12月17日(月)。二つめの発見について記事にしましょう。
卵を見ていくうちに目にとまったのが,なんと寄生バチのキイロタマゴバチ。卵を産み付けているのです。寒くなっても,活動していることにびっくり。
直径1mmにも満たない卵に,極小のハチ。複眼を構成する個眼も見えます。まさにいのちの小宇宙です。
別の実でも見つかりました。
卵から離れようとしません。執着心がありあり窺えます。
卵の上で向きを変えます。少々実が揺すれても平気です。この実を採取して接写するとき,手から落下。「しまったー!」と思って見てみると,ハチは卵に付いたまま。これにもびっくりしました。