自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

冬,“虫の目”でとらえた虫たち ~ツマグロヒョウモン~

2018-12-16 | 昆虫

公園にて。12月に入ってからツマグロヒョウモンを見かけました。オスです。見ていると,セイヨウタンポポに舞い降りて吸蜜開始。意外に活動的なのは,たぶん薄日が射す午後だったからでしょう。つまり,気温がある程度あったからにちがいありません。

 

それが,途中で日陰にある生垣に移動。空は全体として影ってきました。チョウは途端に動きが鈍くなったような感じです。

 

同じ位置にいながら,姿勢を変えました。ちっとも飛び立つ気配が感じられないので,安心して撮影できました。 

 

わたしのためにここに舞い降りてくれたといった感じさえしました。 

 

ツマグロヒョウモンは成虫が越冬態です。この個体は無事に春を迎えるのでしょうか。そうであってほしいのですが。 

 


冬,“虫の目”でとらえた虫たち ~コカマキリ(続)~

2018-12-16 | 昆虫

シリーズ前回の続きです。今回は画像のご紹介です。

寒い中で精一杯生きて来たコカマキリ。未公開の,このカマキリの,わたしなりのベストショットをお届けします。くっきりと晴れた日,青空を背景にした姿は映えます。小さくても,さすがにカマキリの風貌です。わぁーっと構えた姿はなんともりりしく見えます。 

 

前脚を前に,両側にと大きく広げた姿は堂々たるもの。背景にゆたかな自然が広がります。こうしたシーンをみると,地球がいのちの星だとつくづく思えて来ます。

 

“虫の目”はまちがいなく,光を味方にしてこそ威力を最大限に発揮します。