12月に開く発表会のオープニング曲、今年は「ジングルベル・ロック」に決めました。
ゴマちゃん(中1)に振った役割りは、イントロのピックアップや ところどころに入るフィルインなど、出番は飛び飛びなのですが 、むしろそのせいで なかなか難しいパートです。
合奏するときの役割りで、 メロディーはもちろん重要なので上手に弾かなければなりませんが、 わかりやすいので意外に弾きやすいです。
ですが、的確なフィルインをピシッと間髪入れず投入していくのは、メロディーとは違った難しさがあるので、経験を積んだ上級生にやってもらうことになります。
今回ゴマちゃんには、ショルダーキーボード(ギターのように肩からしょって弾くキーボード)を使って、ジャズギター風のパートを弾いてもらうことにしました。
「まずはイントロからだからね」と楽譜を見せます。
「え、これ、私が一番に出るってこと?」
「そうだよ。イントロだもん」
「えー、心臓バクバクじゃん〜」
「だって中学生でしょ。(ゴマちゃんは今年から中学生になった)今年 中学生は4人。ひまわりちゃん(中3)とグリーンロードちゃん(中3)は伴奏やらなきゃだし、ちくわ(中2)はドラムだから、もうこの役はゴマしかいないじゃん」
「そっかー」
と言いながら、ゴマちゃんはショルダーキーボード「ソノジェニック」を肩にかけて「ギター」の音をセットし、さっそくイントロ〜フィルインを弾いてみて「いいね!かっこいい🎵」と気に入ってる様子です。
「かっこいいよねー」と先生も同意。
あれこれ弾いてみていたゴマちゃん、Cのコードを弾いた時 たまたま「ラ」の音も一緒に出てしまったのですが…
「『ラ』ってかっこいい…なんかかっこよくない?こうやってCと一緒に「ラ」を弾くと…」
と新鮮な驚きがあったようです。
「そう、かっこいいね。だって、それってジャズでよく使う音なんだもん」と先生。「何ていうコードだかわかる?」
聞かれたゴマちゃん、真剣に音を探り、「ド、ミ、ソ、でCでしょ?それにラがつくから… C…と 1、2、3、4、5、6…だからC…シックス?」
「ピンポーン!大当たりー\(^o^)/」
C6のように、コードに6の付加音をつけた和音は、デキシーランドジャズなどの時代によく使われたので、和音に6thの音を加えると、たちまち曲の雰囲気がジャズっぽくなるのです。
ゴマちゃん、するどい発見したね!
さすがヒバリ教室ジュニアクラスの最古参だ(^O^☆♪
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