自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

マンサクと昆虫(9)

2014-02-21 | マンサク

ツマグロキンバエは,一年を通してあちこちの花を訪れる常連です。花にとっては上得意先です。「おかげさまで,……」という気持ちが強くあるでしょう。

すこし暖かい日差しを感じるときは,マンサクにもやって来ます。離れたところから観察しても,からだに花粉が付いている様子がよくわかります。それで,清潔にしておこうとしきりに掃除をするしぐさが観察できます。 


ハエが動いたので,もっと近寄って撮りました。オスです。花粉がかたまって付いています。 


近くの花に目を移すと,メスがいました。 


「どうするかな」と思って見ていると,歩いて別の花に移動した後,花粉を舐め始めました。 

 
わたしには気づいていない様子。おかげで,マアなんとか納得のゆく一枚が撮れました。感謝。