古来より西の吉野 東の桜川と並び称された桜の名所
常よりも 春辺になれば桜川 波の花こそ 間なく寄すらめ 紀貫之 後撰和歌集
春になると桜の花びらが川面を覆って流れていく少しの間も空くことなく壮観なものだ 桜の名所桜川の評判は遠く平安京まで知れ渡っていた 見たことがない桜川の桜を想像して詠んだ
謡曲 桜川は 桜の名勝地として名高い磯部一帯が舞台です 室町時代桜川磯部神社の神主が当時の関東管領に花見噺を献上した
六代将軍足利義教が世阿弥元清に作らせたのが謡曲桜川です
日本の国花が山桜だとご存知でしたか 桜川のサクラも同じ山桜なのです
ソメイヨシノは 一本の木から接ぎ木で増やされました つまりクローンなのです ですから同じ気象条件の下でほぼ同時に花を咲かせます
自生種の桜は 一本々遺伝子が異なるため花の色や 形 開花期も異なります
櫻川磯部稲村神社周辺の桜 国の名勝 国の天然記念物に指定されてます
櫻川磯部稲村神社風格を感じさせます
桜吹雪お分かりになりますか
NHKテレビ取材班が境内に 先刻訪れた雨引楽法寺 桜とクジャクのタイトルで放映見て訪れました 今回そのクルーとお会いするとは 偶然
明日放映とのこと クルーを追いかけ肝心の御朱印忘れました
桜川公園に満開の山桜がお出迎え
名勝桜川の桜まつり の幟
取材班が神社から公園へ移動してました
宮司さんに取材中
後日その模様放映 満開の桜のご報告と思いきや なんと 伝統の桜に異変 ショッキングなタイトルでした
数百本以上の山桜がありますが減り続け十年で100本以上枯れたりしている
山桜の植樹保全計画立案 宮司さんの近くの桜子供たちが植樹して十年目復活が見始めているようだ国の天然記念物後世に受け継いでほしい
地域一体となって保全していきたいそんな内容でした
素晴らしい桜川公園
山桜が美しい山へ向かいました この地区には 数千本の山桜が自生するようです
山桜が中央左の展望台へ
途中からこんな光景が
展望台の看板に 桜源郷平沢高峯展望台とありました
まさに桜源郷 絶景でした
今年の桜開花から満開までが早かったが天候にも恵まれ堪能いたしました 日本に生まれて良かった
次は 我が家の枝垂れ桜でロングランになりました桜リポート最終章にしたいと思ってます