グレン・グールドが演奏する
ハイドン先生の後期ピアノ・ソナタ集の
CDを買いました。
まだ全部聴いてはいませんが、
やはり個性的というか別の面白さがありますね。
例えば、
バッハ大先生のゴールドベルグ変奏曲など、
おそらくは最も「正統派」と思われる
ヘルムート・ヴァルハの演奏に最初に接していたら、
「なんと退屈な曲だろう」と感じたと思います。
でもグールドの名盤(新録の方)に
慣れ親しんで曲の虜になった後では、
ヴァルハの演奏も「これはこれでありだなぁ」
と思えるんですよね。
あとトレヴァー・ピノック指揮
イングリッシュ・コンソート演奏の
ハイドン先生の交響曲も聴きました。
私の好きな
第38番『こだま』と第39番《木枯らし》!
が入っていたので。
違う演奏で聴くとまた新鮮でいいですね。
私としては第39番はドラティ盤の方が
断然好きですが、
第38番の方はちょっと可愛い感じの演奏で
ますますこの曲が好きになりました。
若干寄り道しつつ、
弦楽四重奏曲も着々と進んでいます。