自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒメアカタテハの幼虫,その後(8)

2018-12-30 | 昆虫

12月23日(日)。夜見ると,蓋にしているネットに脱皮後の皮が付いていました。ここで脱皮したのに,実際場面が目撃できなかったのがなんとも残念。

 

 

12月25日(火),夜。一匹が,ネットの内側で前蛹直前の行動をしています。絹糸を吐き出し,尾端を固定するための作業です。

 

糸の様子がわかるようにフラッシュ撮影をしてみると……。絹糸がこんなにどっさり。

 

拡大して写しました。糸の多さがわかります。これだけ口元をあちらにこちらにと動かしているのです。驚異!

 

前蛹に刻一刻近づいています。この例は変化のまとめ撮りとしては貴重な画像になるはず。

 


どうやら,この卵はヤマトシジミ(6)

2018-12-30 | 昆虫

12月29日(土)。氷点下の気温に何度か遭って,ヨウシュチョウセンアサガオはぐったり。もう萎れています。実ももうダメでしょう。もちろん,ヤマトシジミのものと思われる卵はまったく孵化の気配なし。穴が開いた卵が増えているのは寄生バチが出た名残りなのでしょうか。

ということで,今日撮った卵をいくつかご紹介して本シリーズに一先ず区切りを付けます。記事として取り上げなくても観察は続けます。

棘に付いた卵。

 

変化がまったく感じられ感じられません。時間が止まってしまったかのよう。

 

キイロタマゴバチがいた卵は……。かたちがやや歪になっています。もしかすると,ハチが誕生するかもしれません。

 

来春,この草で何かが起こるかも。すこし期待しておきます。