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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

「ご教示,ありがとうございます」

2014-02-08 | 随想

1月27日付け記事『冬のアブラムシ』に関する話題です。

名がまったくわからない,下写真の昆虫とクリオオアブラムシの二つについて触れました。


時間をかけて検索しても名がわからないというのは,ときには消化不良を起こした感じがして,すっきりしないものです。「マア,いつかわかればいいさ」という場合もあるのですが,できれば早く解決できるに越したことはありません。


わかれば,ほんとうにすっきりします。この程,このすっきり感が味わえるという体験ができました。体長5mmに満たない小さなこの昆虫の正体がわかったのです。

先頃,記事を読んでくださったHさんとおっしゃる方から,「冬尺蛾の仲間です。私もよく知りませんが,以下のサイトが詳しいです」とのメッセージをいただきました。それで,教えていただいたサイトで確認したところ,ほんとうにシャクガ(フユシャク!)らしいのです。

おもしろいことに,今頃成虫で越冬するシャクガの生態はとびきりユニークなこともわかってきました。一化性で,冬に成虫が発生して産卵する,冬に成虫が現れるのは外敵から身を守るための戦略と考えられる,メスは翅が退化していて飛べない,そんな数々の貴重な情報が入手できたのです。

自然は,わたしにとっての未知でいっぱい。改めて足元の自然を再考していこうと思います。

Hさんに深謝。「お蔭さまで,すっきりしました」。この記事を読んでくださっていればうれしいのですが……。 

 


“花と実(タネ)”とジャガイモとわたし,よもやま話(番外編 ⑤) 

2014-02-08 | 随想

サツマイモの花の写真も数枚ありました。「これはしっかり撮っておこう」と思って写したのでしょう。

 


花は数個かたまって付いています。もう散ってしまったものもあります。 


花の中を覗いて撮りました。アサガオを思わせる花の中央奥に,蕊がひっそりと収まっています。 

 
蕊がどんなふうになっているのか,観察してみようと思ったのでしょう,花弁を切り開いて撮ったコマがありました。花の近くには,子房が残っている花も見えます。

 
こうして見ると,サツマイモはアサガオと同じヒルガオ科に属していることが形態からもよく理解できます。Tさんのお蔭で,すてきな出会いができました。記録写真はいいものです。