ハイドン先生の
ピアノ・ソナタ第32番ロ短調を聴きました。
私のCDでは第32番となっていますが、
ウィーン原典版番号だと第47番になるそうです。
なんのことだかさっぱりわかりません。
1776年作ですから、どちらにしても
中期の作品ということでしょうか。
第1楽章はハイドン先生らしからぬ
少し物悲しいというか渋い始まりですが、
とても印象に残る曲です。
終楽章も短調ですが激しさが増しており、
ちょっとベートーヴェンのようです。
こういう曲も書いていたんですね。
大変気に入りました。
他の演奏と比較したわけではないので
単なる偏見かもしれませんが、
ハイドン先生の曲はピアノよりも
フォルテピアノのちょっと硬質な
粒だった音のほうがいいですね。