自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

2018秋,ジャガイモ播種物語(10)

2018-12-06 | ジャガイモ

霜が降りると,二度芋"ジャガイモ"は生長を停止します。葉が萎れるのです。わたしたちの土地にはまだ霜は降りていませんが,寒くなってきました。こうなると,いつ霜の姿を見ることになるのか,わかりません。

温室に置いている実生ジャガイモだって,直接霜害にやられなくても,ダメージは大きいはず。温室とはいっても,ボイラーはもう撤去済みですから。過去の観察例を思い浮かべると,枯れ始めるのは明らかです。ということで,現時点の様子を記録しておくのはとてもたいせつになってきます。

12月4日(月)。ポット株では……。

 

 

地表にこんなに塊茎がかたまっています。

 

赤みがほとんどなく,緑が際立つ塊茎。光の当たり具合によるのでしょうか。

 

いちばん右のストロンでは,先がわずかに膨らみかけ。先端には頂芽がはっきり出ています。

 

こちらの株では,真っ直ぐなストロンは太りそうにありません。でも,先に葉が。これは頂芽に当たるものです。土を被せておけば,塊茎が形成されたことでしょう。