自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

”虫の目”でとらえたヨウシュチョウセンアサガオ(続)

2018-12-15 | 植物

12月12日(水)。曇りのち晴れ。日が西に傾きかけたとき,ヨウシュチョウセンアサガオを撮り直しました。光がゴツゴツした棘に当たる光景は絶景かと思われるからです。光が射す中で撮るのはやはりサイコーです。

 

山の向こうに沈みかけた太陽が右上にあります。実が緑に染まっています。緑は光合成をする植物のいのちです。

 

果実の輪郭をくっきり際立てたくて,構図をあれこれ考えてみました。

 

向こうの方の果実も入れて,株の広がりを感じていただければよいのですが。

 

完全な逆光です。被写体の陰陽がはっきりしています。光を浴びる植物の姿がお伝えできたらと思い,撮った一コマです。

  

これから果実が熟す様子を追ってみようと思います。

 


冬,“虫の目”でとらえた虫たち ~コカマキリ~

2018-12-15 | 昆虫

冬の初め。寒い一日でした。すっかり葉が散ったモミジの木の,支柱。そこにコカマキリがまだ。とっくにいのちを失っていてもおかしくないのに,意外に元気なのです。

 

ときに薄日の射す午後。どんよりと空を覆う雲がこの種の写真には災いします。フラッシュを使わない場合,どうしても光量不足になるのです。このカマキリは寒さが身に沁みているはず。それに食べるものもないし……。

 

写真に収めていると,遠くから子どもが一人走ってやって来ました。なにを感じたのでしょう。なにもいわないまま去って行きました。 カマキリはなにを思っているのでしょう。

 

わずかな晴れ間を逃さずに。

 

 

時間が経って,晴れて来ました。