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巣箱の取り付けと 土手焼きの想い出と

2011年03月28日 | 季節の便り

 

専門家?に意見を求め最も野鳥が入りやすい場所に巣箱を付け替えた。

今年はどんな家族が来てくれるだろう

被災原発はかなり悪い方向に進んでいるようだ。

事故当初から、この事態は想定されていたのだろうと思うようになった。

原子炉はマッチで点火した火とは全く違う火が燃えている。

従来の消火法では歯が立たない。

土手の枯れ草を焼く土手焼きは春先の風物詩である。

しかし一たび強風に煽られると火は津波のような暴徒となって手が付けられなくなる。

子供のころの春 土手焼きをした、土手焼きは害虫を殺し、若草の発芽を促すという。

背の低い枯れ草は簡単に燃え尽きたし、木の枝で叩けば消すのも容易である。

完全に火の恐ろしさを見下していたようだ。

しかし突風が吹いて火が荒れ燃え広がった。

丈の高い枯れ草が音を立てて炎上し、炎は風を呼んで火柱が天に届くと思われた。

私は泣き叫んだらしい、大人たちが駆けつけて消しとめてくれた。

大人にとっては日常的な出来事だったのだろうが、その時の炎の恐ろしさは今も思い出す。

 

コメント
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