昨日は、ふとしたことからレッスン中にセッションとなり、楽しく遊んでしまいました。
たまたま、生徒がコード奏法のできるTさんだったので、そんなことができたのです。
曲のキー(調性)とメロディー、コードネームさえわかれば、何も打ち合わせとか練習しなくても、すぐに合奏したり、もちろん一人で弾いたりもできる。
これが「コード奏法」、そしてそれに使う楽譜が「リードシート楽譜」です。
クラシック楽譜と違って、五線譜は1段、メロディー譜だけです。
その上にコードネーム、そして下に歌詞が書いてあります。(歌詞のある曲の場合)
例)「若葉のころ」の一部
伴奏やアレンジは書いてないので、演奏者が自分のセンスで弾きます。
即興演奏の場合はその場で考えて弾きますが、ちゃんと編曲して使うこともできるわけです。
リードシートでの演奏は 弾く人の実力に応じてどんなふうにでも弾けるし、楽しいし、アレンジのセンスやテクニックを勉強するテキストにもなるので、ヒバリ先生としては大変おススメなのですが、近ごろ とんとリードシート楽譜が見当たらなくなりました。
そんな中、わずかに一部のマニアやセミプロぐらいの人のために、昔から発行されつづけている楽譜があるので、ご紹介します。
昨日「永遠のポップス1」をご紹介したので、今日はそれ以外で、ヒバリも持ってるものを何冊か。
(それぞれ、画像クリックでAmazonのページに行けます)
■ 永遠のポップス(2)
「若葉のころ」が載ってたのはこっちでした。
(1)はポップスの黎明期ぐらい~1970年代ぐらいの曲が多いですが、(2)には'80年代ぐらいまでの曲も載ってる感じです。
ヒバリの持ってる古い版では(1)に458曲、(2)に358曲、収録されています。
今は再販を重ねて、曲も少し入れ替わり、曲数も変わってるかも。
■ スタンダードジャズのすべて ベスト401
こちらはスタンダードジャズのナンバーが網羅されています。
(1)(2)401曲ずつ、合わせて820曲。
ヴァース、歌詞も載っています。
コードが、あんまりプロっぽくない部分もありますが、専門家の人はご自身のセンスでコードをつければいいです。
「永遠のポップス」2冊と「スタンダードジャズのすべて」2冊を持っていれば、大体、セミプロとか学習者には事足りると思うので、できればみんなにも持っていてほしいけど、でも、教材として買ってね、というには高いんだよね。(1冊5000円弱です・・・)
お金ある人は買ってください。