自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

❜17 春,虫の目写真(5)

2017-04-15 | 生物

3月末のこと。庭でアマガエルを見かけました。春を感じてあわてて目覚めたのでしょうか。こんなに早く出てきて,大丈夫かなと心配になりました。

 
見ていると,とことこ歩いて移動して行きました。自分でも戸惑っているみたいに動き回りました。

 
やっと静止したので,目を凝らして撮ったのが下写真です。それにしてもよく肥えていること!


どっかとした後脚が,たくましさを物語っているよう。

 


大きな目は周りの世界をきっちりとらえる道具です・


ぴょんぴょん。どこに向かおうとしているのでしょう。いずれまた,しばらくは土に潜ることになるかも,です。

 

 


石川の旅,印象深かったこの風景(4)

2017-04-15 | 旅行

2日目。終日,雨。ときには激しい降り方で,たいへんでした。訪ねる先は『からくり記念館』。結果,そこではとてもたのしい体験をしました。なかでも,からくり人形の実演は目を引き付けました。というか,その見事さにはすっかり圧倒されました。


でも,今日のトピックはそれの話でなく道中での話。思いがけないすてきな光景に巡り合ったのです。「絵になる!」と,一目見て直観。何気ないまちの一角なのですが,そういうところにある日常的な風景のすごさを感じました。旅って,日頃見る風景との距離感が大きければ大きいほど,こころに強く残り続けるものです。


一つ。海沿いにある三階建て木造建築です。どうも,かつてなにかの店だったような。もう看板はありませんでした。


もう一つ。小さな漁船が数隻。向こう岸ずっと奥にヨットが並んでいました。橋の端っこで,見下ろす格好で撮りました。雨の中で苦労して撮った数枚のうちから,アップしておきます。レンズは魚眼レンズ。威力を発揮しているように思います。


ワンポイントでいい,こころに刻み付けられる出会いがあると,心底うれしくなるものです。3人とも大いに満足しました。