3月24日6:15
戻り寒波を甘く見ていたようだ。
カクレミノは真冬のように葉をしっかり丸めて触るとかさかさと鳴った。
戸外に置いた温度計はー6.5を示して、地表は白く堅く凍った。
昨夜遅く水道凍結防止帯に通電したことは適切だったと思う。
原発事故被災地で放射線の脅威にされされている方々の不安を想う。
X線が医学にもたらした功績は計り知れない。
しかし その黎明期 放射線が人体に与える作用について深くかんがえることはなかったらしい。
当時の放射線技師は無防備で放射線に晒された。
その結果 多くの技師さんは子宝に恵まれなかったし、皮膚の腫瘍に悩まされたと聞く。
現在の医療用放射線機器から無用な放射線漏れは皆無であり、少量の放射線で必要な情報が得られるように改良されている。
その上に医療機器から放射線が発射される時間は極く短時間である。
一方放射性物質は、その物質がある限り長期に渡って放射線を放射し続ける厄介な代物である。
通常分厚い鉛の容器に収められている筈の放射性物質が空間に飛散していて、それが人類にどういう結果を与えるのか誰も判らない。