自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

冬,“虫の目”でとらえた虫たち ~ツマグロヒョウモン(続)~

2018-12-17 | 昆虫

前日に撮影したツマグロヒョウモンがどうも気になってしかたがありませんでした。無事に舞い上がったのか,そうでないのなら元気でいるのか,知りたいと思いました。それで朝,確かめに行ったのです。

すると,木の根元付近にいました。じっとして! 気温が活動できるだけ上がっていないので,飛び立てそうにありません。ありがたいことに,この日は朝から強い日差しが射していました。いずれ元気に舞い上がりそうです。

日差しがはっきりしていれば,写真の色彩もくっきりします。それで,改めて撮っておくことにしました。

木の根元付近で。向こうを人が通り過ぎて行きます。

 

しばらくすると元気になりかけて来ました。それで枝に置いてやりました。

 

少しずつ歩いて,垣根の上に行きました。

 

そのあとのこと。翅をパタパタッとさせて,舞い上がりました。弱々しい感じでしたが,ともかく視界から消えて行ったのです。ほっ!

 


冬,“虫の目”でとらえた虫たち ~ショウリョウバッタ~

2018-12-17 | 昆虫

ここのところ,ぐっと冷え込みかけました。この日(12月14日)の最低気温は氷点下を記録しました。

そんな朝,見かけたのがショウリョウバッタのメスです。もちろん動きは鈍いばかり。それにしても,よくもまあ頑張っていること! とはいえ変温動物ですから,相当なダメージを受けているはず。

 

左の後脚が失われています。厳しい目に遭ってきたのでしょう。 

 

力を振り絞って動こうとしている感じです。 

 

位置は一日ほとんど変わらず。陽が傾いた頃,夕陽の方向にすこし動いて行きました。

 

この調子だと,もう夜の寒さには打ち勝てないでしょう。