はせがわクリニック奮闘記

糖質制限、湿潤療法で奮闘中です。
パーキンソン病にはグルタチオン点滴を
癌には高濃度ビタミンC点滴も施行中です。

村上春樹 イエスタデイ

2013年12月10日 | 読書
今月号の文藝春秋に掲載された上記作品を読みました。
主人公というか、語り部は、芦屋の出身で東京の大学に出てきて2年目の学生です。
このセッティングは村上春樹が読者に、主人公は若い頃の自分自身の投影ですよと表明しているものだと思います。
この物語の登場人物は3人だけです。
主人公と同じ年で2浪目のバイト仲間と、その幼馴染でもある彼女です。

バイト仲間は生まれも育ちも田園調布なのですが、一生懸命に英語を勉強するように関西弁に取り組んで、完璧にマスターしてしまい
日常会話を100%関西弁で通しています。
彼が作ったビートルズのイエスタデイの奇妙な関西弁訳が紹介され、そこからこの作品のタイトルができました。

面白かったのは、村上春樹が、作品の中で当時の自分自身を以下のようにみなしているという点です。
誰かにすぐ大事な相談をもちかけられてしまうことも、僕の抱えている問題の一つだった。

決めの台詞を口にしすぎることも、僕の抱えている問題のひとつだ。

でも自分が二十歳だった頃を振り返ってみると、思い出せるのは、僕がどこまでもひとりぼっちで
孤独だったということだけだ。


ネタバレを避けるためにこれ以上アップしませんが、なかなか楽しめる作品でした。

9ゲ-ム連投

2013年12月10日 | ボウリング
昨夜は5時半の閉院後すぐにラウンドワンに行きました。
システムが変わって投げ放題1250円です。
これまでは6ゲームの年寄り割引で1500円でした。
投げ放題と言われても年寄りには6ゲームがやっとじゃないかとも思いましたが、9ゲームにチャレンジしました。
早く帰宅しても8時半までは飲めないからです。

11番、12番レーン 使用球:トラック社の508A、コロンビア社のブラック・ウィドウ・バイオレント
結果:234,201,224,194,192,234,213,172,226
   TOTAL:1890 AVE:210 ストライク率:54% でした。
   ミスは5回、スプリットは6回(1回はクリアー)でした。

9ゲームですと腕力で投げきるのは無理です。
もともとプッシュアウェーからのダウンスイングで、少し腕力を加えてインサイドに引き込む癖がありました。
それを中止して、外に上がっても構わないとして、アバウトにトップまで持っていき、
そこから右手を体幹に引きつけながら時計回りに外旋して球を拾ってやるという投げ方を練習しました。
嬉しいことに、完全な脱力投球をすることができましたし、球にも縦回転がかかりやすくなりました。
球にフリーな振り子運動をさせて、そのタイミングにシンクロさせたスィングで球を拾ってやるだけの投法です。

久し振りにボウリングのスキルがちょっとだけアップしたような気がしました。