1月5日(月)。残ったポット植えのジャガイモのうち,いちばん元気そうなのがこれです。伸びたストロンの先に塊茎(イモ)が形成され,それが地表にむき出し状態です。塊茎は4個数えることができます。
1月14日(水)。 腋芽が太り始めました。色が赤っぽく見えます。どうやらアントシアニン系色素が合成されているようです。最後のポットです。どういうふうになっていくか,それを思うとたのしくなります。
茎を横に倒して,写真を撮りました。腋芽とイモの大きさははっきりちがっています。
近づいてよく見てみると,塊茎からも,ストロンの途中からも芽が出てきています。それらは腋芽とそっくりです。
二つ目の節(第2節)にある腋芽を見ると,たいへん込み入っている感じがします。どんどん芽が出ているといった感じです。
1月20日(月)。第2節の腋芽がぐんと膨らんできました。地表にあった塊茎の基部がいくつか,ストロンから分離してしまったために,急にこの部分に養分が貯えられ始めたのでしょうか。それとも,ジャガイモ自身が塊茎を太らせるのをあきらめて,腋芽に養分を回し始めたのでしょうか。
見る方向を変えて撮ると,養分の貯えられ方が見えてきそうです。それに,一つひとつの腋芽が塊茎とそっくりなのが印象に残ります。葉が芽のように生えています。頂部には頂芽がかたまっています。
写真を撮っているうちに,腋芽の一つにわたしの指が触れたために,落下しました。ポロッと簡単に落ちたのでびっくりしました。
いちばん大きな塊茎を見ると,目がいくつかあって,萌芽が始まっています。大きな芽,小さな芽,いろいろです。
このポット植えは,わたしに新しい知見を届けてくれそうな予感がしています。できるだけ長く育っていてほしいのですが……。