俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

菜の花

2009年03月27日 | 俳句

『キャンパスは 東風の吹く頃 春休み』
(きゃんぱすは こちのふくころ はるやすみ)

『欲しきもの 遠見の華に 花見酒』
(ほしきもの とおみのはなに はなみざけ)

『山桜 神の情けか 髪飾り』
(やまざくら かみのなさけか かみかざり)

『山桜 社の石段 花の道』
(やまざくら やしろのいしだん はなのみち)

『縕袍でも いっちょらならば 花衣』
(どてらでも いっちょらならば はなごろも)

『気になりし なんなん菜の花 明日香道』
(きになりし なんなんなのはな あすかみち)

『菜の花や 月は新月 日は沈み』
(なのはなや つきはしんげつ ひはしずみ)

『菜の花や 菜の花だけの 良いところ』
(なのはなや なのはなだけの よいところ)

『菜の花に 埋もれて見たき 齢かな』
(なのはなに うもれてみたき よわいかな)

『菜の花は 幸せ色の 黄色です』
(なのはなは しあわせいろの きいろです)

『花菜風 潮の香乗せて 吹き上ぐる』
(はななかぜ しおのかのせて ふきあぐる)

コメント
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