自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

石川の旅,印象深かったこの風景(3)

2017-04-14 | 旅行

能美市の健康ロードはわたしたちのお決まりのコース。田舎の風景にすっかり溶け込んだ桜並木,そしてそこを歩く人,通り過ぎてゆく人を見ると,田舎暮らしのわたしもなんだかこころが休まる思いがします。

冷たく,心地よい風がゆっくり流れていきます。遠く,雪にすっぽりうずまった白山連峰が輝いています。大麦が穂を出し始めています。風景がまさに日本海側の田園なのです。 

 
ちょうどサクラは満開。虫の目写真で撮りました。


日がかなり傾いていました。わたしとレンズの影を入れないように撮るのがたいへん。 

 
学校を終えた中学生が家路に着きます。


たのしかった一日を語り合うようにしながら,並んで帰ってゆきます。 

 
何人も通り過ぎます。

 
サクラはやはり青空がお似合いです。


絵になる風景です。こんなところで暮らすと,若いいのちが健やかに育たないわけがないと思えてくるほどです。

 


❜17 春,虫の目写真(4)

2017-04-14 | 生物

先日,ギフチョウの撮影に出かけたとき,虫の目レンズを携えて行きました。当たり前の,見慣れたショットでなく,一風変わった構図でこのいのちを記録しておこうと思ったからです。

菜の花で吸蜜行動中の姿を撮りました。口吻がうーんと伸びていました。 


短いいのちであっても,エネルギーを補給して生きようとするのは当たり前の事実。 

 

 
生まれるとすぐに交尾行動が始まります。地面に横たわったペアがいました。観察者は,踏み付けないように注意深く歩かなくてはなりません。なにしろ,飛翔能力が弱く,地面のあちこちで横たわる個体がいるのですから。

 


支柱にいるぺアも。遠景から,大きなケージに放たれていることがわかるでしょうか。