こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

コワイけど

2019年09月11日 02時08分55秒 | エッセ
父が倒れて長期療養病院へ入院していらい、
周囲の知人たちが次々と倒れている。
私より若い人も含めて
目立つ脳梗塞の脅威だ。
まさかあの人がと思われる健康オタクの相手もいるが、
脳梗塞は例外なく
みんなの日常を突如奪っていく。
持ち直してもきついリハビリを受けることに。
それでも不自由になった体が
完全に元通りになることはないみたい。
私にもいつ襲い掛かってくるかもしれない脳梗塞。
長く生きてきた体の奥深くその病魔は隙を伺っているかも知れない。

だからといって
委縮した暮らしも御免だ。
明日を信じて前向きにかけていくしかない。
どちらにしてもゴールはそう遠くないのだから。
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料理は娘のために

2019年09月10日 02時56分09秒 | エッセ
 冷蔵庫には梅干しと卵が二三個あるだけ。夕食は、さて何を作ったものかとひと思案。キッチンの隅にあった玉ねぎと冷凍庫の乱切り茄子を見つけて即決まった。
 暑いときは辛い物がいいと、茄子カレーを仕込むことにした。調理は熱い思いをするが、手作りカレーはかなり美味しい。ただ、娘が食べる気になるかどうか見通せない。暑い中仕事に疲れて帰宅する。よほど食欲をそそるものでないと、食べてくれない。
 カレーを仕込みながら同時に卵丼も調理する。丼は娘の鉱物である。どちらも玉ねぎを使うから手間いらずだ。小麦粉とカレー粉を炒め牛乳でダマにならないよう丁寧にのばす。炒めた玉ねぎを加え込みグツグツ煮こむ。そうなれば卵丼を作る時間ができる。
 夕方七時過ぎ。帰った娘は、カレーを一口、あとは卵丼を平らげた。作ったカイはあった。
 残されたカレーを食べながら、明日の買い出し食材を頭の中でチエックしていた。
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紙芝居に向かって

2019年09月09日 09時32分21秒 | エッセ
いよいよ二週間後に、
「つねじいさんの紙芝居」の二回目。
そろそろ用意にかかります。
先週は畑仕事に
集中したおかげで、
じっくりとイベントのようにができそうです。
今回は「王様の耳はロバの耳」
紙芝居の後
子供たちにしてもらう塗り絵も予定枚数をコピー。
読み練習も開始。
お次はコーナーのせっていんぐのプラン。
前回は童話のキャラクターを配置しましたが、
今回はどうするかな?
衣装は
ミルマスカラスよろしく
オーバー衣装に
王様のガウンと王冠、杖を使うことに。
考える間が、
楽しいんですよね。
若い頃みたいに、
なかなかアイディアがわきませんが、
精一杯楽しみます。(笑)
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詩・晴れ舞台

2019年09月08日 12時34分53秒 | 文芸

その年で何やってるの?
妻の皮肉を聞き流し
子供たちの前に立つ
「つねじいさんの紙芝居だよ」
クスリと誰かが笑った
堰を切り
広がる笑顔が波になる
つられて顔が綻ぶ
幸せな空間を手に入れた瞬間だ
歌っておどけて
はちゃけてみせるおじいちゃん
「はい。おしまい」
ほんのひとときだった
おじいちゃんの晴れ舞台は終わった 



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老いをしみじみ

2019年09月07日 12時27分19秒 | エッセ
年を取るのが
こんなにも早いのかと
実感するこの頃である。
妻はとみれば、
まだ私には追い付かない気構えでいる。
そういえば五十代のころ
もっと夫婦間の年齢のギャップは
顕著だったなあと思い出す。
その投稿文を見つけた。
あとどれくらいかかるか、
私と妻が
老いを
しみじみと語り合える日を迎えるのは。(苦笑)

投稿文より
「お父さん。娘さんに買ってやるんですね」
 そう店員さんに言われたとき、返す言葉もなく立ち尽くしてしまったわたし。妻と一緒に買い物をした時の出来事である。妻と言えば、そばでクスクス……!
 わたしと妻の年齢差は十三.そのうえ二十代のころからオッサン顔のせいで、四十歳近くに見られたわたしに対して、丸くふっくらした幼顔の妻。実際以上の年の差に見えてしまう。
 結婚した当初から、年の離れた兄妹に勘違いされるのはしょっちゅうで、そのうち慣れて面白がるまでになっていた。
 それが今度は父と娘に間違われた。これはかなりのショックだった。
 確かに五十の大台に近くなり、白髪としわが目立ち始めては、(もう兄では通用しないかも……)と胸のうちでは納得も止むを得ないと思い出していたものの、表向きにはそう簡単に妥協できない。
「あの……わたしら夫婦ですねん」
 小声になるも、相手の失礼な(?)勘違いへの抗議だ。店員さんは「へー?」と言ったきり、黙り込む。納得いかない表情を見せる。でも今にも吹き出しそうになるのを必死に堪えているのが丸わかりだ。
 こんなざまでは、あと数年でソフト孫……?エエー、やめてくれー!
 妻よ、早く年を取ってボクに追い付いてくれよ!似合いの夫婦に名実ともになれるよう努力を怠らないでくれ。じゃないと、もう離婚だぞ!
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たまご丼

2019年09月06日 05時06分20秒 | エッセ
我が家の料理番になったのは、
定年がきっかけだった。
調理師資格を得てから。
レストラン、喫茶店、食堂、弁当仕出し店などをはしごして四十数年。
料理は仕事であって
家庭の食事作りをすることは殆どなかった。
即席ラーメンぐらいが関の山だった。
 定年を迎えてから
家でぶらぶらしているのを見かねた妻が
「家族の料理お願いできるかしら?引退したプロの料理人さん」と皮肉った。
聞き流せばよかったが、
気が短い性格、
ムキになって
「よっしゃ!家庭の料理番やったる」
天皇の料理番というドラマを観ていた影響もあっての料理番宣言。
仕事をしている妻も子供には好都合。
家庭での食事の一切を
引き受けさせられてしまった。
 洋食が専門だったが、
家庭料理で
上品なコースものなど不向きとあって、
パソコンのレシピサイトを活用した。
家庭料理とプロの調理知識とワザが
相乗効果を見せたのか、
好評そのもの。
しかし、いくら美味しいレシピでも、
同じものが続くと、
クレームが出る。
いろいろ言われるのも
プロだったプライドが許さない。
和洋中を組み合わせて工夫を重ねた。
ただ料理番も疲れるときはある。
そんな時に
必ず出番を迎えるのが卵丼。
タレさえ作り置きして
ストックしておけば
、あっという間に出来てしまう。
しかも「お父さんの丼は最高!」と
賞賛される。
かつ丼、木の葉丼などなど、
アレンジも簡単だし、
飽きられる心配もなくなり、
一石二鳥というわけだ。
小鍋でタレと玉ねぎのスライスを煮る。
白ネギがあれば言うことはないが
、玉ねぎだっていい味が出る。
卵を二個溶いて、鍋にまず半分入れる。
仕上げに半分入れて蒸らせば、
トロトロ卵丼の完成である。
家族が留守でおひとりさま食事の折も
卵丼は欠かせない。
自画自賛ながら(俺の作る丼は最高!)と、
おかわりもしてしまう。
家庭の料理番の強い味方に
感謝してもし足りない。
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またも夢?

2019年09月05日 16時05分13秒 | エッセ
暑い!
畑仕事、今日は一日草刈り。
ちょっと早めに終わって帰宅。
いまガクーッ状態です。

ところで、
依頼された紙芝居の一つに決めたのは、
宮沢賢治先生の名作から、
注文の多い料理店。
やっと練習を始めました。
そしてもう一つ、夢を見ています。
ふるさと加西の戦争遺跡の逸話の数々を
紙芝居で伝えたいなあと思い至ったのです。
いま資料を読み込み中ですが、
これをお話にまとめるのは
、いやはや困難を極めそうです。
しかし、夢の実現へ、
余生をかけるのもアリかなと
想う老人です。(苦笑)
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花爛漫

2019年09月04日 01時47分12秒 | エッセ
窓から望める庭に、サルスベリとムクゲの花が暑さに負けず、咲き誇り。夏バテを一瞬忘れさせてくれる。花木を植えるのは両親の影響が大である。最も積極的に植樹を薦めてくれた母は他界、父も脳梗塞で倒れて長らく療養している。ふたりが植えてくれた金木犀が二本、季節になれば香りのプレゼントをしてくれる。我が家のシンボルツリーともいえる桜の大木は春に必ず満開の花を披露、母が好きだった柿木をはじめとした実のなる木々が家族に式の楽しみを魔弾鳴く提供してくれている。あれは、30年前が始まりだった。
Uターンした故郷に定住、田んぼを潰した上に家を建てたのが三十数年前。周囲は赤土がむき出して無粋極まったが、周囲は豊かな山並みに囲まれた環境で、自宅の庭に花や木を植えるなど、思いつきもしなかった。
「ほれ、庭に植えとけや。なんもなかったら寂しいて、庭が泣きよるさかいに」
 椿に苗木を手にしていたのは母。悪い足を引き摺ってわざわざ来てくれたのだ。
「こんな田舎の家に庭は要らんやろ」
「庭の花や木は住んでる人の心に潤いを与えてくれるんや。お前が面倒くさかったら、母ちゃんが植えたる境、任しとき」
 母はしょっちゅう苗木を買ってきては、庭とも呼べない一角に植え続けた。無視するわけにいかず、庭の整備に取り掛かった。
「こんな木の苗が売れ残っとったで」
 父が植え付けたのは桜だった。
「毛虫がついて困るやんか」
「アホ。それを手入れしたるさかい、木は大きゅう育ってくれよるんやがな」
 父と母のお節介にいらだったが、庭はどんどん充実していった。
 金木犀の香りが庭を包み、ベニバナトキワマンサクの鮮やかな赤花、そして極めつけはさくらの大木。春には目を見張る桜模様を見せてくれる。ほかに椿、ドーダンツツジなど、四季を通じて庭を彩ってくれる。今は我が家の庭が癒しの場になっている。両親のどや顔を思い出しながら感謝している。
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は~ひ~ふぅ~

2019年09月03日 12時31分57秒 | Weblog
いまお昼。
部屋に入ると、
クーラー始動!
これで救われる。
先月半ばまでは、
この文明の利器がなかったっけ。
実は早朝から土木工事?
畑の排水を促す溝を掘りまくったのだ。
きょうはすこし温度も下がるかなと思ったのが
間違いだった。
日が顔を出すと、
みるみる暑くなった。
汗はだらだら、
こまめに休憩を鶏がら、
モグラになった半日だった。
一応溝の配置も深さも予定通りに。
最後の仕上げをしたかったが、
4時に歯医者を予約している。
諦めて帰宅、
シャワーを浴びて小ぎれいにしておかなくては
、歯医者さんにも嫌われるよな。

しかし、残暑とは言えない酷暑ぶり、
何とかならないものだろうか。(ふぅ~~)
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徒然メモ

2019年09月02日 02時32分51秒 | エッセ
きのうも雨の中、
イノシシ柵の仕上げにかかりました。
とりあえず完了です。
ただシカなら飛び越えられる高さ。
しかもアライグマまで出没します。
なるようになるさと
開き直ることにします。

投稿川柳が掲載された冊子が届きました。
めったに採用されないので、
しばしいい気分に浸りました。

さて今日は
まず市役所へ。
帰って畑仕事と
予定は立てていますが、
出先で友人と出会えば、
予定変更はしょっちゅうです。(笑)
先の限られた高齢者仲間を
無碍にはできませんよね。
少し涼しくなったので、
またウォーキングを楽しむかな。
しかし、
暑い間さぼっていたツケを
取り戻すのは容易じゃない高齢者、
まあ、駄目でもともと
やらないよりはましですよね。
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