自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

石川の旅,印象深かったこの風景(5)

2017-04-16 | 旅行

からくり館に向かっている車中でのこと。T字路交差点に近づいたとき,前方に異様な建物が出現。こんなところに,いったい何の建物なのだろうと,3人で話している際に,ひらめいたのが「そうか,巨大なクルーズ船が金沢港に停泊中なのだな」という推測。

答えは,間もなくわかりました。交差点を曲がって進むと,船首が見えてきたのです。やはり巨大船でした。

対岸から遠望する船の,なんともでっかいこと! 救命ボートの点検が行われている様子でした。


帰路の話。見学できる旨の看板が立っていました。それで,急きょ,駐車場に車を停め,激しい雨のなかを歩いて見学場所に向かいました。


受付で手続きを済ませて,船に近づきました。「わぁーっ!」という感じ。船名は『DAWN PRINCESS(ドーン・プリンセス)』。

 
船に向かう招待者らしい人の列がありました。船の高さは,ビルに当てはめると10階建てぐらいでしょうか。


とにかく大きいという印象が残りました。

 
往路通ったT字路交差点で撮ったのが下写真です。

 


この船の名『DAWN PRINCESS』を頼りに,検索して調べると次のことがわかりました。

  • 総トン数   77,441t
  • 全長     261.31m
  • 全幅       32.55m
  • 乗客定員     1,998人
  • 乗組員       900人
  • 就航     1997年5月
  • 船籍      バーミューダ
  • 運航会社    プリンセス・クルーズ(米国)
  • 今回はオーストラリアを出発・帰着としたクルーズ

船内もびっくり仰天するつくり,装飾に違いないでしょうが,想像するほかありません。わたしが青年教師だった頃に乗船して訪中した『コーラル・プリンセス』は1万トン。すべてにおいて比べようがないほどです。それにしても,強雨のなかでなんと強烈な風景に出合えたことか!