自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

森のようちえん with 黒松内保育園~雪と焚き火のようちえん~

2018年12月12日 17時58分07秒 | 学校向けプログラム

初雪の遅かった今年。12月も2週目に入ればさすがに雪はあるでしょう…ということで準備していた森のようちえん。
12月に入っても積もった雪が融けたりと、雪の状態が予測できない12月上旬でしたが、
12月11日の森のようちえん当日には雪遊びができるほどに。

スキーウェアに身を包んだ黒松内保育園のパンダ組さんと、まずは”雪やこんこ♪”を歌って踊って準備運動。
 

今日の活動場所は、裏の広場です。まずはみんなでバラバラに、一列に、歩いてみよう。

 

到着ー!真っ白が広がる場所で、みんなで人間ハンコ。ダイナミックにジャンプでダイブも。

さて、早速遊ぼう!…の前に、休憩のときは焚き火で暖まりたい。そのために、みんなでイタドリを一本集めます。

おえかきもできる!

ジェットが組んでくれた薪に、みんながとってくれたイタドリを追加したら、点火。
大きな声で、火の神様を呼びます。

 

火がついた!お茶が沸くまで、雪であそんだり、よじのぼった台からジャンプしたり、木に登ったり、イタドリで笛をつくったり…

   

焚き火のお手伝いをしてくれる子も。

お茶ができたので、お茶休憩。あたたか~い…どころか熱いぐらい!でもホッカイロがわりに手をあたためたり、
雪の中でコップを冷やしたり。雪って便利。

お茶を飲んで暖まったら、また遊ぼう!
焚き火には、木が必要。使うばっかりだと木がどんどん減ってしまうので、みんなにも薪をつくるのを手伝ってもらいました。
薪割りは大人の仕事。と思いがちですが、油圧式の手動薪割り機をつかって、
みんなの力でもパッカーンとどんどん薪を割ってくれました。

イタドリや笹で小屋を作ったり。

イタドリの笛も、練習したらだんたん音がでるように。

 

途中、雪が少ししっかりと降ってきましたが、
みんなお構いなしで元気いっぱい。
最後はみんなで道具を片付けて、今日の森のようちえんはおしまい。

次回は、みんなとの最後の森のようちえん。
これからもっと雪が降ったら、自然学校に雪の迷路ができる(台湾のみなさんの力を借りて!)ので、
”雪の迷路のようちえん”です。

それまで元気に、冬もたくさん遊ぼう!

(ちこ)


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