自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

これぞリアルおままごと!?

2021年06月03日 18時32分36秒 | 日常生活

先日のまりっぺの記事にもありましたが

※詳しくはコチラ!

OGPイメージ

ワクワク草花遊び - 自然学校発 黒松内だより

トドマツの葉が緑色と新芽の黄緑色できれいなコントラストですね!北海道にしか分布していトドマツですが,北海道歴4年目にして初めてこの変化に気づ...

ワクワク草花遊び - 自然学校発 黒松内だより

大人達による大人達のための草花あそびで作った完成品は、ニワトリのコケッツに献上。






はい、どうぞ!
と、人間定義で”お行儀良く”、お皿(として用意した木の板)の上の数々の料理を食べ始める、ことはなく。

初めてみる形のものに、興味は示すものの、なんじゃこれ?と足でまたぐどころか、蹴散らしていくコケッツさん。
そりゃそうよね、こっちが勝手に食べて欲しいと思っても、それはこちらのわがままというもの。

諦めてのんびりしていたところ…





料理のうちの一品、フキの巻き寿司に気がついた一羽がツンツンつついて一口パクっ。
と、一気にガツガツつつきはじめました。
それを見た他のコケッツたちも食べ始め、押すな押すなの大繁盛。

これは…と、包丁をもちだし、フキを切ってみる。






切っていくそばから足りぬ足りぬと食べていくコケッツ。

こうして作った料理(※フキの茎を切っただけです)を、美味しい美味しいと(言われたわけではないですが)
食べてくれると、こちらもつい頑張って切ってしまう。

ふと、子どものころ良くおままごとで泥団子や草花を作り、食べるふりをする…という遊びをしていましたが、
これはおままごとで切り刻んだ草花を、すぐに食べてくれる相手がいる…
究極の(?)おままごとなのでは!?

トントンと包丁できざみながらふと、子ども達と一緒に楽しめそうな作業の可能性をかいまみた穏やかな日の午後でした。


(ちこ)