松本城公園の梅
自動車燃料の品薄が深刻化したのを機会に自転車通勤を始めることにした。
まず初日は通勤車を駐車場に置き、50分かけて帰った。
街道は半月が中天にかかり程良く明るい、姿勢を正して兵隊さんのように歩いた。
寝る前に自転車のバッテリーを充電機の上に置いた、目が覚めるまでに充電されるだろう。
翌朝 天気晴朗にして風はさわやか、自転車通勤初日に相応しい日である。
物置から自転車を引き出して埃を払いバッテリーをセットし、タイヤに空気を詰めた。
通勤往路は下り坂が続く、アシストのスイッチを切断しても自転車はグライダーのように走り続ける。
自転車は歩道を走っている、それが違法かどうわからないが、渋滞の車列を横目にグングン走る、途中でアシストスイッチをオンすると自分の脚力が一気に10倍に上がった様に思える。
車通勤とほぼ同時間で走り抜けた。
夕刻になって退社時 飲酒を伴う宴席があって自転車は玄関の中に入れた、程度の良い自転車?は狙われるらしいから。
タクシーで帰宅し、出勤はママタクシーに乗った。
今日の帰宅は自転車で坂道を登る、そのためのアシストである、なんだ坂こんな坂と一気に登りつめる心意気はある。