こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

父バカの味

2020年10月21日 02時23分33秒 | つぶやき
 調理師の現役を退いた後、家庭の料理番を引き受けた。やるに当たって出来合いのものを食卓に絶対上げないと肝に銘じた。腐っても鯛ならぬ、調理師なのだ。
 スーパーの買い出しも自分でやっている。チラシで目玉商品を確認、その場で献立を決める。ただし、食材の出費は、かなり抑える。値引き商品を買うのに躊躇することはない。
 それでも調味料だけは安さだけで選ばない。安い食材を美味い料理に仕上げるには、質のいい調味料は不可欠である。
「醤油って安くても高くても一緒でしょ」
 妻の言い分に耳を傾けることはしない。美味い料理を食卓に上げ続ければ、妻も料理番の仕事に口出し無用と納得してくれる。
「おいしい」「お替り」「食べすぎちゃった」
 娘の素直な反応は、私のこだわりが正解なのを証明している。妻ももう文句は言わない。
「醤油は地元仕込みが一番ね。高いけど」
 家庭の料理番を信じなさい。
 
 
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人のさだめ

2020年10月20日 04時09分55秒 | つぶやき
訃報が届いた。
同じ隣保に暮らす、
一つ違いの幼馴染が亡くなった……
今年は父の死があった。
同隣保の40代知人男性の自死もあった。
そして幼馴染の死。
徐々にゴールが近づくのを感じて、
無性に虚しさを感じた。
家の裏手で、
日照時間の短さをものともせず、
開花し始めたコスモスの前に佇んだ。
しばし呆けたまま立ち尽くした。

気を取り直して畑に向かった。
害獣柵の仕上げにかからなければならない。
いくら命の儚さを突付けられても、
いつまでも感傷に浸っていられる時間を
持ち合わせていない。
命ある限り、
精一杯前に進む試みを
続けていかなければならない。(ウン)

さあ、やりまっか。
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あきらめと間に合わせの人生

2020年10月19日 13時49分30秒 | つぶやき
昨日の夜から昼過ぎまで、
締め切り消印日に追われて、
七枚の原稿を仕上げるのに懸命だった。
朝方に、
「もうあきらめろ。どうせ賞に入らへんわ」
と怠け心がささやき始めた。
最近はこの悪魔のささやきに負けて、
原稿を放り出すことが多くなっている。
多分年齢のせいもあるのだろう。
(中断したって、誰かが怒るわけじゃなし……)
怠け心に従おうとしたとき、郵便が配達されてきた。
手にしたのは、
大小の封筒。
大きいのはYライフ、
小さいのはノースアジア大学文学賞の事務局から。
開けると、表彰式の案内。
しかし、奨励賞ぐらいで秋田へはいけない。
とはいえ、一応賞にはいったのだ。、
別の封筒を開封すると、
投稿分が掲載されていた。

触発されるに十分だった。
気を取り直してパソコンに向かった。
それからは集中、ついに書き上げた!

さっき郵便局へ走って窓口へ出した。
これで消印は間違いなく今日になる。

しかし我ながら呆れる。
こんな調子で
人生の大半を乗り切ってきてしまったことを
改めて自覚したからである。(苦笑)
でもまあ、
この年でカイゼンはあり得ないよなあ。(ため息)

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しあわせタイム

2020年10月18日 10時21分30秒 | つぶやき
昨日は
我が家に新しく迎えいれることになった、
甲斐犬の赤ちゃんと対面しました。
生まれたばかりで、
我が家に来るのは二か月後の予定ですが、
可愛い黒犬でした。
実は十数年前には、
タロ、モモ、トトと愛犬家族の漏水を見送り、
ロス状態に陥り、
もう二度と愛犬を家族に迎えることはないと
心に期していたのですが、
子供のころから常に愛犬が
そばにいたほどの犬好きです。
高齢になったいま、
無性にワンちゃんと触れ合いたくなりました。
口に出さない私でしたが、
察してくれた家族の配慮で、
愛犬を家族に向かえいれることになりました。
妻の職場の上司がブリーダーで、
話はとんとん拍子に進み、
今回のご対面となったわけです。
ワンちゃんの話は、迎え入れてからタップリ報告します。
家族になれば話題は尽きないと思います。

それ以上に嬉しかったのは、
娘とその彼と一緒に会食ができたことです。
なじみの串カツ屋さんで、
共に暮らす家族3人と彼で団らんのひと時。
遠く離れた息子二人に
結婚して隣町に暮らす長女の顔は揃ってなくても、
この上ない幸せを感じさせてくれた末娘に感謝です。

今年は父の死、身内の不幸と重なり、
コロナでなにもかも自粛ということで、
一挙に老いを身近に感じてしまいました。
このまま人生の終焉を迎えると思うと、
悔しくて堪りませんでした。
いくら足掻いても、先行きに希望を見通せない日々。
不運な人生だったなあと嘆いていた矢先の、
新しい家族の迎え入れと
末娘の思いやり、それにこたえる彼の姿を前に、
この上ない幸せに浸るおとうさんでした。(ウンウン)

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矛盾

2020年10月15日 07時48分43秒 | つぶやき
矛盾?
夕方7時から始まる
ねひめ広場運営会議出席のため、
久しぶりに町へ出た。
イオンモールで行われるラジオ体操が
朝10時10分なので参加すべく、
朝から家を出た。
ラジオ体操も久しぶり、
コロナ馴れしたのか、
参加者の数が結構増えていた。
一人でやるよりは、
多くの人に混じってやる方がやりやすい。
水曜日ということもあり、
やはり高齢者のたまり場である。
田舎で人が寄り合う場はその傾向が顕著である。
夕方7時から参加した会議も、
例外ではなかった。
施設を賑やかに活性するための何かをやって
市民を呼ぼうの種子で始まった会議だが、
賑やか市区するのは、
あ貼り若いパワーが必要である。
しかし現実は……?
田舎町は衰退するしかないのかもと思い知らされながらも、
なんとかしたいと願う
市民有志が集まっているのは確か。
それにしても、同じ広場の一角に図書館があるので、
静かにという制約がある。
賑やか市区したいのに、静かにやれって、
いやはや難問だなあ。(笑)
なんとかしなきゃあ始まりませんね。

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イチジクを食らう

2020年10月14日 01時49分09秒 | つぶやき
『ねひめっこポッケ』(まちライブラリー加西通信)の
秋期号をプリント。
なんとかねひめ広場運営会議に間に合った。
今日夕方7時からの運営会議、
男性のための料理教室イベントの最終報告である。
施設の改修工事が年末まで続き、
イベントも縮小せざるを得ない。
それでもやめるわけにはいかない。
小規模でも続けていかないと、
運営会議自体が消えてしまいかねない。
故郷の活性化への努力を、
水の泡にしてしまうのは心外だ。
とにかく、
広場に賑わいをとのテーマを守らなければと思う。


家の裏手の畑の隅に育つ
イチジクの木に実がついていた。
条件が欠けているのか、
小ぶりの実だが、
熟れれば同じことだ。
ところでイチジクを食べとと薦めると、
薄目や妻はドン引きする。
手や口元が汚れるのを嫌うのだ。
つまり、
イチジクは私一人が食うことになる。
イチジクは小さい頃からの大好物。
ひとりじめは願ったり叶ったりなのだ。(大満足)
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竹と戯れる?

2020年10月13日 01時19分58秒 | つぶやき
畑も冬を迎える準備に忙しい。
イノシシやシカの害を防ぐために、
周囲を囲む柵も手なおしの必要がある。
そこで竹を切りに山へ入った。
柵の支柱に使うためだ。
自分の背丈ぐらいに切り分けた竹を家へ運び、
四つ割りにする。
ナタを使うために、
足の踏み台を使うわないと、
竹のてっぺんに届かない。
しかし数十センチの踏み台に上がると、
足元がおぼつかない。
年をしみじみと感じる瞬間である。
なんとか事故なしに負えられたが、
かかった時間は若いときの数倍?(ヤレヤレ)

明日は早速トタンを並べて柵作りに入るぞ。
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深夜のキッチン

2020年10月12日 02時14分28秒 | つぶやき
深夜1時半、
眠れないので、
お好み焼きとプリンを作ってみた。
とろろを冷凍していたのと強力粉を突き、
かなりもちもち感のあるお好み焼きである。
天カスは粉を説いたのを油に散らした自家製。
これを淹れるか入れない赤でかなり味が違う。
プリンは誰もが絶賛してくれる代物。
焼きプリンではなく、
湯せん形式に仕上げたもの。
昨日作ったパンケーキと、お好み焼きは冷凍保存。
いつも交互に食べている。
暫く小腹がすいた時に困らずに済むだろう。
深夜のキッチンは、
夜型人間の私には欠かせないのだ。

最近断捨離を思いついて、
もう何度目になるかどうか。
いつも中途半端に中断してしまっている。
今回も自信はないが、
とにかく手を付けてみた。
そこで発見したのが,
サッポロビールのキャンペーンに応募した
ヒトコマ漫画。
(へー、こんなの描いたんだ)
すっかり忘れていた入選作品に実って、
またまたまた、断捨離は中断である。(苦笑)
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ふるさと自慢

2020年10月11日 01時47分27秒 | つぶやき
コープこうべの
月刊誌「ステーション」11月号の特集に、
「もっと知りたい加西のまち」が
掲載されている。
北条の宿、法華山一乗寺、北条鉄道など、
加西の名勝・名物が網羅されている。
地元に暮らす私には嬉しい情報だらけといっていい。
ただ残念なのは、
我がムラ、畑町の注目スポットが
抜け落ちているのが悔しい。
山に囲まれた超田舎だが、
豊かな里山に点在する
歴史が育んだ名勝名跡をたどる
散策道が整備されている。
自然にどっぷりつかり、
思い切り楽しみ癒されてほしいと願っている。
とはいえ、
膝や足が痛むようになった今、
山道はきついきつい。(笑)
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秋祭り

2020年10月10日 06時47分33秒 | つぶやき
例年だと秋祭りの時期。
中止になるとやけに寂しいものだ。
といっても秋祭りが特別なわけではない。
二人の息子は
10年来まつりのために帰郷していない。
仕事やなんかがあるとは理解するが、
気落ちせざるを得ない父親である。
大学生のころは、
必ず帰ってきてくれていただけに、
ことさらこたえる。

一枚の写真がある。
高校生の長男は担ぎ手、
小学生の次男坊は乗り子として参加した秋祭り。
父親の私もまだ現役の担ぎ手として、
親子3人揃い踏みが実現した記念の秋祭りになった。
豪華絢爛な祭り屋台のかき棒に乗っかった父親を挟んで、
子供たちの勇姿(?)
もうあの時は戻ることがない。

この先いつ親子の揃い踏みができるだろうか?
遺影になった父おやを囲む子供ら……
それが現実なのかも知れない。
それでも子供らが無事に過ごしていることを、
心から願う父親なのだ。(ウン)

庭の酔芙蓉が
二輪三輪と賑やかに花開き始めている。
見つめたまま時間を忘れられる、
平穏な日々があることに感謝したい。

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