自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

マンサクと昆虫(8)

2014-02-20 | マンサク

寒さが和らいだ昼下がりのこと。日だまりができる天気なので,マンサクに昆虫がやって来るにちがいないと予感。カメラを用意して,しばらく観察していることにしました。

予感が当たりました。しばらくして,ハエが訪れました。そして,頭を花の中に突っ込んで食餌行動に勤しんでいました。 

 
今度はホソヒラタアブが飛来。蜜や花粉を舐めている様子です。アブは程なく飛び去りました。

 

 
隣りのアカバナマンサクに大型のハエがやって来ました。赤い花弁と,花の匂いを敏感に嗅ぎつけたのです。さすがに機敏!

 

 
ハエは警戒心が強くって,パッと飛び去りました。鮮やかな身のこなし方です。わたしがいないときに,また来るにちがいありません。

冬でも,わたしたちが比較的暖かいなと感じる日は,昆虫の活動にも快適のようです。大敵であるクモも,小さなものがごくわずかにいるだけ。のびのび食餌できます。