前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

ハイドン先生のお言葉 「語りえぬものについては」

2009-08-21 17:40:23 | 先生のお言葉


沈黙しなければならない
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三たび 『ラカンの精神分析』

2009-08-21 12:03:38 | 
また新宮一成さんの『ラカンの精神分析』の
続きを読み始めました。もうすぐ読了です。

ただ数式や図式が出てくる辺りから
(私にとっては)難解になってきて
かなり読み飛ばしている状態です。


専門知識のない分野については、
新書やブルーバックスなどの初心者向けのものでも
なかなか理解するのは難しいです。

でもその手の本を読むときはいつも、
「1割程度理解できればよしとしよう」
という気持ちで読んでいます。

その後別の入門書などを読んだとき、
以前はわからなかった部分が
「なるほど、そういう意味だったか」
と少し進歩する場合もありますので。


後半、かなり消化不良気味ですが、
「胸焼け」する理由はラカンの探求が
「哲学」だったからでは、と感じます。
ちょっとうまくいえませんが・・・。


ソシュール~構造主義の影響?は勿論ですが、
やはりウィトゲンシュタインの影響を強く感じます。
そうなると「本当に言わんとしている事」は
なんとか正確に伝えようと言葉を重ねれば重ねるほど
わかりづらくなっていく気がします。

ラカンのいう(永遠に失われている)「対象a」が、
ウィトゲンシュタインの「語りえぬもの」
を指しているように思えるのですが・・・。


もちろん付け焼刃の性急な結論は避けなければなりません。
もっともっと、よく考えてみます。
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