霜が降りると,二度芋"ジャガイモ"は生長を停止します。葉が萎れるのです。わたしたちの土地にはまだ霜は降りていませんが,寒くなってきました。こうなると,いつ霜の姿を見ることになるのか,わかりません。
温室に置いている実生ジャガイモだって,直接霜害にやられなくても,ダメージは大きいはず。温室とはいっても,ボイラーはもう撤去済みですから。過去の観察例を思い浮かべると,枯れ始めるのは明らかです。ということで,現時点の様子を記録しておくのはとてもたいせつになってきます。
12月4日(月)。ポット株では……。
地表にこんなに塊茎がかたまっています。
赤みがほとんどなく,緑が際立つ塊茎。光の当たり具合によるのでしょうか。
いちばん右のストロンでは,先がわずかに膨らみかけ。先端には頂芽がはっきり出ています。
こちらの株では,真っ直ぐなストロンは太りそうにありません。でも,先に葉が。これは頂芽に当たるものです。土を被せておけば,塊茎が形成されたことでしょう。