こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

花火コワイ~~

2019年07月22日 01時29分12秒 | Weblog
 根っから臆病者の私、
花火は大の苦手だった。
打ち上げ花火など手は出ず、
手持ち花火も
バチバチバチと
火花が飛び始めると、
すぐに手を放してしまうほどの
怖がりだった。
 そんな私が
PTAの地区代表になったとき、
夏祭りの企画で
花火大会をしようということになった。
ほかに金魚すくいや
風船吊りなどもやったが、
花火大会の担当をするはめに。
いつも花火を敬遠していたせいで、
子供が喜ぶ花火の種類など
及びもつかない。
そこで助けを求めたのが、
六年生になっていたわが子。
我が家でする花火を、
だらしない父親に代わって、
いつも打ち上げ花火を
盛大にやってのける
元気ものだった。
予算を聞いて息子は大喜び。
家での購入金額の十倍以上、
まさに花火の大人買いとなった。
口出しはできず、
おろおろと見守った。
どうなることやらと案じたが、
花火大会は盛大なものとなり、
かなり好評を得た。
どや顔をして見せるわが子に、
手を合わせていた。

いよいよ終盤戦です。そしてお次の企画も紹介します。
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ドラマ

2019年07月21日 02時04分24秒 | Weblog
ドラマが好きで
録画しておいて視聴を楽しんでいる。
どちらかといえば欧米ドラマが好みだが、
昨今は深夜にわずかな放映があるだけ。
これまでにキャッスル、ブラックリスト、ホワイトカラー、
リベンジ、レバレッジ……他多数と楽しめたが、
いまはグッドドクターのみ。
仕方がないので韓流や日本のドラマをと思うが、
やはり辛気臭い、軽すぎなど、
諸々条件であまり面白くない。
理屈っぽいドラマは論外だ。

この夏の新ドラマに期待したが、
なんと複数、
韓流作品のリメイク版ときたではないか。(ため息)
原作が漫画のドラマもやはり多い。

そんな中で、
少し面白いと視聴しているのは、
ボイスとルパンの娘。
とことん現実離れしているか、
テンポアップなドラマでいい感じ。

ドラマはストーリーも大事だが、
出演者によっても左右される。
ジャニーズは食傷気味だし、
やはり自分好みの役者陣を見てみたいのだ。

ちなみにわが好みは
古くは仲代達也、緒形拳、山崎努、
今は深田恭子、唐沢ぐらいで我慢我慢。

なんとか英米加のドラマの放映数、
増えてほしい!と願うばかりだ。(やれやれ)

若き頃の、
舞台写真を引っ張り出してみた。
思い出にすがる老いぼれの自己称賛、
とくとご覧あれ(笑)なんてね。
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ウサギこいし

2019年07月20日 13時16分21秒 | Weblog
ウサギのペット、
レイちゃんの暑さが
かなり応えているらしく
冷却用の金属板の上で
ぐったりしている。
名前を呼ぶと
反応してくれるが、
すこし心配である。

確か前にいてくれた
カイちゃんも
うだるような真夏にダウン。
何日かして
天国へ行ってしまったっけ。(クシュン)

懐かしいカイちゃんの写真を
パソコンから引っ張り出してみた。


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若気の至り

2019年07月19日 09時45分58秒 | Weblog
小さい頃、
本が大好きで、
大人の雑誌まで読みふけり、
親を呆れさせた。
いわゆる活字世代の一員である。
本好きが募り
自分の本を作り始めた高校時代。
ガリ刷りを知り、
刷り台やロウ原紙、
鉄筆の謄写版セットを購入するほど
夢中になってしまった。
インクまみれで刷り上げた
わら半紙を重ねて閉じ
「僕の本だ!」と得意顔で披露。
そのインクのにおいにうっとりしてしまう、
変わった子供だった。
 社会に出て就いた仕事は、
書店の店売員。
面接で「本が好きだから」と
臆面もなく言ってのけた私。
納品された新刊本を
店頭に出す日々が始まった。
製本された書物の魅力に、
お粗末なわら半紙本の
出番はなくなった。
 本格的な印刷を知ったのは、
アマチュア劇団を始めたからだ。
それまでのように
誰かが印刷したものと
接するのではなく、
自分で企画構成の印刷物が刷
り上がる喜びがあった。
印刷の醍醐味に
虜となったのである。
(すごい!印刷ってすごい!)
 思わず卒倒しそうになる、
自分が構成した
チラシやパンフレットの完成品を
手に取る瞬間。
手書きのカナ釘文字ではなく、
活字と写真、
イラストの組み合わせが刷り上がり、
持つ手が震え、
胸が打ち震えた。
劇団に関わった四十年余り、
印刷物の構成をし続けた。
いつしか版下を作成するまで
のめりこんだのだ。
 劇団を引退後は
印刷の醍醐味に接する機会は
一切なくなった。
しかし活字世代は諦めが悪い。
新聞や雑誌に投稿、
活字になる快感を味わい、
ついに生きがいとしてしまった。
「あなたの作品は
いい本になりますよ」
 数年前、
自費出版を思い立ったが、
出版にかかる費用を前に頓挫した。
とはいえ
夢は捨てるまでに至っていない。
活字本の魔力に
取りつかれた半生が
、そう簡単に変われるはずはない。
新刊本のにおいと、
自分の作品の活字化が
くれた興奮と感動。
一度味わってしまっては、
諦めるなど出来ない。
私を虜にしてしまった、
本と印刷は
憎いやつらである。
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遠い記憶から

2019年07月18日 01時00分10秒 | Weblog
中学生になると、夏休みは鳥取で数日お泊過ごすのが恒例になった。旅行や遊びが目的ではなく、梨の収穫の手伝いである。父の実家は二十世紀ナシ農園で、夏休みが収穫と出荷の時期だった。猫の手も借りたい繁忙期は、親せきの子供も戦力を担わされたのだ。
 盆が過ぎると、父と兄とともに鳥取に入った。ほぼ一週間の滞在で、大人に混じって懸命に働いた。ナシ畑は急こう配の山にあり、さすがに子供はお呼びではなかったが、収穫された梨を選果、袋で包み、段ボール箱詰めと仕事はいくらでもあった。近所のおばさんたちに混じっての作業は意外に楽しかったし、瑞々しい二十世紀ナシが食べ放題だった。
 夕食は山陰の海の幸が膳に並んだ。イカ・カニ・トーフ竹輪など、めったに食べられないご馳走に、一日の疲れは吹っ飛んだ。そして最後の日に、なんとお小遣いが貰えた!
 夏休みといえば、二十世紀ナシがいの一番に思い出される。瑞々しい記憶である。
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暑い!

2019年07月17日 00時49分44秒 | Weblog
今年も暑い夏は避けられそうにない。家族に顰蹙を買うのを覚悟しておこう。
 いまだにクーラーがない我が家。扇風機とうちわ頼りだが、近年の酷暑続きで焼け石に水状態である。暑さに弱い私が、後期高齢者になってしまったのも不運といっていい。
 高齢と酷暑が重なれば、酷暑さを前に恥も外聞もなくなる。家の中でシャツとパッチ姿かステテコだった時でさえ「もう恥ずかしいカッコしないでよ。年頃の娘もいるのに」妻や娘らに総スカンを食らったものだ。
 いまや暑さが増すごとに一枚脱ぎ二枚脱ぎと、いつしかパンツ一丁の日が多くなった。これ以上酷暑が進んだら、パンツすら脱がずにはおれなくなるかも知れない。
「みっともない!年寄りの貧相な裸見せないでよ」家族の露骨な言い分も、私のパンツ一丁をやめさせる効果はない。真似できまい男の裸天国、女性陣はさぞ羨ましいのだろう。
暑さを凌ぐのに、見栄を張る必要はないのだ。
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スカッと行きたいよ~~!

2019年07月16日 01時57分06秒 | Weblog
パッとしない天候が続いています。
世界各地も異常気象に翻弄されているとか。
地球の将来が案じられてなりません。
畑も大変な状態です。
三日ぶりに覗いたら、
なんとトウモロコシと瓜カボチャの畝が
掘り起こされ、
つけていた実は惨憺たる様相を呈していました。
無事だったナスビを収穫しながらも
ため息の連続でした。
先日この近くでウリ坊を見かけたので、
なんとなく予感していたのですが、
実際やられてしまうと、
何をかいわんやです。(フ~~ッ!)

8月のイベントが決定です。
サイサイ祭りのプログラムに入っている
お化け屋敷です。
私の企画ではありませんが、
もう6年以上参加を続けています。
真夏に汗だらだらで
若い人に混じって
限界に挑戦です。
もうそろそろ引き際かもしれませんが、
もう少しだけ頑張ってみようと思っています。
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テント張りレッスン

2019年07月15日 02時51分23秒 | Weblog
雨が思いついたように降る。
雨のおかげで少し過ごしやすい気温だが、
早くも夏バテ状態の体は
思うように動いてくれない。
畑の日陰対策として
購入したターブテントを
組み立てててみた。
いやはや最近のテントは
進化しているのに驚いた。
PTA役員の時、
運動会のテントを張るのが大ごとで、
しんどい目にあったのを思い出す。
テントを張るコツをマスターしたが、
しばらくは空模様が芳しくない日が続くので、
テントを畑に張るのは、
まだまだ先になりそうだ。

ところで、毎年恒例の
根日女創作倶楽部の文芸祭。
ほぼ半分の日程を終えた。
まだの方、
図書館界隈においでの節は
ぜひのぞいてみてください。
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身近な自然

2019年07月14日 02時32分38秒 | Weblog
 あびき湿原観察会に参加した。総勢十九人、ボランティアガイドに引率されて現地に足を踏み入れた。数年前に発見、整備と保護が進められる湿原は兵庫県下で最も大きいと言う。
 ちょうど六月。湿原の三種の神器と言われるハッチョウトンボ・ヒノヒカゲ(蝶)・ヒメタイコウチが揃って見られた。カキラン・トキソウ・ハナショウブ(原種)と希少植物も湿原を賑わす。驚きと感動を連続して味わう。
 二十㍉にも満たないハッチョウトンボに目を奪われ、しばし子供に戻った。湿原の一部に底なし状態の泥地があった。大人の腰のあたりまで泥に沈み込むらしい。凄い!
 地元の区長さんの説明に湿原の魅力が溢れている。その湿原の自然を守っている誇らしさと自負が、区長さんの表情にあった。
 湿原を守る地元の人々と、呼び掛けに集まったボランティアの協力で県下有数の湿原が実現したのだ。自然と共生する素敵な人達の姿をダブらせ、しばしあびき湿原を堪能した。
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本が友達だった

2019年07月13日 01時34分37秒 | Weblog
子供のころ、
本が大好きだった。
小学校中学校と、
図書室で
本をむさぼり読んだ。
 ひどく人見知りな性格で
、友達など一人もできない。
休憩時間は遊びの輪に入れず、
いつもひとりぼっち、
ポツネンと過ごしていた。
 トイレに行く途中、
通りかかった図書室。
チラッと目に入ったのは、
本がずらりと並んだ本棚!
初めて見る本の王国だった。
でも入る勇気は出なかった。
諦めもできず立ち尽くし、
キョロキョロしていると、
係の先生が気づいて
声をかけてくれた。
「いっぱい本があるでしょ。
読んで欲しがってるわ。
きみが読んでくれたら、
喜ぶよ」
 本が喜んでくれると素直に信じ
、図書室へ入っていた。
読みたかった本を
手に取った。
 以来、
図書室に入り浸り、
手当たり次第に本を読んだ。
誰にも気兼ねしなくていい
本の世界を楽しんだ。
いつしか
本は友達になった。
 一人ぼっちなのに、
人並みな人生を送れたのは、
図書室で
本と友達になったからだ。
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