自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

手仕事体験二日目

2007年12月01日 18時12分05秒 | セミナー・研修
雪がつらつく寒い日でしたが、今日は一日かけてツタを森へでかけてとってきました。
お寺の裏山は地域の総代さんに了解を頂き、また森林整備のボランティアとしてツル切り・除去をしました。

   

午前中2時間、午後3時間以上・・・樹木に絡みつく太くて大きなツタ性植物をとるのは結構な労力がいり、いい運動となりました。 そして、大人の遊びとしてけっこう楽しいものでした。 体力仕事なので、同行した子ども達はあきてしまったようですが・・・。



かえりがけには、精二郎ブナをみんなで見て・拝んで?参りました。 寒い中で体を使うのは、けっこう疲れます。でも、みなさん心地よい疲れでしょう。 寿都温泉で体を休めて、今夜も懇親夕食です。

ゆっくりと過ごせる三泊四日は、けっこうぜいたくな遊びだなあ・・と感じます。

手仕事体験 一日目

2007年12月01日 18時00分47秒 | セミナー・研修
「自然と暮らす知恵と技を学ぼう」田舎の自然学校スタッフ養成と銘うった連続講座の第5回目は、「自然の素材で編む」 日本女子大桜楓家庭工芸研究所の谷川栄子さんをゲスト講師に、3泊4日という時間をつかって ゆっくりと時間を過ごしています。

  
まずは、参加者の自己紹介タイム。 大きく紙に感じで名前を書いて自分の名前と最近嬉しかったこと、3行自己紹介・・・その後には、「僕らの仲間」というグループ分けゲーム。くるみ、くり、いちじく、なし、いちょう、あけび、すいか、かぼちゃなど書かれたカードをひとり一枚もって(自分は見ない)で、同じ仲間と思われるもの同士が一緒に集まる・・・などをして アイスブレイキング。

そして、谷川先生による カゴ編みに使う自然素材についての講義を受けました。
縄文・・それ以上前のこともあるのでしょうか・・先人達の知恵の積み重ねによって植物を使って繊維をとったり、編み物素材としたり・・生活の中で道具や衣服として利用された来た自然素材がたくさんあることを知りました。

  

そして、夕食・・懇親会
寿都湾のアンコウのからあげ、紅茶豚、ふろふき大根、あん肝酢、野菜サラダ、ビーツと野菜のスープ、大きなタコ刺身。

お酒をのんでいろいろ語り、議論?もあれば、まむ講師によるスゲ科の植物を使った編み物講習も早速始まりました。