俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

青き踏む

2009年03月28日 | 俳句

『吾子の来る 嫁生誕日 花水木』
(あこのくる よめせいたんび はなみずき)

『川べりに 光集めて すみれ草』
(かわべりに ひかりあつめて すみれそう)

『出迎えは ぼんぼり灯りの 山桜』
(でむかえは ぼんぼりあかりの やまざくら)

『朝寝して 今日はなにをと 朝寝する』
(あさねして きょうはなにをと あさねする)

『球春や イチロー人気に 腹の立つ』
(きゅうしゅんや いちろーにんきに はらのたつ)

『咲く花の 散るを感じて 春の暮』
(さくはなの ちるをかんじて はるのくれ)

『漣に 光散らして 春の水』
(さざなみに ひかりちらして はるのみず)

『迎撃の 成否に怯ゆ 春の夢』
(げいげきの せいひにおびゆ はるのゆめ)

『ツルハシは 鶴の嘴 春の昼』
(つるはしは つるのくちばし はるのひる)

『青き踏む 止めなくなった 政治ゴロ』
(あおきふむ やめなくなった せいじごろ)

コメント
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