爺々のひとりごと

毎日目にする何気ない風景そして風物詩気ままに書き綴っていきたいな

師走の恒例行事Part2

2015年12月30日 | 日記

大昔天井に乾いた音が響いたものだ トーン トーン
父が杵を落とし母が臼で餅をこねた 子供心にその呼吸の絶妙さに驚いた
ご近所さんからも音が聞こえた
最近では 器械での餅作りその餅もスーパーで購入する家庭が多い
我が家では 毎年二十八日末広がり縁起の良い日に行っている
九の日そして一夜餅は 避けている
今では 器械ですが我が家の伝統ご紹介

         
                  もち米を水で浸してセイロへ

私の役目は ボイラーマン
孟宗竹が火力があり燃えると釜戸に押し込めば長続きしますので便利
この役は もう二十年以上続く

               
                    どうです 適度な火力湯気も もうもう

何よりこのセイロが年季を感じさせます こんな年代物我が家だけかも
もち米ふき上がりますと餅つき器へ

          
                         数分で真ん丸に

我が地区は 昔からお正月の飾り付けは なし
数百年前部族の戦いに敗れ以来お正月の飾り物ないという言い伝えがある 新年は 母の喪中でもあり初詣もない為鏡餅は 作りませんでした
孫たちの希望で食べるだけつくりました
例年お供え用に丸めるのですが袋に入れ延しました

           
                       内外孫たちも一生懸命

さあこれで大晦日の年越し蕎麦打ちを残すのみ
今年も色々ありました
このブログで本年は 締めたいと思います 仲間の皆さんありがとうございました

さあ新年が輝かしい年でありますようにお祈りいたします