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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(なおなおなお) ~ポット植え結果,残り2つ~

2014-02-11 | ジャガイモ

1月8日(水)。ポット植えの実生ジャガイモが残り二つになりました。寒くなってきて,葉が急に勢いを失いかけた感じがします。


1月13日(月)。どんどん葉が黄色くなってきました。枯れ始めたのです。


1月31日(金)。地表付近にはイモが見えます。子孫を残して,地上部はすっかり枯れてしまいました。


2月8日(日)。茎から水分がなくなり,からだ全体がカサカサになりました。どんなイモができているのか,それを確かめたくて地表付近の土を除いてみました。



イモは三つ。 

葉でつくられた養分は,ストロンをとおして塊茎に貯えられていったのです。このイモもまた,今春,植えようと思っています。

 


ロウバイと虫(また)

2014-02-11 | ロウバイ

ロウバイが香りを放つと,きっちりそれに誘われて虫たちが訪れました。

キンバエの一種です。よく見ると,脚に花粉が付いて白っぽくなっています。目立つ昆虫なので,辺りに対する警戒心も強いのでしょう,それなりの機敏さが感じられる動きでした。それで,一層注意深く観察を続けました。 


間もなく,一つの花に入っていきました。格好を見ていると,いかにも,蜜を舐め取っているといった感じです。時間をかけて,蜜を口にしていました。 


別の花で見かけたのがケブカカスミカメです。体長は3~4mm 。出現期は3~10月なので,今の時期からすると早いといえるでしょう。このカメムシはまったく急ぐふうでもなく,思い切り蜜を吸っている様子でした。


最短距離から写したのが下の写真です。 


口吻を撮りたくて,粘って撮ったのが下写真。 下向きに開いた花を,見上げる格好で撮りました。


そのうちに,花からゆっくり出てきました。口吻を伸ばして掃除をするしぐさが見えました。きれい好きなのですね。そんな瞬間を写したものが下写真です。小さいなりに,堂々とした姿勢であるところが,なんとも見事です。 


花弁の間に,身を潜めるような格好で静止しました。触覚の長さは大したものです。これがアンテナになって,匂いを察知するのです。よく見ると,からだに花粉が! 


すこし離れたところに蕾がありました。その一つが開きかけていて,訪れていたのが常連のツマグロキンバエ。ほんとうに,いろんな花に来る昆虫です。好き嫌いなしに,貪欲に蜜やら花粉やらを舐めるようです。したたかな生き方ができる昆虫と表現してもよさそうです。 

 


こんなふうに,気にかけていれば,結構冬の昆虫にお目にかかれます。花がすくないだけに,昆虫の存在が際立って見えてきます。