HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

正しい音に命中させるには 手の位置を決めて🎵

2023年04月26日 | 音符・楽譜・テクニック

おにぎりくん(小5):

「学校の音楽で歌ってるから、これ弾きたい」と、歌集の中の「勇気100%」を弾き始めました。

元気があって、なかなかいい曲なんですが、いざ弾いてみたら

「歌うと簡単なんだけど弾くと難しい〜」と、思ったより手強かったようです。

メロディーの音符を、指11本で追いかけていくと難しいんだよ。そうじゃなくてね、この歌でいえば、「がっ、か、り、し、て、め、そ、め、そ、し、て、」と一つ一つ探さず、

.まず「がっかりして」というフレーズを全部カバーできる指づかいを考えて、先にそれを配置してしまう。

.そして歌に沿って弾けば、あっという間に滑らかなメロディーが弾けるよ!手の形も、一番合理的で無理のないフォームになってるはず。



そのままの位置で次のフレーズを弾こうとすると 指が足りないので、手全体を 3の指をラの音に置く位置」に ひょいっとジャンプします。(その辺は先生にアドバイスしてもらって)そして「めそめそして」がカバーできる指番号を配置歌に沿って弾けばOK


その次はもっと簡単。

今置いた位置で、手の向きを少し回転させて「ミ」の音が弾けるように置けば、「どうしたんだい」もすぐ弾けます。


本を音読するのとおんなじで、文字(音符)を一つ一つ、たどたどしく読んでいくのではなく、言葉単位、フレーズ単位で読む(弾く)ことに慣れていきましょう。

その方がずっと音楽的だったり文学的だったりになるのでね。

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