常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

黄沙に沈む街

2011年03月20日 | 季節の便り

 松本の街が黄沙に沈んでしまった。

北アルプスの稜線もかすかである。

マウスもテンキーもAC電源も裏返すと全てにchinaの文字がみえる。

 今年も黄土地帯からはるばる黄沙がやってきた。

 黄沙の故郷に一度は行きたいと思っている。

西方に広がる大砂漠から数億年をかけて風に運ばれた黄土が、厚さ数十メートルにも堆積されている。

この黄土が水に流れ黄河となり、風に吹かれて黄沙となる。

黄沙は様々な気象条件が合致して早春のころ日本にやってくる。

一般に言われている春霞み も、その一因を黄沙が担っているのかもしれないと思う。

 

 

コメント
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