こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

なんて日だ

2017年02月13日 01時26分05秒 | Weblog
新聞の地域版を見ていて
その記事を見た!
「自己破産・23億円の負債……」
会社名はよく知っている。

8年前定年退職した仕出し弁当会社だった。
200数十人が働いていた地域を代表する会社だった。
小規模の給食会社が
神戸の震災で大儲けをし、
一挙に大きな食品会社に成り上がった会社だった。
会社や警察・学校と
給食部門も順調に規模を広げたのだ。
栄枯盛衰というべきか
時代は会社に暗雲をもたらした。
コンビニの弁当に凌駕されたのだ。

再就職で入った時から、
製造の数字は下がり気味だった。

前近代的な組織で
規模の割には人手がかかりすぎていた。
日本人のパートより
日系ブラジル人の出稼ぎや中国からの研修生が多かった。
人件費の抑制に懸命だったのだろう。

家族経営で、
夫・妻・二代目と社長が順繰りで、
二代目のぼんぼん社長が悪かった。
それでついに自己破産を迎えたのだ。

しかし、
10年間深夜勤務専従で働いた職場だけに
かなりショックを受けた。

出身中学校も廃校になって
母校がないのと同じ感覚だ。

きょう
その職場に足を向けたが、
閉ざされた正門に
べたべたと張り紙がされていた。
わびしい限りだ。

地球の裏側からやってきた
日系ブラジル人の仲間や
若い中国青年らとの
仕事をともにした日々を久しぶりに思い出した。

人生とはかくのごとし。
まさに「ああ無情なり!」

少し落ち込んだ一日を思い返しながら、
パソコンとにらめっこしている。
ワードの画面だが、
まだ1字も打ち込めていない。
さて、どうするかな?



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1 コメント

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つらかねー (なおぼん)
2017-02-13 14:22:39
長く生きてるといたるところにあたしの遺した足跡が。
いつもの街、いつもの角…
あの日の笑顔はもう見られない。
あたしの卒業した学校ももうないんだって。
母が言ってた。
その母ももういない。
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