弦楽四重奏曲の第0番から第20番まで
聴きました。
といっても、このうち
3曲は元々他の作品だったものの編作で
6曲は今では偽作となっており、
実際に聴いたのは12曲です。
初期の作品は全5楽章のものが多いのですが、
この時代の弦楽四重奏曲が
ディヴェルティメントやセレナードと
どう区別されていたのかよくわかりません。
まだジャンルの特徴がはっきりしていないように感じます。
モーツァルトの有名な
『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』は
セレナード(第13番)ですが、
私はコントラバスを加えた弦楽五重奏
(メヌエットの入った全5楽章版)
の演奏で聴いていますので。
そういえばバッハ大先生には
弦楽四重奏曲というのはないですね。
ハイドン先生の弦楽四重奏曲では
第19番と第20番は全4楽章になってます。
この辺りから少しずつ特徴がでてくるのでしょうか。
第20番の第三楽章アダージョは
物悲しい、メランコリック?な美しい曲です。