自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

冬,“虫の目”でとらえた虫たち ~ヤマトシジミ、終見~

2018-12-11 | 昆虫

12月10日(月)。午前。昨日記事にしたベニシジミを見かけるほんの先のこと。ヤマトシジミのオスが石垣にとまってからだを温めていました。活動するには気温が低すぎるようです。

 

午後。同じ空き地でヤマトシジミを見かけました。でも,昼前に見た個体と同じかどうか,わかりません。晴れているものの,やっぱり動きは頼りない限り。枯れ草にとまること自体,ふしぎなことです。

 

今度はロゼット状に葉を広げる草に降り立ちました。 

 

しばらくすると,翅を広げかけました。 

 

パァーッと広げました。光を浴びて体温を上げたいのです。そのとき,翅の端がレンズに触れました。びっくりしたように舞い上がりました。 

 

もしかすると,この日がヤマトシジミの成虫の終見日になるかもしれません。