撃情報が。

  

  

一人でもくもくととったり、何人かで協力してとったり。

   

  

   

タライの水槽にもたくさんの魚やエビ・カニなどが集まってきました。

生き物も観察しつつ、お茶休憩をとったら、
みんなで生き物を探しながら本流に向かう探検へ。

途中、ジャングルのような道をかきわけ、深いところでは浮いたりしんがら、本流に到着。
やはり本流は流れが強い!

  

フローティングで、流れに身を任せてどんぶらこ。

 

  

本流と支流の合流地点で生き物探しも。

来た道を戻り、とった生き物と川にお別れを告げ、
学校に戻ってきたら今日も今日とて温水シャワー。

麺がのびる前に、着替えを終えることができました!
キッチンまりこ、最後のメニューはファンも多いラーメンです。おかわりが続々と!

スイカもきれいに食べています。

  

JETT校長から、勉強すること、知ろうとすること、その環境を楽しむことについてのお話。

最後、リクエストがあったので、体育館で希望者による大玉ドッジボール大会。
みんなの部屋ではUNOや人生ゲーム(の準備)中。

時間になったので、みんなで外へ。
忘れ物チェックも一通りし、
終わりの会では、2日間の流れを思い出して、どれが楽しかったかアンケート。
やはり海あそび・川あそび・夜あそびが楽しかったよう。

迎えに来てくださった保護者のみなさまと、元気に(ちょっとお疲れ気味の人もいましたが)帰っていきました。

2日間ともお天気に恵まれ、黒松内の川、寿都の海を満喫できたかなと思います。
私達スタッフも、川や海に行くたびに生き物の豊富さや川の水、海の水のきれいさに魅了されて帰ってきますが、
参加してくれているみんなとも、この自然環境のなかでの、楽しかったり、びっくりしたり、きれいだったり、さむかったり、たまにいたかったり…
いろんな経験を増やしていけたら嬉しいです。

夏休みはほとんどの学校で終わり、明日からまた学校という人も多かった中、
キャンプに参加してくれたみんな、おくりだしてくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。

またぶな森で待ってます!!

(ちこ こと 大類幸子)

 


海と川のもりだくさんキャンプ~1日目~

2020年08月22日 19時37分33秒 | 子ども向け主催事業

ぶな森の夏、最後のキャンプとなる「森と川のもりだくさんキャンプ」が始まりました!



今回のメンバーは黒松内・豊浦・室蘭・札幌から集まってくれた小1~小6までの13人の子ども達と、
急遽ボランティアとして参戦してくれた、KZKと、ぶな森スタッフです。

始まりの会でスタート、

1日のスケジュール、どんなところでどんなことをするのか確認

施設の使い方や注意事項、スタッフもどんなひとがいるのか確認

そして、どんな子たちが来ているのか、どんなことを楽しみにしているのかを手をあげてもらって、みんなで共有します

始まりの会が終わったら、早速、準備開始

海で使うウェットスーツやPFDをあわせます

お昼ごはんは”キッチンまりこ”でまりこさんごはん。
メニューはトマトとナスのスパゲッティ、わかめ卵スープ、フルーツヨーグルト

たくさんもりもり食べて、

お天気は海日和の日。早く準備ができた子は出発まで暑くて大変。水あそびをして全員が揃うのを待ちます。

海への移動車内も歌を歌ったりとテンションが上っています。

今日もお世話になります、政泊漁港。
漁師さんに、とって観察した生き物は生きたまま海に帰すことを条件に、
こうして子ども達の活動で使わせていただいています。

天気も良く、とーっても穏やかな海。
今日も寿都の海はきれいです。

まずは海の水がどれくらいの温度なのか肌で感じながら、浮き方を確認しあいます

シュノーケルやゴーグルを装着し、いざ海へ!!

   

 

巨大アメフラシとれた!!
「とれたー!!」の声があがる度ににみんなで集まってとれた生き物を確認しています。

  

岩のはじからプチ飛び込み開始!

もぐった先で海中を覗いてみると、ウニがたくさん!

ひたすら海の中をのぞきこむ

   

 

こちらにも巨大アメフラシ発見!慎重につかんで…  とれた!!
 

温かいお茶休憩を挟んで後半戦は飛び込みも開始

高学年は最初から高いところから飛んで、さすが高学年兄さんは、すげーと低学年軍団は見惚れています

高学年も低学年も、みんな続々と飛んでます。

恐怖心に打ち勝ちながら、飛んでみると意外と気持ちよかったり、

予想に反して海水がたくさん入って気持ちが落ちたり、

何回も飛んでみたりしてみます。

途中からは、いろいろなポーズを決めて飛び込んだり。

寿都の海を満喫するみんなですが、
その寿都に関して、今ニュースなどで話題になっている寿都町の「核のごみ」処分場の調査への応募検討に対して
スタッフのふったやJETTが動いています。
今回は、ふったが何故こんなにアツい想いでこの件について動いているか、
の背景に迫る!ということで、報道の方が子ども達が寿都の海で活動している様子を撮影にきていました。
(参加者の保護者のみなさま、撮影にご了承いただきありがとうございました!)

今回は初めての参加だったり、低学年の参加者も多かったこともあり、
寿都町で起っている件について子ども達には話していませんが、
この豊かな自然で遊んだ、楽しかった、生き物をとった、飛び込んだ…
こうした経験が、これからの人生のどこかで何かを選択するときに活きると良いな。
とあらためて感じています。

とことん飛んで、

とことん生き物さがしもして、たっぷり遊んで、まだまだ遊び足りないけど、海遊びは終了

アスファルトの上があたたまっていて気持ち良い!!

 

帰ったら、ウェットスーツなど全て脱ぎ、水着で温水シャワー。

洗いものや道具の片付けを自らしてくれた人もいました。
お手伝いありがとうございました!

夕飯の時間まで自由時間。みんなの部屋でUNOや音楽演奏隊、体育館でシュートしまくり。

 

本日の夕食はこちら。
タンドリーチキン、ブリのお刺身、ポテトサラダ、ブロッコリーとトマトのサラダ、モロッコいんげんの和え物、キュウリのお漬物、お味噌汁に、ごはん。


海遊び後のごはんなので、みんなお腹がペコペコ、すごい勢いで食べました。

ここで、一人増えた大人を紹介。
海遊びから合流していたKZKは、小中学生のころ参加者として、高1のときにも一度ボランティアとして来てくれて、
今回大学生になってまた戻ってきてくれました。

ご飯を食べて、各自マットや寝袋を敷いたり、寝る準備をしたら、
お待ちかね”夜あそび”の時間。
みんなからのリクエストもふまえ、
・たき火 ・体育館 ・お出かけ虫取り ・お部屋あそび などをすることに。

焚き火チームは、火を起こした後、良い感じの熾火になるまでの間に
暗闇ならではの、感覚を研ぎ澄ました”鈴とりゲーム”で盛り上がり、
良い感じの火になってきたら、枝をひろってマシュマロタイム

火起こしから始めて、火を育てながら、

そしていい火になったら、マシュマロを炙ってパクリ

虫好きチームは黒松内の街灯があるところへおでかけして、クワガタさがし

日中は暑かったけど、夜は気温がだいぶ下がってしまったので、

3箇所で捜索してみましたが、カブトムシとクスサン1匹ずつの収穫。

体育館ではたき火チームが最後の最後におにごっこタイム

寝る時間ギリギリまでUNOをしたりと、






みんな、ぶな森のキャンプを満喫しております。

明日は川遊び。お天気も良さそうな予報。

どんなお魚、生き物に出会えるかな。川でドンブラコできるかな。

(ちゅん こと 富田桂太)


川で、海で、生き物探しキャンプ!

2020年08月15日 17時32分51秒 | 子ども向け主催事業

夏休み最後のキャンプは、川&海で日帰りの生き物探しです。

 

今回は10人の子ども達が集まってくれました。

しかも、なんと全員男子!!笑

にぎやかになりそうです^-^

 

今回のキャンプを仕切るのは、元ぶな森スタッフ、

現在は厚真町の放課後こども教室でスタッフをしている、

我らが「くまちゃん」です♪

ぶな森の中でも特に生き物好きのくまちゃんと生き物を探しに出かけます!

 

集合したら、ウェットスーツとライフジャケットのサイズあわせ、着替えをして準備完了!

全員で挨拶をして、早速川に出発します。

 

昨日の土砂降りの雨でやや増水したいつもの川。

果たしてそんな状況で生き物はいるのか・・・?

 

と思いきや、いました、いました!

エビやカニ、ウキゴリやドジョウなど。

大きなモクズガニも発見!!

 

そんな風に生き物探しに精を出す子もいれば、

増水した川でひたすら流れて遊ぶ子達も^^;

(水温は結構冷たかったので、よく寒くないなーとこちらが感心するほど)

それはそれでOKです。

 

自然の楽しみ方は人それぞれ、千差万別。

身体を使って流れようと、生き物を探そうと、泥団子を作ろうと

(泥団子を作って的当てしている二人↓)

子ども達それぞれが夢中になって、試行錯誤や工夫をしながら

全力で遊ぶ中に大切な学びや気づきが得られると私達は思っていて

そういう時間をわざわざ持つことに意義があると思っています。

 

さてさて、川を全力で満喫した後は自然学校に一度戻り、お昼ご飯。

 

車の中で「お昼ご飯はラーメンだよ」と子ども達に伝えると

「インスタントラーメン?」「カップラーメン?」という声が・・笑

 

いえいえ!!まり子さんの手作りラーメンです!!!!(お手製の肉味噌付き☆)

川で冷えた身体を温めてくれるラーメンからたくさんエネルギーをもらいます。

あーー美味しすぎる☆☆

 

ところで、川で捕まえた生き物を食べたいと子ども達から要望がありました。

 

食べたいという気持ちはよくわかります。

でも、川の資源を枯渇させたくないので

小さいものは逃がして、大きいものだけを選び、

人数に見合った数まで子ども達自身に絞ってもらいました。

 

そんな風にして大事に持って帰ってきたエビとウキゴリを

フライパンで焼いて食べます。

塩をつけただけのシンプルな味つけでしたが、飛ぶように売れました。

自分達で捕まえたからなのか、一際美味しく感じます。

ちゃんと、みんなで声を掛け合いながら、分け合ってました。

みんな優しいね。

 

いっぱい食べて元気を回復した後は、コケッツとの触れ合いタイム。

みんなフワフワのコケッツに癒されたようで、

「大人になったらニワトリを飼いたい」と言ってくれる子まで^^

嬉しいなぁ。

 

準備を整えたら、午後の生き物探しのために海へ出発!と思いきや

待ちきれずに水に浸かる子ども達・・・笑

海に行くのが待ちきれないようです♪

 

今、話題の寿都町の海へ出かけます。

 

今日は波も穏やかで、風もなく、絶好の海遊び日和でした。

海辺にはきれいな景色が広がっていました。

くまちゃんから海で安全に遊ぶ方法や注意することを教えてもらったら、

シュノーケリングを装着して、いざ海へ!

透明度の高い海には生き物がたくさん!!!

みんなでたくさんの生き物を捕まえました。

(漁師さんにお借りしている場所なので、もちろん、観察した後は全部逃がしました)

巨大アメフラシー!!!

川とはまた違った生き物達に大興奮の子ども達。

時間も忘れて潜ります。

 

生き物探しが落ち着いてきたところで、希望する子ども達と飛び込みへ。

 

子ども達に大人気の飛び込みですが、

高いところから飛び込めずに躊躇する子ももちろんいます。

アドバイスや励ましの声をかけてあげることはできるけど、

最終的に飛ぶか飛ばないかを決めるのは自分自身。

日常の色んなことも結構そうだなぁなんて思ったりします。

 

また、私達は飛べなんて一言も言っていないし、

強制しているわけでもないのですが、

不思議なことに子ども達の多くは勇気を出して飛ぼうとします。

 

子ども達自身に学ぶ力や何かを獲得しようとする力、

向上させようとする力が備わっているとつくづく感じます。

 

この子は、長いこと自分の中の恐怖心と格闘していたようですが、

周りからの声援も後押しし、最終的には飛ぶことができました。

がんばったね。

 

あっという間に海遊びの時間が過ぎて、学校に戻る時間になりました。

着替えて、全員で挨拶します。

その際、今寿都町で起きていることも子ども達に少しだけ説明しました。

核のゴミが来るかもしれないということ

そのゴミはただのゴミではないこと

人間の身体に有害な物質を含むこと

その物質がなくなるまでには10万年もかかること

私達よりもみんなの方が長く生きるであろうということ

今日遊びに行った海も無関係ではないこと

 

「そんなのいやだ」という声が子どもからあがったので、

それなら、それを伝えないとね。という話もしました。

「どうやって?」

「手紙を書くとか、電話をするとか、メールをするとか、先生や親に言うとか色々な方法があるんじゃない?」

という話もしました。

 

賛成が正しい、反対が正しいとかではなく

自分が感じた気持ちを表現していくことは、

これからの未来を担っていく子ども達にとって非常に大切なことだと考えます。

(もちろん、大人も大切ですが)

 

未来や現実社会は誰かに勝手に作られるものではなくて

自分達こそが作っていくんだ

作っていけるものなんだという前向きな気持ちで

日々を送ってほしいなと思っています。

 

そんなところで、今日の生き物探しキャンプは無事終了しました。

参加してくれ子ども達、送り出してくださった保護者の皆さま、

ありがとうございました!

 

ぜひ、またお会いしましょう☆

 

(ふった こと 佐藤)


日帰り🌊ウォーターアドベンチャー

2020年08月08日 17時31分54秒 | 子ども向け主催事業

※この事業は全国25都道府県で実施される 令和2年度文部科学省委託事業 子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業「みんなdeアウトドア」の一環として開催されました

 

天気予報ではずっと曇り・雨だった今日ですが…
無事に行ってきました、寿都日本海での日帰りウォーターアドベンチャー!

今日は半日丸っと海で過ごしました。

いつもより波が高く、普段の活動場所ではあそべませんでしたが、
場所を急遽変更し、途中からはお天気にも恵まれ、生き物探しや飛び込み、ぷかぷか浮かんだり、と海を満喫してきました。

9時~16時までの活動の様子を、駆け足ですがご報告します!

到着後、早速ウェットスーツを身にまとい、今回のキャンプスタート!
まずは大人の自己紹介&参加者の学年チェック。
今回は町内・倶知安町小1~5年生の12名が集まってくれました。

今日の活動場所は、ぶな森が毎年夏にお世話になっている寿都の政泊漁港です。
漁師さんに特別に許可を得て使用させていただいています。

ストレッチで身体を伸ばしたら…

 

ライフジャケットをしっかりと装着し、いざ、海へ! 
今日は風向きもあり、波が高い!
防波堤の内側で、まずは波になれてみます。

頑張ってふんばらないと、流されるー

      

だんだん慣れてきたので、ドボンと入ってみました。みんな浮けています!

 

裏で生き物探しもスタート
早速ヤドカリやカニ、小魚をゲットしています

 

波は高いけれど、お日様が出てきました!

うにの殻も発見

  

波のあまり当たらない場所に移動して、生き物探し!!

  

 

途中で浮かぶ練習をしたり

あっという間にお昼の時間。
持参したおにぎりとお味噌を、いただきまーす!

 

    

ヒトデを観察しながらの昼食

太陽チャージ!!!
海の中は楽しいけれど、ずっと水中にいると身体が冷えるので、みんなでひなたぼっこ。

  

あたたかい鉄の部分でホッカイロがわり

休憩中も「まだ??」「もう入っていい???」とウズウズなみんな。
十分あったまったので、午後の活動スタート!!

早速、飛び込みだーー!!

    

前に、横に回転しながら飛んだり、カンフーばりのキックしたり、走りながらのジャンプしたり、スタンダードに飛んでみたり…
いろいろ飛んだり浮かんだり。

そして午後も生き物探し!

 

  

波にむかって叫ぶ人も

 

波打ち際が気持ち良い

  

今回は波が高くておあずけにしていた堤防からの飛び込みですが、
最後の最後に波が少しおさまったので、解禁!!

短時間のみでしたが、お待ちかねの高いところからの飛び込み!

お昼をはさんで、午前・午後とまるっと海で過ごした一日。
心配していたお天気にも恵まれ、楽しかったー!

次のキャンプは14日の「川で!海で!生き物さがしキャンプ」です!
こちらのキャンプはまだまだお申込み受付中ですので、
ご興味のある方はぜひご連絡いただければと思います。

それでは、次のキャンプで!!!

(ちこ)


水遊び付き!お試しキャンプ! 2日目

2020年08月02日 08時56分58秒 | 子ども向け主催事業

外の色々な場所で寝た子ども達は全員朝までぐっすりでした。

5時前から話し声が聞こえ、目が覚めていた様子。

「夜、怖かったー」なんて声もちらほら。がんばったね。

 
ただ、疲れている人もいるので、6時まではじっと静かに過ごしてもらいました。
 
6時に起きた途端、昨日から大人気のコケッツと遊び始めた子ども達。
とっても元気です。
 
テントや寝袋などの片付けも早速始めます。
 
7時からはコケッツにご飯をあげて
 
落ち着いたところで、朝ごはん作り開始です。
 
今日の朝ごはんはカートンドッグ。
 
牛乳パックを使って、パンを焼きます。
具材はキャベツやウインナー、チーズなど。
 
チーズが溶けてなかなか良い具合に焼けた様子。
朝からいっぱい食べるので、びっくりしました。
 
朝食後はお楽しみのブルーベリー農園へ!!!
 
自然学校とも繋がりのある寿都のコミュニティふぁーむ・ハル農園さんです。
東日本大震災をきっかけに福島から移住して来られた渡辺さんが始められた農園で、
無農薬で様々な種類のベリーを作っています。
化学肥料や農薬を気にせずに食べることが出来ます。
 
まずは、ブルーベリー以外のベリー類を試食。
カシス、グスベリー、カリンズ、黄色のラズベリー、ジューンベリー、ハスカップなど
味もかたちも違うベリーたちを楽しんだ後は
いよいよお待ち兼ねのブルーベリー収穫体験!
農場長の渡辺さんにブルーベリーの収穫の仕方やおすすめの場所などを教わり、いざ!
たくさん摘むぞー!!!
どの木が甘いか酸っぱいか、たくさん試食しながら
お土産用のブルーベリーを収穫させていただきました。
 
今の時期しか出回らない貴重な生のブルーベリー。
とっても美味しくいただきました!
 
男子チームは途中セミを発見し、ブルーベリーそっちのけに・・
これもまた夏のいい思い出だね。
 
たっぷりブルーベリーを堪能した後は、自然学校に戻って
荷造り、掃除の時間です。
廊下掃除もがんばってくれました。ありがとう!
 
今回のキャンプ最後のまりこさんご飯は冷やしラーメン、そしてスイカ♪♪
あれだけブルーベリーを食べたというのに、
みんなご飯ももりもり食べました。
 
最後の自由時間には、体育館でドッチボールで盛り上がったり、
コケッツと心ゆくまで触れあったりと思い思いに過ごし、
1泊2日のキャンプはあっという間に終了です。
 
コロナの影響を考慮して、例年の夏のキャンプよりも少ない人数での開催でしたが
だからこそ、短い時間でもお互いの関係性が出来上がって、
温かい良い雰囲気のキャンプとなりました。
 
今年の夏はまだ始まったばかり。
コロナなんかに負けないで
楽しい思い出をたくさん作ってね。
 
また、ぜひみんなでキャンプしましょう!
ありがとうございました。
 
(佐藤 こと ふった)

水遊び付き!お試しキャンプ! 1日目

2020年08月01日 22時32分54秒 | 子ども向け主催事業

本日、11名の子ども達が無事集合し、

検温して全員ばっちりでしたので、

いよいよキャンプ開始となりました。

 

キッチンまりこでまり子さんの美味しい昼食をいただき、

川遊びの準備開始。

なるべく長く川で遊べるようにとウェットスーツを着ます。

 

でも、ウェットスーツを着るとますます暑いんだよね・・・

というわけで、あまりの暑さに川に行く前から激しい水かけ合戦が始まっていました。

 

服装の確認をしたら、車に乗って川へ出発。

まずは朱太川の支流で生き物探し開始です。

 

普段だと生き物の捕え方を最初に伝えたりもするのですが

 

キャンプに何度も参加している子ども達の様子を見て

他の子ども達も生き物の取り方のコツを掴んだのか

エビ、カニ、色々な種類の魚・・・

たくさんの生き物を捕まえることができました。

 

1時間ほど遊んだら、水分補給をして、支流を下って本流へ。

川を伝って歩いていくのも探検みたいで楽しいよね。

 

川幅が広くて、少し流れが強い本流では

ライフジャケットの浮力に身を任せてたくさん流れました。

いつもは川で遊ぶとすぐに寒くなってしまいますが、

今日は暑かったため、何度も流れることが出来ました。

川で遊んでいるうちに子ども達もお互い仲良くなってきた様子。

そうなると、ますます川遊びが楽しくなるよね。

 

ただ、途中、やっぱり寒くなる子もちらほら・・・

そんな時は、太陽の力で暖まった石で身体を温めます。ほっこりするね。

元気を取り戻した子ども達と再び生き物を探しながら支流に戻りました。

なんと実に3時間以上!!川で遊び尽くしました。

 

帰り際、子ども達に捕まえた魚をどうしたいか投げかけてみたところ

①食べたい、②自然学校の水槽で飼いたい、③川に返したい

という意見が出たので、それぞれの自己責任でどうするかを決めてもらいました。

 

何人かの子ども達が食べるために、エビや魚を捕まえてきたので、

川から戻って着替え終わった後、自分達で調理して食べることにしました。

 

川遊び後のお腹ぺこぺこになったところに

いい香りにつられて子ども達がキッチンに続々と集まってきました。

 

水で洗って、水気をふき取って、油を敷いたフライパンで炒って、お塩を振って出来上がり。

みんなで囲んで「いただきます」

炒めたエビと魚はびっくりするほど一瞬でなくなりました笑

自分達でつかまえたからこそ余計に美味しかったね。

 

夕方、今夜の寝床のテントを立てました。

男子は2チームに分かれて4人ずつ。女の子は2人で1つのテントを立てました。

近くにいる自然学校のニワトリ(コケッツ)の可愛さに集中力が乱れつつも

なんとか完成!!

夕食はキッチンまりこで美味しいご飯をたっぷりいただき

(お腹がすき過ぎて写真を撮り損ないましたが、今日のメニューはヒラメの昆布締め、鶏肉のフライ、ズッキーニの煮浸し、生野菜のサラダ、きゅうりの漬物、ご飯、スープでした!!!)

 

夜はみんなでたき火をしました。

 

たき火台と火起こし道具だけ置いておくと、キャンプ経験のある子ども達が

早速、火起こしに取り掛かってくれました。

 

特に何も言わず、子ども達の様子を見守っていたところ、

立派に火を起こしてくれました。

消火用の水もあった方がいいねと

バケツに水まで汲んできてくれました。

自分で考えて行動できるって素敵だね。

 

いい火が出来上がったところで、みんなお待ち兼ねのマシュマロ!

枝を自分で見つけて、炙って食べます。疲れた身体に甘さが染みるね。

ところが、中には何度も焦がしてしまったり、落としてしまう子も・・・

 

そんな子に、自分の分のマシュマロをあげる子が何人かいました。

今日会ったばかり同士の子ども達。

だけどそんなこと関係なしに優しくできる、そんなやり取りが素敵でした。

 

たき火の周りでは、薪を使った音楽会が開催されたり、

ライトを使った幽霊顔作りで盛り上がったり

(これがなかなかのクオリティで・・・本当に怖かった笑、

子ども達からの強い要望がありましたので、写真を載せさせていただきます)

三点倒立大会が開催されたり、夜のニワトリ小屋に遊びにいったりと

始終賑やかであっという間に時間が過ぎていきました。

 

8時半を過ぎたあたりから、寝る準備を始め、

今夜寝る場所は子ども達自身に選んでもらいました。

 

自分たちが建てたテントに寝てもいいし、

玉ねぎテント(グランピングテント)で寝てもいいし(↓これです)

ブルーシートを敷いた上でただ寝袋を敷いて寝てもいいし(↓こんな感じです。自然学校ではビバークと呼んでいます)

好きな場所で寝てねと伝えたところ

 

女子2人は一緒のテントで寝たようです。

男子はバラバラと分かれたようで

YTOとMSTは玉ねぎテントの中。

SRA、KRU、SZT、KSRはビバーク

(蚊帳つき帽子を着用しています)

KIRとNBRは男子テントの中で寝たようです。

 

さすがに日中遊び通して疲れたのか、

9時を過ぎたら静かになりました。

 

朝までぐっすり眠れるかな・・・?

 

明日の朝は、子ども達と一緒に朝ごはん作り、

そしてブルーベリー狩りにお出かけです♪

 

1泊2日と短いキャンプですが、

明日もみんなで楽しい時間を過ごしたいと思います。

 

(佐藤 こと ふった)

 


ぶな森の夏キャンプ2020【8/9更新】

2020年08月01日 17時20分04秒 | 子ども向け主催事業

夏キャンプのご案内

 

黒松内ぶなの森自然学校では、2020年夏の自然体験活動を以下の日程で行います。
今年は、新型コロナウイルスによる様々な影響をうけている子ども達に自然体験の場を提供することを趣旨とした、令和2年度文部科学省委託事業の
補助を受けることができることになったため、参加費を通常よりも低くご提供させていただいております。
定員は限られ、黒松内集合解散のみとなりますが、ぜひこの機会に、お誘い合わせのうえご参加ください。

 

事務所は不在にすることもありますので、お問合せ・お申込みはできるだけメール・LINE@またはFacebookメッセージにてお願いいたします。
メール: bunamori@buna-cross.org 
LINE@  『@bunamori』 Facebook 『ぶな森』 でそれぞれ検索 


<全活動共通> 

定員:各回20名程度(最少催行人数 各回10名) 対象:北海道在住の小中学生
集合解散場所:黒松内ぶなの森自然学校(送迎はありません)
主催:NPO法人自然体験活動推進協議会 実施団体:黒松内ぶなの森自然学校  
この活動は文部科学省委託事業「令和2年度 子供たちの心身の健全な発達のための子供の自然体験活動推進事業」の「みんな de アウトドア」の一環として実施されます。  

<<1泊2日>>

①水あそび付き!お試しキャンプ <無事終了しました>
日時:8月1日(土)11:00~2日(日)13:00
参加費:4000円(昼食x2、夕食、朝食、おみやげブルーベリー代込み)
初めての人も安心!スタッフと一緒に野外調理やテント泊を、準備から片付けまで一緒に体験。
日中は川遊びや自然農園でのベリー収穫も楽しもう!

②川と海のもりだくさんキャンプ <お申込み受付終了しました>
日時:8月22日(土)11:00~23日(日)13:00
参加費:3200円(昼食x2、夕食、朝食込み)
夏休みが終わっても夏はまだ終わらない!
黒松内の朱太川と寿都の日本海。1泊2日で川も海も楽しんじゃおう!

 

<<日帰り>>
 ※外での活動ができないと判断した場合、予備日に実施します。
お申し込みの際は、予備日になった場合の参加の可不可についてもお伝えください。
定員に達した場合は、予備日も参加可能な方を優先させていただきます。

 

①    川を満喫!リバーサイドどんぶらこキャンプ <無事終了しました>
日時:8月4日(火)9:00~16:00 予備日:5日(水)同時刻
参加費:500円(昼食付)
川の生き物探し、フローティング、石あそび、たき火で野外調理…
一日まるっと川を楽しもう!

 

②     海を満喫!ウォーターアドベンチャー <無事終了しました>
日時:8月8日(土)9:00~16:00 予備日:9日(日)同時刻 
参加費:100円 (昼食持参)   
プカプカ浮いたり、シュノーケルで海の中をのぞいてみたり。
慣れてきたら、とびこみや磯の生き物探しも楽しいよ。
海での遊びを満喫しよう!

③     川で、海で、いきもの探しキャンプ
日時:8月14日(金)9:00~16:00 予備日:15日(土)同時刻
参加費:500円(昼食付)
川や海にはどんな生き物が住んでいるだろう?
みんなで探して、つかまえてみよう!
もちろん川・海あそびも楽しめます。

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夏のぶな森でお待ちしています!