サボテンの実生実験は数種に亘り,継続的なものになりました。
1月18付けの第9話に付け加えていきましょう。下写真は,双葉が退化した品種が芽生えた様子を撮ったものです。
やがて,すこし長細くなってきて,上の方に棘が出てきました。よく見ると,先の方はゴツゴツしたかたちになっています。
近寄って撮ったコマもありました。
下写真は,掘り起こして撮ったものです。かたちといい,棘の出方といい,いかにもサボテンらしい感じがします。 カビが生えていて鮮明さがすっかり失われていますが,雰囲気は伝わってきます。
このサボテンは球状に育っていきました。ソフトボール大の大きさで,鷲の爪を想起させる先端の曲がった棘が周りを覆ったのでした。 なんとも鋭い棘で,わたしは何度か手に引っ掻き傷を負いました。懐かしい思い出です。