「お父さん、成人式って
何を着て出席したの?」
ぼやッとしていた時に
いきなり娘が聞いた。
答えに詰まっていると、
「やっぱり羽織袴の時代だよね」
と勝手に決めつけられた。
「まあな、そんなとこや」
曖昧に済ませた。
「やっぱり、そうなんだ。
お父さん、
前世紀の遺物の一人だもんね」
失礼な娘の言葉にも
「ウムウム」と頷くしかなかった。
実は成人式なるもの
行かず仕舞いだったのだ。
当時は姫路の街で
アパート住まい(真実は曲がり生活)しながら
仕事に無我夢中の時代だった。
「成人式の案内が来てるぞ」
実家から連絡はあったが、
仕事を抜ける勇気はなかった。
結局仕事に追いまくられてしまった。
「お上が、生涯たった一度だけ祝ってくれるのに、
勿体ないこっちゃ」
職場の上司に言われて、
(ああ、そうなんや)
事実
それ以降今日に至るも、
お上に祝福を受けたためしはない。(苦笑)
そんなこんなで
損ばかりの人生を送ってきている。
あと少し残っているけど、
少しはお得感を味合わせて貰えるかなあ?
何を着て出席したの?」
ぼやッとしていた時に
いきなり娘が聞いた。
答えに詰まっていると、
「やっぱり羽織袴の時代だよね」
と勝手に決めつけられた。
「まあな、そんなとこや」
曖昧に済ませた。
「やっぱり、そうなんだ。
お父さん、
前世紀の遺物の一人だもんね」
失礼な娘の言葉にも
「ウムウム」と頷くしかなかった。
実は成人式なるもの
行かず仕舞いだったのだ。
当時は姫路の街で
アパート住まい(真実は曲がり生活)しながら
仕事に無我夢中の時代だった。
「成人式の案内が来てるぞ」
実家から連絡はあったが、
仕事を抜ける勇気はなかった。
結局仕事に追いまくられてしまった。
「お上が、生涯たった一度だけ祝ってくれるのに、
勿体ないこっちゃ」
職場の上司に言われて、
(ああ、そうなんや)
事実
それ以降今日に至るも、
お上に祝福を受けたためしはない。(苦笑)
そんなこんなで
損ばかりの人生を送ってきている。
あと少し残っているけど、
少しはお得感を味合わせて貰えるかなあ?
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