自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

“花と実(タネ)”とジャガイモとわたし,よもやま話(番外編 ③) 

2014-02-06 | 随想

サボテンの実生実験は数種に亘り,継続的なものになりました。 

1月18付けの第9話に付け加えていきましょう。下写真は,双葉が退化した品種が芽生えた様子を撮ったものです。

 


やがて,すこし長細くなってきて,上の方に棘が出てきました。よく見ると,先の方はゴツゴツしたかたちになっています。 


近寄って撮ったコマもありました。


下写真は,掘り起こして撮ったものです。かたちといい,棘の出方といい,いかにもサボテンらしい感じがします。 カビが生えていて鮮明さがすっかり失われていますが,雰囲気は伝わってきます。


このサボテンは球状に育っていきました。ソフトボール大の大きさで,鷲の爪を想起させる先端の曲がった棘が周りを覆ったのでした。 なんとも鋭い棘で,わたしは何度か手に引っ掻き傷を負いました。懐かしい思い出です。