自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

海辺の案内人養成講座①「科学と感性で海を知る」

2008年06月16日 23時03分09秒 | セミナー・研修

6月14日~15日
海辺の案内人養成講座①「科学と感性で海を知る」
が行われました。

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まず1日目は座学。
講師は高木校長。
本講座はCONE(自然体験活動推進協議会)リーダーの養成もかねており、
アイスブレイクを終えた後は、
自然体験活動の意義とは、という所から講座が始まりました。

途中、ジョハリの窓の説明を求められたときはドキドキでしたが、
改めて我々の活動の根っこの部分を、固めていきました。

後半に移り、「ほっかいどう海の学校」大塚氏が講師。
海に関する基礎的知識を学びました。
途中質問もいくつか。
ざっくばらんな雰囲気がいいですね。
海洋物理学、生物学などを学びました。

夜は海の恵みをいただきながら、「DEEP BLUE」の上映会。
目も舌も肥えていきます。

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2日目は座学&実習。
海をめぐる社会的な背景を知りました。

海に関する一番基本的となる法規、海洋基本法が去年ようやく制定されたことに
びっくりです。
それまではいったいなんだったのか。

そのあとは道具作り。

プランクトンネットと簡易セルビンを作成。
いよいよ準備が整います。

そして海へ。

プランクトンネットを抱えた集団が港を横行。
一見何の集まりか分からないですが、
やっている当の本人達は興味津々。
ストッキングを利用したネットで、たくさんの生物を捕まえました。

その後、海の生き物を磯で探しました。
タモやセルビン、番線などをつかって様々な生き物を捕まえます。
潮間帯に、いかに生き物が豊富かを体験しました。
海草にも旬があるなんて、びっくりです。

帰ってからは振り返り。
それぞれがインパクトを受けた海。

次回も楽しみです。
講座は3回連続で企画されていますが、単発の参加もOKです。
いろいろな人といっしょに、海を感じていきたいな、と思います。

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