ピアノ・ソナタ第52番変ホ長調を聴きました。
ピアノ・ソナタは番号順に聴いていませんが、
曲数でいうとちょうど折り返し点です。
調べたところでは後期の1794年作で
さすがにスケールも大きく華やかな曲で、
技巧的にも凝っているようです。
1794年は交響曲でいうと
最後のザロモンセットを書いた辺りです。
ただ、交響曲に比べて今一つピンとこない感じです。
曲全体がよく掴めないというか・・・。
これは私自身の聴き方の問題かもしれませんが。
ところで私の持っているCDでは
第52番は作曲年(1794年)に作られた
フォルテピアノで演奏されています。
作品と同じ時代の楽器で演奏するのが
本来作品にとって一番ふさわしいのでしょうが、
こういう華やかな曲は逆に
現代ピアノでの演奏で聴いてみたい気もします。
ちょっと矛盾してますが・・・。