自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ハナウドで見かけたキアゲハの卵

2017-04-27 | キアゲハ

4月24日(月)。

いつものウォーキングで。ハナウドが伸びてきて,今いちばん目立つ草です。大きめの葉は他を圧倒しています。この葉にはキアゲハが卵を産み付けたり,そこに幼虫がいたりするので,たいていはそれとの出合いをたのしみにしながら歩きます。しかし今春は,キアゲハを見かけなかったので,卵の産付はまだまだ先のことばかりと思い込んでいました。

ところが,「それでも,一応確かめてみよう」と思い,探してみたのです。すると,なんとすぐに目にとまったのです。それも産み付けてから日が経ったものもあるのにはびっくり。


さらにびっくりしたことに,あちこちで見つかったのです。


さらにさらに驚いたことに,群生している葉ではなく,草刈り後に伸びてきた一本立ちした葉ばかりに! キアゲハには,ぬっくと突き出た葉の方が目に入りやすかったのかもしれません。たぶんそうなのでしょう。


4月25日(火)。

卵の付いた葉を数枚持ち帰ることにしました。もちろん,継続観察をしながら孵化の様子を撮影するためです。

 

 


ホソヒラタアブの幼虫・囲蛹

2017-04-27 | 昆虫

畑に植えていたカブが花を付け,その葉にモンシロチョウが盛んに産卵。それを観察している最中に,ホソヒラタアブの幼虫を数匹発見。幼虫はアブラムシを食して成長します。そのアブラムシが数匹いることを確認。幼虫がいることはごく自然なことだったのです。

 


幼虫を飼うのは自信がなかったので,そのままにしていました。そして後日,つまり今日4月27日のこと。モンシロチョウの卵を探しているときに,目に入ったのがホソヒラタアブの囲蛹。これはなつかしい!  透明感があるのは変態して間もないからです。囲蛹の発見で,それと幼虫とがつながって見えてきました。

 


こんなに透き通った感じ。生々しいばかり。


囲蛹から羽化する,まさにその瞬間をまだ見たことがないので,できれば見たい! そう思って,もちろん持ち帰ることに。

さて,結果はどうなるでしょうか。